本命07ヨシノイースター＠セントウルステークス2024予想

セントウルステークス2024の予想

中京11R 芝1200ｍ
馬場想定：良、高速馬場想定
風向想定：西2m/s想定

馬場・風向き

　土曜を見ると馬場は普通に高速馬場だなというのが一つと、案外内が良いなってのが一つ。ちょっと予想を切り替えな、ってところまでのレベルだったかなと。

展開予想

　ここは展開予想自体は簡単な方なのかなと。ピューロマジックがとにかく二の足が速いので、この枠なら内に切っていく余裕もあるし楽にハナを切れるかなと思っている。テイエムスパーダも抵抗するだろうが微妙なところで２列目内に押し込まれるかな。アサカラキングも競って行ってこれが番手外を狙いつつ問いう感じになる。これらを行かせつつ外からママコチャが好位外、内からはグレイトゲイナー辺りも２，３列目を狙ってくるという感じ。

　流石にペースは上がってくるかな。土曜を見ても内がそんなに悪くないと騎手も認識しそうだし、前目内目が結構残る。それであればそこまで緩める意識は持ちにくいかもしれない。33.0-34.3ぐらいかな。1:07.3前後を想定とする。

予想

◎07ヨシノイースター
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△01モズメイメイ
△13ピューロマジック
×05サウザンサニー17トウシンマカオ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ヨシノイースター

　まあ正直ちょっと難しくなったなというか、展望の段階での想定と比べて馬場が思ったより内有利だなってのはあったので、ちょっとシフトした感じではある。

　ヨシノイースター本命は普通に選択肢にはあったが、とにかく近走のパフォーマンスの上げ方が良い。前走の北九州記念では小倉1200ｍで32.3-35.6と超々ハイ。良でもそこそこ時計が掛かっていた中での基礎スピード特化戦で、11.4 – 10.2 – 10.7 – 11.1 – 11.9 – 12.6と消耗する形。これで外枠から２列目外外正攻法だし、２頭分外を回してラストでピューロマジックに半馬身差まで迫った。３着のモズメイメイとの比較で見ても２馬身近く余裕を持って残しているわけで、強い競馬だったなと。

　一方でこれだけでは高速中京1200では狙いづらいところもある。面白いのが春雷Sで、中山1200ながら33.4-33.7と上がり切らず。これで12.0 – 10.6 – 10.8 – 11.0 – 11.3 – 11.4とコーナーで速いラップを維持してという中で２列目外から正攻法でしぶとく踏ん張って僅差の３着だった。ここの勝ち馬がサトノレーヴになるわけでね。割と平均ペースの流れの中で強い競馬ができていたのは収穫だし、時計面で詰めてきたのも良い。

　個人的には既に基礎スピードの質を求められる形ではこの路線で最上位に近いところにいると思うし、ここ２走馬場が軽くなったことで良さが出たのもある。オーシャンSもちょっと４角で待たされて捌き切れていたらという内容の４着だったからね。自分としてはこの成長力は素直に評価したいし、1200ｍ路線は割とその時の状態面を重視したいってのもあるので、この充実度とピューロマジックが素直に引っ張りそうな馬場とこの枠を見て、素直に本命にした感じだけどね。個人的に一点注文を付けるとすれば、安易にテイエムスパーダを前には行かさないで欲しい。ピューロマジックが外から切ってくる形になると思うので、テイエムはそこで一旦待つ必要があると思うしね。こちらはある程度出していきつつ、ピューロマジックを行かせてテイエムが競ってきても簡単に内には入れさせずに、こちらが２～３列目内で２～３馬身ぐらい後ろを狙ってもらえればちょうどいいかな。

○？

▲？

△モズメイメイ

　後はモズメイメイを連下に。ちょっと悩んだんだけど、枠と馬場を考えると、基礎スピードを持ちつつ好位～中団内目で潜んでバテ差し、というのが期待できる馬を狙いたいのでこれに。イメージ的には北九州記念の感じで見ている。小倉1200で32.3-35.6と超々ハイで11.4 – 10.2 – 10.7 – 11.1 – 11.9 – 12.6のラップ推移。ここは流石に前半が速過ぎて位置を取れなかったがそれでも中団内から捌きに苦労しつつもロスなく運んで３着争いは制してきた。前走のアイビスは時計が遅いんだけど、当日は西から結構強めの風が吹いていてHSが向かい風に近い状況だったのもあるかなと。それも11.6 – 10.2 – 10.7 – 11.1 – 11.7と減速ラップで外ラチ沿いでは無く馬群を捌いて伸びてきた。まあ個人的にはもうちょっと人気しないで欲しかったんだが、枠や状況を考えると連下ぐらいで拾うべきかなと。

△ピューロマジック

　後はピューロマジックを連下に。より狙いやすくはなった馬場かなとは思うが、前走のラストの甘さと中京の坂の上りがL2で来るという条件。前走ほどタイトに引き上げられるかどうか。前走の北九州記念は馬場自体は重めの中で32.3-35.6と激流で引っ張り上げて11.4 – 10.2 – 10.7 – 11.1 – 11.9 – 12.6と消耗しながら押し切った。ただ外からの競馬になったヨシノイースターに開幕週の恩恵を受けて押し切ったというところはある。葵Sでは33.2-33.9とややハイ程度でコントロールして11.9 – 10.6 – 10.7 – 11.0 – 11.2 – 11.7とコーナーで速いラップを踏みつつ粘ってもいるのである程度適正ペースの幅が広い馬ではあるが、押し切れるかどうか？というところやね。流れて手強い馬も少なくはないわけで、連下までにしたのはその辺。

×サウザンサニー

　後は追い切りが良かったサウザンサニーを軽めに押さえておく。高速馬場で時計勝負となったときにパフォーマンスを上げてくる可能性はあるなと。４走前の１勝クラス戦が中山1200ｍ戦で33.3-34.4とかなりのハイ、11.8 – 10.4 – 11.1 – 11.4 – 11.5 – 11.5と淡々とした流れの中で中団外からL2で２列目まで伸びてきていたし、ラストまでしっかりと伸びて接戦を制し切った。ゲートが甘いので位置を取れるかは鍵だが、前走の函館スプリントステークスでもある程度対応してきているし、不気味さはあるので押さえておきたい。

×トウシンマカオ

　パフォーマンスだけで言えば重い印に値するだけの馬なんだけど、やっぱり中京はマイナスだと思う。大外枠過ぎるのも嫌だが内よりはマシという感じ。基本的に右回りで前半はある程度温存、コーナーからロスがあってもエンジンを懸けながら鋭さを発揮がベストの馬。京阪杯がまさにそれで、33.7-33.7と京都1200らしく上がり切らず、12.3 – 10.6 – 10.8 – 11.0 – 11.3 – 11.4とコーナーで速いラップを前半は中団で温存しながら３～４角で外からロスがあっても下りで勢いに乗せてそのまま維持して突き抜ける。本仕掛けが強い方がいい馬なので、コーナーが緩く３角下りから勝負しやすい京都1200、右回りが合っている。中京だと坂の登りで動けないことが多く、シルクロードS４着が負けパターンかな。33.7-33.5で平均でも11.9 – 10.8 – 11.1 – 11.1 – 10.8 – 11.6とコーナーでちょっと緩んでL2再加速。坂の登りでの加速で中団外から正攻法で入ってもどうしても京都ほど伸び始めが良くない。L1でジリっとまでになるので、自分としては外枠はそこまで悪くないけど中京ではちょっと下げるべき、というところでこの評価まで。

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「里見正人の競馬ブログ」より