本命14グランデマーレ＠東京11R パラダイスステークス 予想

パラダイスステークス(L)予想

東京11R 芝1400ｍ
馬場想定：良～重、標準馬場想定
風向想定：南1m/s想定（不安定）

馬場・風向き

　馬場は土曜を見ても雨の影響がある割には？かな。ただ高速馬場からは若干かかっているかも？という感じはあるし、明日も日曜朝にかけては雨が降りそうなので、重まで悪化もある。それでも時計的にはある程度出る状況で標準想定かな。風は弱いし風向きが前後で不安定なので無視する。

展開予想

　展開的には内のメイショウチタンがハナを主張するだろう。前走で切れ負けしているし、ある程度は作る意識を持ってほしいが善臣相談役でその辺は微妙。外からはリュミエールノワル辺りも先行するがこれも石橋脩なので特にバランスを考えずに番手につければOKって感じだと思う。この辺に対して逃げても良いオーキッドロマンスがどういう競馬をするかだけど、内田だし２列目内に突っ込むかな。外からロジリオン辺りが好位、内からはサトノペルセウス辺りでも好位を狙ってくるかなと。

　ペースはそこまでは上がらんかなと思う。雨の影響で騎手の心理も読みにくいが、35.0-34.2前後で1:20.7前後としておく。

予想

◎14グランデマーレ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△06オーキッドロマンス
△11シングザットソング
×02メイショウチタン09シュトラウス
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎グランデマーレ

　本命はグランデマーレにした。まあまずある程度馬場が悪化しそうなのと、そのうえである程度後半型でも流れてもやれる、となるとここがちょうどいい、という感じ。あと追い切りも良い。

　まず３走前のオーロCをシンプルに評価。東京1400ｍ戦で34.6-34.6と平均程度で11.1 – 11.4 – 11.5 – 11.5 – 11.6のラップ推移で淀みなく。これで好位で流れに乗りつつ３～４角で少し外で離しつつ進めてジリっと伸びつつL1で手ごたえ以上に突き抜けての１馬身1/4差完勝。ここの２着が1400路線で重賞好走レベルのグレイイングリーンだし、メイショウチタンも撃破しているのは良い材料。

　個人的にはその前の信越S勝ちも良い材料かな。新潟1400ｍで稍重、34.0-34.9とややハイから11.1 – 11.7 – 11.6 – 11.4 – 11.9とL3-2再加速で新潟内らしい競馬。これで中団から捌くのに待たされる形ではあるが反応は出来ていたし、捌き切ってからスッと伸びてきた。時計が掛かる中でハイペースでのギアの上げ下げ、総合力の高さを見せてきたと。

　前走の京王杯SCに関しては34.8-33.9と上がりの競馬になり過ぎたし、これで中団内で詰まってはいかんともしがたい。クリノガウディーが早めに下がってきたのもちょっと痛かった。個人的にはそこまで速いラップを後半で求められない方が良いと思うし、馬場が渋って良いのでこの条件で。スローでも良いがそれならある程度前目を取ってほしいし、流れてしまえば位置は拘らなくていいと思う。

○？

▲？

△オーキッドロマンス

　連下にオーキッドロマンスを。評価している馬だけど、やはりファルコンSの感じからも高いレベルではペース自体ちょっと上がった方が良いと思う。ファルコンSは中京1400ｍ戦で33.8-34.7とややハイ、11.1 – 11.7 – 11.5 – 11.3 – 11.9とコーナーでちょっと緩んでのL2再加速、坂の上りですっと加速して突き抜けたのでこの辺は良い競馬だったかなと。前走の葵Sはもうちょっと対応するかと思ったが超高速京都1200ｍで前後半ともに質的に苦労して良いところが無かった感じ。馬場自体はちょっと重いぐらいで良いと思うが、ペースが上がってほしいのでその辺やね。内田がバランスよく進めるってのは府中1400では期待しづらいかな、というところも考えてスローで前目内目で連下までかなという感じ。

△シングザットソング

　後はシングザットソングを。最近は結構後傾バランスでやれてきているので侮れない。もともとハイペースのフィリーズレビューで好位からしぶとく勝ち切った馬でそのイメージが強いと言えば強い。ただ前走の安土城Sでも京都1400ｍで36.0-33.2とドスローでの12.0 – 11.8 – 11.5 – 10.7 – 11.0と直線2F特化戦で中団外から差し込んできたり、いろんな競馬に対応しだしているってのはあるかな。３走前の京都牝馬Sでもそこそこやれたし、馬場が重くても対応できるので連下で押さえておきたい。

×メイショウチタン

　後はある程度ペースを作ってほしいメイショウチタン。前走の京王杯SCは34.8-33.9、馬場を考えても流石に遅いわと思って見ていた。あれだと11.0 – 11.0 – 11.2 – 11.4 – 11.3のラップ推移でコーナー勝負から甘くなるのが早くなってしまったなという感じ。どちらかというと少し紛れを作りたい馬で、昨年パラダイスSでも東京1400だが35.1-33.8とスローでも11.5 – 11.7 – 11.1 – 11.0 – 11.7と少しコーナーで緩めての加速で抜け出して粘る形。平均ペースぐらいで良いので３～４角でちょっと息を入れて引き付けて加速の競馬に持ち込めれば、って馬なのでちょっと運と騎手の頭が要る。こういう馬場はナチュラルに息が入りやすくなるのでフィットする可能性はあるし警戒しておく。レースメイクが上手い騎手なら重い印でも良い馬だけど、案外人気も落ちなかったしね。

×シュトラウス

　最後にシュトラウスを軽く押さえておく。かなり気性が前向きでコントロールが難しいので、距離自体は1400ぐらいで良いと思う。ファルコンSが惜しくて、33.8-34.7と流れてくれたので折り合い面でマシ。ただ11.1 – 11.7 – 11.5 – 11.3 – 11.9とコーナーでちょっと緩んだしそこで馬群が詰まってスペースがなくなって直線で進路が無く詰まり切ったのが痛かったってのはある。シンプルな競馬の方が良いと思うのと1400ｍで時計が掛かる馬場ってのは合っていると思うので、後はペースが上がってほしいなってところかな。想定の展開としては狙いにくいってのはあるんだけど、流れ切ったときに面白い馬という点で、逆の展開に対して押さえておきたい。

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「里見正人の競馬ブログ」より