本命04レーベンスティール＠オールカマー2024予想

オールカマー2024の予想

中山11R 芝外2200ｍ
馬場想定：良～稍、コンクリ馬場想定
風向想定：南西8m/s想定

馬場・風向き

　馬場はなんか知らんけどまたコンクリになっている感じ。風の影響もあるかもしれんがちょっと今の中山は魔境やわ。多少の雨ではどうにもならんし、雨もそんなに降らなさそうだし、って感じ。風は南西からなので３角地点が完全向かい風に、HSも追い風に近い。8m/sは結構強め。

展開予想

　展開的にはアウスヴァールがハナを主張しそう。最近出足が怪しいフェーングロッテンだがこの距離でこのメンツなら番手外ぐらいまでは取れそうかなと。この２頭がとりあえずハナ争い。外からリカンカブールもこれにじわっとついて行って２列目外、レーベンスティール辺りも好位を狙えそうだが、ステラヴェローチェのノリがどの位置で勝負してくるかやね。ある程度前で乗るのかちょっとここは読みにくいかもしれない。

　ペースは上がらないだろう。コンクリ馬場だし今回のメンツで飛ばそうとしたって基礎スピードの質的に難しい馬が多い。60は流石に切ってほしいが、それでも微妙かな。60-57.5ぐらいで超スロー前後。L1最速の可能性は高いと思う。

予想

◎04レーベンスティール
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△01サリエラ
△08ニシノレヴナント
×11サヴォーナ14リカンカブール
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎レーベンスティール

　天気予報と土曜の馬場次第だなあ、とは思っていたが…ここまでとはって感じ。レーベンスティール本命にせざるを得ないというところかな。

　セントライト記念がまさにイメージ通りになる。中山2200ｍ戦でペースは60.1-58.8とスローからの12.3 – 12.1 – 11.7 – 11.7 – 11.0とL1最速。これで好位の中目で進めながら４角で外に誘導しつつ直線で鋭く反応して一気に突き抜けた。持ち味としてはギアチェンジにあると思っていてこの辺がソールとの差が出た一戦。ペースが遅い中である程度の位置を取れるし、そこから瞬時に動けるのでそこは魅力。

　前走のエプソムCは割とタイトに流れた中で結構やれたなという感じ。46.7-46.3と全体では平均で流れていた。もちろんこの馬の位置だとバランス的にはスローなんだけど、それでも11.6 – 11.8 – 11.5 – 11.5 – 11.6と割と淡々と。これで好位の外から直線早めに伸び始めてL2で先頭列まで来たし、そのまま２馬身抜けだす競馬で完勝だったと。相手関係は比較的楽だったとは思うが、それでもシルトホルンに４馬身差なのでね。流れてロングスプリントで追いかけてって競馬に対応してきたのは大きいかな。

　個人的には2000前後の方がいい印象で、中山2200ｍでもタフな馬場でポテンシャル戦だと微妙かなと。というか新潟大賞典や香港もそうだが、やっぱり標準ぐらいまで時計が掛かると甘い印象はある。ここまでコンクリ馬場は流石に初めてになると思うが、セントライト記念同様時計が出る馬場での南南西に近い風。条件的にレーベンスティールにとって揃ってしまったなという感じで見ているけどね。本命にせざるを得ない、という感覚。

○？

▲？

△サリエラ

　連下にサリエラを。まあ高速馬場でのロングスプリントは問題ない馬だけど、伸び始めが遅い馬で戸崎なので、正直展開が嵌らんと勝つところまでは難しいという判断。白富士S勝ちが強敵撃破。東京2000ｍで59.9-58.6とスローからの12.6 – 12.0 – 11.2 – 11.3 – 11.5とL3最速。仕掛けが比較的強めの競馬で中団中目から外に誘導、ジリジリしつつもL2で徐々に伸び始めてL1で突き抜けた。もちろんエリ女も良かったが、これも伸び始めは遅い。京都2200ｍ戦で61.1-59.6とスローからの12.7 – 11.8 – 11.6 – 11.5 – 12.0とL2最速ではあるがそこまで加速はない。後方外から伸び始め遅く、L1までジリジリと伸びてくるがという６着。まあここのルージュエヴァイユとの比較で見たときに大阪杯組との比較でタイプ的に近い中で前にも行けるステラを上位に取ったってところかな。

△ニシノレヴナント

　もうちょっと雨の影響が出てくれれば…というところで、流石に想定していたよりも馬場もコンクリだし雨も降らなさそうだしってところでちょっと下げた。ただスローバランスの方がいい馬だとは思う。グレイトフルSでは強敵キングズパレスを撃破できている。60.5-60.8と平均だが前が単騎。12.3 – 12.6 – 12.1 – 11.8 – 12.0のラップ推移で前のキングズパレスを追いかけながら直線L1でしぶとく伸びて半馬身差の勝利。ここでキングズパレスを楽に撃破できたのは大きいし、年末にしては比較的高速状態だった中で鋭く。コンクリが合う可能性もあるし、まあ出し切る必要はあるので我慢マン大野でこの南西方面のHS追い風状態だと連下までかな。多少軽い方がいいとは思っていたが、ここまでだと馬場軽すぎるわ。

×サヴォーナ

　後はサヴォーナを。できればイメージとしては馬場が悪化してタフな流れで前半のパワー型基礎スピードをと思っていたので、それはまず難しいだろう。サヴォーナの場合一応神戸新聞杯のパターンもあると言えばあるのでコンクリまで行くと逆に警戒しておくべきか、という感じ。61.2-57.2と超超スローで12.0 – 11.6 – 10.7 – 10.9 – 12.0とトップスピード特化戦。これで２列目内からジリジリと伸びての２着。最後にサトノグランツに捕え切られたけど、超高速馬場である程度速いラップを踏めているのは一ついい材料。ただL1落としているし出し切る競馬ではあった。ベストバウトは日経新春杯だと思っているし、保険的な押さえかな。

×リカンカブール

　大穴ヒモ枠でリカンカブールを押さえておく。面白いのが西宮Sかな。阪神2000ｍで57.6-60.7と超ハイを前が単騎で進める形。11.8 – 12.4 – 12.8 – 11.8 – 11.9と３～４角で前が落ちてきてという流れの中で後方外からしぶとくロングスプリント的に脚を使ってエアサージュを捕え切っていると。これが鳴尾記念３着と結構手ごわい相手だったからね。これだけだと後ろから今の馬場では届かんだろうと思っているが、３走前の中山金杯ではしっかりと先行させてきた津村、というのもある。自身でスローバランスの方がいいと思うし、ペースが遅い中で前を取って３～４角で外からじわっとという競馬ができれば怖さはあるかな。

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「里見正人の競馬ブログ」より