本命13フラーズダルム＠愛知杯2024予想

愛知杯2024の予想

小倉11R 芝2000ｍ
馬場想定：良、標準馬場想定
風向想定：北西3m/s想定

馬場・風向き

　まず馬場はもう読めん。開幕週なのでどうしたって当日にならんとわからんからね。まあ冬の小倉の傾向からそんなに時計は出ないと思うし、クッション地も8.8程度なので標準ぐらいとしておく。風は北西からなので４角地点が完全追い風、HSも追い風と言っていい。

展開予想

　展開がちょっと難しいところだが、開幕週の小倉なのである程度前掛かりにはなるだろう。内からグランスラムアスクが主張出来れば…だが、内枠から出足で行き切れるか？は結構微妙。コスタボニータやウインピクシスといった先行勢もいるのでこの辺が鍵。外のローゼライトもこの条件だとちょっと忙しいところもあるが、とりあえずハナをちらつかせて番手外を狙うだろう。エリカヴィータやフラーズダルムはちょっと忙しいかも？と思うが、外枠のフラーズダルムがどこまで主張するか次第。ちょっと読みにくいレースではあるね。

　読みにくいし一応幅を持たせて進めるが、グランスラムアスクが行き切れれば結構流れると思うし、逆にそうでなければ内のコスタ・ウインはどちらもペースメイクが下手な鮫島と松岡。そこまで上げてこない中で外からじわっと何かがというのもある。一応イメージ的には内が牽制し合って外のローゼライトハナを中心に、60.0-58.8ぐらいで1:58.8ぐらいとしておきたい。

予想

◎13フラーズダルム
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△02コスタボニータ
△12ミッキーゴージャス
×08ローゼライト10エリカヴィータ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎フラーズダルム

　本命にフラーズダルムを持ってきた。悩んだけど前走のディセンバーSが結構良かったし小倉は合うんじゃないかなと。

　そのディセンバーSは６着なんだが、勝負所で動けなかった。中山1800ｍ戦でペースは48.8-47.4とややスロー、11.7 – 11.6 – 11.6 – 11.9 – 11.8 – 12.1と向こう正面からペースが上がって結構ポテンシャル色が強い競馬だった。これでまずまずのスタートだったけど田辺らしくすぐに下げて中団にという感じ。中団内目で通しているけど３～４角で前が落ちてきてスペースも無く手ごたえ抜群なのに押し上げられないまま後方に下がって直線。そのままL1の最後の方まで進路確保できずにやっと最後で伸びてきた。明らかに仕掛けミスだし、後半のポテンシャル戦でここまでやれたのは結構大きいなと思う。まともなら…というのと、中山内回りでコーナーでもそんなに落ちてないのに明らかに手応えで違いがあって我慢していたぐらいなので、中山内同様で比較的きついコーナーが連続する小倉は合うと思う。

　新潟牝馬Sも個人的には悪くないと思っている。新潟の2200ｍ戦で稍重、62.7-59.3と超スローだし、12.8 – 11.8 – 12.0 – 11.8 – 11.9 – 11.8と後半5Fでのポテンシャル特化。これで先行しながらしぶとくL2では伸びてきた。L1でちょっと甘さが出たんだけど、中弛みが極端だったし後半のポテンシャルに特化し過ぎた中で２着ホウオウエミーズから0.1差なら悪くない。

　個人的に不安はどちらかというと、基礎スピード色が強くなると嫌かな。あんまり前半で入り過ぎない方がいい。ただある程度（自身スローバランスで入れるレベル）は流れて良いタイプだと思っているので、その中で良い位置をというのであれば今回みたいに読みにくい流れで頭数も落ち着いての外枠、１角までの距離が長く状況判断力の高い斎藤新。本命にしたいかな。個人的にはスローで前目でも良いし、序盤中団ぐらいから向こう正面での動きでも良い。その辺の判断は斎藤新は上手いと思っているので、個人的には序盤は好位ぐらいで良いと思っている。まあ楽にスローで前目を取れればそれに越したことはないけどね。

○？

▲？

△コスタボニータ

　後はコスタボニータを。連下にしたのはシンプルに鮫島に重い印を打ちたくないって。パフォーマンス的にはこの条件でこの枠なら普通に乗ればチャンスはあると思う。クイーンSもちょっと噛み合ってなくて、48.3-46.8とスローからの12.1 – 11.6 – 11.7 – 11.7 – 11.7 – 11.7とロンスパ。悪く無いスタートだがウインピクシスを楽に前に入れさせてしまったし、好位内で３～４角でも手ごたえはあるが動けなかった。ラストはその割にはジリジリだったのでその点はあるがそれでもちょっともったいないわ、という競馬だったかなと。個人的にはそんなにペースが上がって良いか？ってのはあるので難しいところだがメイSも強敵相手に結構やれていたし、馬自体は楽しみが多い。後は鮫島が邪魔をしなければやね。敢えて言えば鮫島は乗り替わりの方がまだマシだと思う。その点ではまあ余計なことをしない確率はマシかな、ということで連下での押さえ。対抗と迷ったけど鮫島でこちらを連下に。

△ミッキーゴージャス

　まあ悩んだけど連下にした。枠自体は外から動くぐらいで良いと思うのでそんなには気にしてないが、３走前で甘かったところやね。前走の修学院Sでは強敵エアサージュを撃破できているしこれができればここでも勝ち負けできて良いとは思う。59.8-59.5と平均で12.1 – 12.3 – 11.6 – 11.7 – 11.9 – 12.0とL4最速のポテンシャル戦。これで中団の外から３～４角で外々で早めに仕掛けて何とか押し上げながら直線まで持ってきた。そこからも手ごたえ以上にしぶとく伸び切って１馬身1/4差の完勝。ただ、これが３走前の小倉2000ではコーナーでなかなか押し上げられずに苦労していた。60.7-60.3と平均で12.0 – 11.6 – 12.1 – 12.1 – 12.5とL4最速なので展開も近かっただけにここはちょっと引っかかる所。小倉の川田は鬼レベルなので無条件で重い印でも良いかもしれんが、分析的に小倉ではちょっと下げたいというのもあって連下にした。

×ローゼライト

　後はローゼライトを軽く。正直言うと2000はちょっと短いかなとは思っているので前半のペースが落ち着いてほしい。ただ２走前の新潟牝馬Sは結構強くポテンシャル戦では最上位を狙える馬。62.7-59.3と超スローで12.8 – 11.8 – 12.0 – 11.8 – 11.9 – 11.8と5F戦で２列目内から直線で内。要所ではフラーズダルムの方が良かったがL1でジリジリと伸びてこれを捕えた。まあ前半がかなり緩く長距離色が強い競馬だったし、クイーンSが甘かったので1800は短いと思う。2000ｍでペースが落ち着いてと言うのは欲しいし、もっと言えばそんなに前に拘らなくてもいいかなと。後半のポテンシャルを引き出せる形での警戒は必要と見て軽めに。

×エリカヴィータ

　前走のディセンバーSを評価。スローで前目が噛み合えば結構怖いかな。中山1800ｍで48.8-47.4とスローで12.3 – 11.7 – 11.6 – 11.6 – 11.9 – 11.8 – 12.1と向こう正面からのロンスパ。これで好位の外目から競馬して結構しぶとく踏ん張っての４着。動けなかったフラーズダルムとの比較でみてこちらを下げるけど、結構強敵が多かったし後半型でここまでやれたのは大きな材料かなと。軽めではあるが押さえておく。

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