本命05シンリョクカ＠中山牝馬ステークス2024予想

中山牝馬ステークス2024の予想

中山11R 芝内1800ｍ
馬場想定：稍～重、タフな馬場想定
風向想定：北西6m/s想定

馬場・風向き

　馬場は金曜正午の段階で不良。明日は晴れるがそれでも稍重までだろう。タフ馬場を想定しておく。風は北西からなので４角地点が完全向かい風、結構強めに吹くしBSは追い風気味になるのでその辺も多少意識したい。

展開予想

　馬場も重い中で向かい風に近い形でのスタートでもあるし、坂スタート。とりあえずグランスラムアスクは思い切ってハナを主張するだろう。坂スタートで行けるかはカギだが、行くしかないからね。コンクシェルも前目を狙うが岩田息子だしそこまでゴリっとは行かないで様子を見つつ内に切っていく形だろう。外のコスタボニータ西村の方が主張してグランスラムアスクに対してある程度は追いかけていきつつかな。その外のフィールシンパシーがこの枠で1800ｍなのでどうかだが、逃げるまではともかく前は狙うだろう。この辺が先行争い。内からクリノプレミアム辺りが好位、シンリョクカもこの辺りにいるかな。ラヴェルは枠が悪いし武史がどう乗るかだけど、前を狙って好位外ぐらいになりそうかなと見ている。

　ペースはグランスラムアスクは飛ばしそうだけど、それ以外はそこまで。グランで47.5ぐらい、離れた番手で48.5ぐらいという感じ。字面で言えば47.5-49.6ぐらいでかなりのハイ。実質で48.5-48.5ぐらいかなと思っているけどね。1:48.7前後を想定。

予想

◎05シンリョクカ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△02ルージュリナージュ
△14ククナ
×03クリノプレミアム13フィアスプライド
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎シンリョクカ

　本命はシンリョクカにした。まあ色々考えるんだけど、結局自分らしい予想の方が良いとは思う。変に当てに行っても自分の場合は全然良さが出ないから、シンプルに面白いなと思った馬から入る。

　まず前提としてある程度時計が掛かって全体で有酸素運動で分散するだろうと。その中で評価のポイントはオークスになる。これは超高速馬場ではあったが60.0-59.1でややスロー。それでもリバティが後半だけで１秒千切っているわけで、実際２着以下では平均ペースの流れだった。その中で、12.0 – 12.0 – 12.0 – 12.0 – 11.6 – 11.5と淡々としつつも中団の外外から終始ロスがある流れの中で結構しぶとく伸びてきたと。これは正直結構意外で、２着のハーパー比較なら0.3差だし、コースロスを考えても強い競馬をしてきたなという認識。

　もうひとつ面白いのがJFの２着。阪神マイルで45.2-47.9と超ハイ。11.5 – 11.8 – 11.1 – 12.5 – 12.5とL3最速で11.1と仕掛けもきつく直線で消耗。これで好位の内から直線で捌きつつしぶとく食らいついてラストはリバティとの差も広がってなかった。割と基礎スピード色が強く出た中で結果が出ている印象なんだよね。

　エリ女が雨で少し渋った中で61.1-59.6とややスローからの12.7 – 11.8 – 11.6 – 11.5 – 12.0とL2最速で11.5という程度。L3の４角でも最速に近いラップで、ここで中団外から正攻法で進めているんだけどここで置かれ気味でL1で馬群の中目を捌いてジリっと伸びてきた。個人的には馬場自体は少し重くても良いと思うし、むしろ全体で有酸素運動…パワー型基礎スピードで分散する形で良さが出る可能性は高いなと。有力馬が結構外枠になったのもあるし、その点でも内枠で流れに乗れて、全体での競馬が出来る馬で人気も落ちる。前走の日経新春杯は前に拘り過ぎて前半3F33.7の中での先行で明らかに入りが悪かった。これを意識し過ぎずにナチュラルに好位内を狙ってほしいけどね。鞍上は不安だけど、人気も無いし条件も枠も良いので積極的に狙いたい。

○？

▲？

△ルージュリナージュ

　後は連下にルージュリナージュを。まあ悩んだけど、一つはマイルはちょっと忙しくて位置取りが取れないのでスローでは届かん、流れても届かん、という感じで高いレベルではちょっと厳しいなというのはある。ルージュリナージュの場合、面白いのは重馬場のミモザ賞で崩れてない所かな。中山2000の重馬場で61.9-60.7とややスローで12.2 – 12.3 – 12.0 – 11.8 – 12.4のラップ推移、後方からの競馬でラストまでジリジリとなだれ込んできた。まあラブパイロー辺りに完敗なので難しいところだが、ある程度ポテンシャルの目途を立てているというのはある。最内枠で丸田競馬になると思うし、インで我慢してタイトな競馬になってしまえばジリっとなだれ込んで、というのは狙えそうかなと。

△ククナ

　枠が悪いので評価を少し下げたのと、やっぱり馬場がどうかは少し気にしたい。前走の中山金杯は強かったが年始にしては高速馬場。60.5-58.4とかなりのスローだったし、12.4 – 11.8 – 11.8 – 11.7 – 11.4 – 11.7と２段階加速でポテンシャルを求められつつのL2最速で中団外からジリっと反応、L1でしぶとく伸びてきた形。後傾で良さが出ているというのはある。小倉記念が流れてちょっと甘かったのと、大阪ハンブルクCがある程度無酸素運動的要素を求められたにせよタフ馬場で甘さが出ている。この辺を踏まえて、パフォーマンスは一番だと思うが一つ下げて連下での押さえまでとする。

×クリノプレミアム

　後は悩んでクリノプレミアムを軽く。近走の感じだと馬場が軽い中で後傾の方が良いかなというのと、それでいて中山金杯が案外でちょっと落としているなというのもある。なのでまあ難しいところだが、一度福島牝馬S２着の時が基礎スピード面を求められてもやれていたのでそこがちょっと怖かったかな。46.8-48.4とかなりのハイを好位で流れに乗って３～４角で外から勝負に行ったが、結構しぶとく踏ん張ってのクビ差２着。この感じだと全体のペースが上がってもやれると思うので内枠でもあるしそこは警戒かな。ただ、ここまで印を落としたのは近走が物足りないからやね。小倉大賞典も案外動けなかったしもうちょっとやれてほしかった。

×フィアスプライド

　後はフィアスプライドを軽く。まあ正直前走のターコイズSがある程度軽い馬場で46.8-45.9とややスローからの11.6 – 11.6 – 11.5 – 11.2 – 11.6とL2最速で本仕掛けも遅い中で上手く前目から仕掛けていけたので結構噛み合ったとは思う。あそこまで良い位置を取れる保証がない馬だし、前走もゲート自体は甘かったからね。この枠でというのは嫌だし、エプソムCは悪くないけどやはりパワー型の馬場で有酸素運動色が強くなるとちょっと下げるべきかなという評価でこの辺まで。

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