本命02メイショウヨゾラ＠ラジオNIKKEI賞2024予想

ラジオNIKKEI賞2024予想

福島11R 芝1800ｍ
馬場想定：良、標準馬場想定
風向想定：南2m/s想定

馬場・風向き

　土曜を見る限りではとりあえず馬場は標準馬場ぐらいかな。風は南からなので４角地点が完全追い風、HSも追い風に近い。

展開予想

　枠の並びがこれでもかってぐらい厄介になった。内に逃げ先行勢が揃っていて、シリウスコルトが主張すると思うがすぐ外のメイショウヨゾラが51kgを利してハナを狙う。この２頭が競っていく中でセットアップは控えて２列目の内を狙ってくるか、ヤマニンアドホック辺りも前を狙い、中目のウインマクシマムがどの位置まで持ってこれるか？やね。ミナデオロもある程度外から競って行かざるを得ないと思う。

　ペースは上がる可能性が高くなったかな。馬場も軽くはないし、46.5-47.5前後でややハイ前後を想定、1:46.2前後の時計で想定。

予想

◎02メイショウヨゾラ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△01シリウスコルト
△04ヤマニンアドホック
×08サトノシュトラーセ10ミナデオロ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎メイショウヨゾラ

　ここは攻めの予想でメイショウヨゾラで勝負。枠の並びも良いし、追い切りも良く感じたので思い切って51kgを活かして軽ハンデで押し切ってほしい。

　まず前提として1800ｍの方が良い可能性が高いと思っている。個人的には未勝利勝ちは良い内容。中山1800ｍ戦で49.7-47.1と超スローで支配。ただそこから11.9 – 11.7 – 11.7 – 11.4 – 12.3と後半２段階加速でL2最速。これで逃げて楽に押し切った。割と後半型の競馬だったし、これでバロネッサを問題としなかったのは良い競馬だなと。

　個人的にはマイルでも息が入れば対応しているけど流れるとしんどいかなと。３走前アネモネS３着は結構面白い。46.5-48.1とかなりのハイなんだけど、12.0 – 12.1 – 12.2 – 11.7 – 12.1と中盤で息を入れての一足で食らいつけていた。内から動いてきたテウメッサには出られていたけど、ギアの上げ下げ自体は出来ている。

　自分的には２走前で崩れたのは47.2-46.5と平均で11.7 – 11.6 – 11.5 – 11.6 – 11.8と淀みなく流れたことが大きい感じはしたかなと。前半は脚を使っても途中で息を入れて良いタイプだと思うし、未勝利勝ちの内容からもスローでも良いぐらいなので、ハナを取り切って向こう正面で上手くコントロールして運べれば３角以降じわっと引き上げつつL2最速の形に持ち込んで粘り込みという狙いは立つ。追い切りも良かったし、今回は基礎スピード面で怪しい上位人気馬が多いからね。ハンデと状態面で対応してくれれば。

○？

▲？

△シリウスコルト

　後は連下でシリウスコルト。まあまず逃げに拘らなくてもいい馬なので、ゲート次第だが主張しつつ外のメイショウヨゾラを行かせて２列目内でも良いというのはある。あと割とギアの上げ下げ自体は上手く、弥生賞でも60.4-59.4とややスローだが前半3Fは35.2なのでそこそこ速い。そのうえで12.8 – 12.4 – 12.2 – 12.1 – 11.7 – 11.4 – 12.0と緩めつつ後ろの仕掛けを待って勝負所でしっかりと加速する脚は見せている。流石に上位には完敗だがこの辺は流石。1800はちょっと短いかなとも思うが、それでも前を取れるし前半無理をしなければ崩れてないとは思うのでね。個人的にはメイショウヨゾラを行かせて下げて２列目でという方がお互いにとってwin-winの関係になるかなと思っているけど、三浦がどう判断するかやね。最近の三浦はこの辺のバランスのとり方が良いのでちょっと気にして見たい一戦。

△ヤマニンアドホック

　後はヤマニンアドホックを。これはペースが上がってどうかは正直微妙だが、この枠の並びなら労せず中団内内で温存できそう。自身で無理をせず運べれば怖いなというのはあるね。３走前の未勝利が結構強い競馬でかつ器用に。中山1800ｍ戦で48.8-47.2とかなりのスローからの12.0 – 12.0 – 11.8 – 11.7 – 11.7とL1まで落ちない競馬。これで２列目の内で待ちつつ直線内からスッと反応して２馬身近く抜けての完勝だったと。内での立ち回りは上手いし、時計勝負で詰めてこれるか？の問題はあるが、不気味さはあるので連下で押さえておく。

×サトノシュトラーセ

　後は適性不安もパフォーマンスを評価してサトノシュトラーセを狙いたい。個人的には前が変なペースを作って向こう正面で緩んでの捲りでミルコ＆サトノシュトラーセが嵌る可能性も考えたんだけど、まあ現実的にはちょっと忙しいかなと。京都２歳Sは結構評価していて、京都2000ｍで59.1-60.7とかなりのハイ、12.3 – 12.8 – 12.0 – 11.9 – 11.9 – 12.1と後半は4F戦だが基本的には基礎スピード勝負。これで外枠から流れに乗ってしぶとく踏ん張っての３着は結構立派。京都２歳S組は結構ハイレベルだと思っているし、パフォーマンス的には最上位。ただこれもタフな競馬とはいえ2000ｍで総合的に良さが出た感じはある。1800でこのメンツでこの枠の並びだと位置取りは難しくなると思うのでその辺。向こう正面で捲りやすい中弛みの展開になって、ミルコが動けば勝ちも見えるかな…という怖さはあるが、押さえまでにした。

×ミナデオロ

　ミナデオロを悩んで押さえておく。この枠の並びでってのは正直あんまりよくないけど、思い切って先行すればの粘り込み警戒。前走の白百合Sが京都1800ｍで48.5-45.6と超スローに落とし込んで12.4 – 11.9 – 11.7 – 10.8 – 11.2と2F戦で鋭く出し抜いての勝利。ゆったり運んで良さが出たと言いうのはあるので、福島1800ｍで急かしてどうか。ただハイペースでも崩れにくい馬だし時計がある程度かかっても崩れてない。４走前の京都1800ｍ戦でもある程度時計が掛かる良馬場で47.6-47.4と平均から12.5 – 12.3 – 12.0 – 11.4 – 11.7と2F戦で番手から反応して伸びての２着。なのである程度の流れまでなら対応できる。後は外から様子を見つつ無理のない範囲で運べればの警戒

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「里見正人の競馬ブログ」より