2019/02/02
朝日杯フューチュリティステークス2023の予想
阪神11R 芝外1600m
馬場想定:標準馬場想定
風向想定:西6m/s想定
馬場・風向き
まずは馬場。土曜が稍重が残ってという中で、結構時計が罹ったかなと。外回りがどうか?というところで甲東特別を待っていたが2勝クラスで46.5-47.2で1:33.7なので結構掛かっている方だと思う。この時点で標準~ややタフぐらいだと思うので、明日は回復するとしてもこの時期だし高速までは難しいだろうという感じやね。標準~良くてやや高速まで入るか?ぐらいで見ておく。風は西からなのでBSが完全追い風になり、HSは向かい風と言っていい状況、そこそこ強いので影響すると思う。
展開予想
ここは読みにくいところはあるが、追い風を受けたスタートになるのである程度前半は上がりそう。その中で、まず中目からオータムストロークが様子を見ながら主張、ジャンタルマンタルは2列目の内を狙いつつという感じで様子を見ながらの競馬になるだろう。セットアップやエコロヴァルツはマイルでこのレベルの先行争いなのでそう簡単ではないと思うが、セットアップはテンが速いのでこれは主張してくる可能性は高い。セットアップとオータムストロークのハナ争いで、それを外からタイキヴァンクールやジューンテイク辺りが先行しながら、シュトラウスは折り合い重視で前半は無理をせず好位~中団ぐらいになりそうかなと見ている。
ペースは風向きもあって最初はそこそこ速いかなと。46.5-47.0ぐらいで1:33.5前後を想定、少し緩む可能性の方が高いかなと思っている。
予想
◎07オーサムストローク
○?(noteのみ)
▲?(noteのみ)
△01エコロヴァルツ
△15エンヤラヴフェイス
×04サトミノキラリ08ダノンマッキンリー
3連複:◎軸○▲△×BOX
3連複:◎○軸▲△×流し
3連単F:◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×
◎オーサムストローク
結構悩んだけど、ここは穴目で勝負したいかな。オーサムストロークで勝負、と。まあちょっと懸念も無くはないんだけど、土曜の馬場を考えつつ総合的に。
まずここ2走は結構面白い。特に2走前の未勝利勝ちはスタッツ的に優秀。中山マイルの良馬場で47.6-47.1と平均ペースではあるが、12.0 – 12.0 – 12.0 – 11.3 – 11.8とL3-2でギアチェンジを求めさせたし、L1も11.8でまとめてきた。逃げて楽に進めて要所での動き鋭くスッと離しての完勝。しかも同日のサフラン賞が47.2-48.6で1:35.8なので大幅に上回っていて、しかもここの2着がステレンボッシュになるわけでね。スタッツ的には特筆すべきパフォーマンスを見せている。
これだけだと不安もあるが、前走のベゴニア賞は異なるパターンで完勝。東京マイルで50.6-46.4とドスローではあるが、12.9 – 12.9 – 11.6 – 10.7 – 11.2とL2最速で10.7と相当トップスピードの質を絶対的に求められた一戦。ここで番手でコントロールしながら勝負所で一気に動いて抜けてきたし、ガルサブランカにはラストで半馬身差まで詰められているけど、それでも11.2でまとめてきた。
ペースが上がっての一足を引き出せているのと、スローに落とせば後半のトップスピードの質をしっかりと高めてきている。適正ペースが広い馬だと思うし、まあ極端なドスローはやめてもらいたいが、ある程度支配してコントロールしても平均ペースで少し息を入れても面白いと思う。現状基礎スピード特化よりは総合力で勝負してほしいので、レースメイクという点でそこまで引き上げ切らない傾向の坂井瑠星というのも良いんじゃないかなと。先週ぐらいの馬場だったら微妙なところだったけど、土曜の馬場と枠順や追切、人気等を総合的に判断してオーサムストロークで勝負したい。
○?
▲?
△エコロヴァルツ
後はパフォーマンス的に不気味なエコロヴァルツを連下で。前走のコスモス賞は札幌1800mで49.3-47.5とかなりのスローからの12.0 – 11.9 – 12.1 – 11.7 – 11.8と後半ロンスパに近い形。向こう正面で掛かって押し上げる形になったが、そこからラストまで千切り続けてポテンシャルで違いを作ってきた。まあこの感じなのでマイルが鍵なのは間違いないし、折り合い面はマシになっても前半でそこまで良い位置を取れるか?速いラップを直線で踏めるか。この辺りのリスクはある。それでもコスモディナーやタガノデュードを相手に圧勝は評価すべきかなと。適性面不安もパフォーマンス面で連下では拾う、という形に。馬場も高速までは至らないだろう、というところも押し上げる要素に。
△エンヤラヴフェイス
後は連下にエンヤラヴフェイスを。前走のデイリー杯2歳Sではジャンタルマンタルに完敗の内容ではあるが、レースとしては難しい形になった。47.4-47.1と平均で12.4 – 12.1 – 11.9 – 11.2 – 11.9と中弛みからのギアチェンジ戦。中団外で進めて4角で勝負したかったが、前のジューンブレアが4角でちょっとふらふらしていて進路を取り切れずに出口でちょっと置かれ気味になっていた。そこから中目に切ってジリジリと伸びてL1では前のジャンタルマンタルにちょっと差を詰める形での2着。もったいないというか、勝負所での仕掛けに関しては上手くいかなかったな、という感じ。まあ差はあったんだけどこの流れに対応できたのは良いし、新潟2歳Sは下げながら直線と最悪の仕掛けだったからね。まだ底は見せていないので連下で押さえたい。
×サトミノキラリ
後はサトミノキラリが内内で我慢して3着辺りに、というところを期待しての大穴ヒモ枠。ビッグアーサーの仔ってバクシンオーでも感じるけど割とフラットなバランスで良い馬が多い印象で、距離も案外こなせるケースがある。サトミノキラリの場合、ここ数走を見ても1200で後傾で良さが出て、東京1400で更にスローでトップスピードの質を引き出してパフォーマンスを上げてきた。ペースも34.8-34.7で平均だが11.6 – 12.2 – 11.7 – 11.3 – 11.7と中弛み。これで中団から取り付きながら直線外から鋭く伸びてL1で2馬身弱の差を作ってきた。この感じなら1200よりは1400だと思う。後はマイルまで持つかどうかだけど、前がある程度飛ばしそう、追い風に乗って流れに乗りつつ直線で中団から向かい風で風よけしながら内から一足、ぐらいの期待は持てそうかなと。こういうタイプはどうしても血統の先入観で評価が不当に下がりがちだけど、この枠でこのメンツなら楽しみもあると思う。後は変に下げ過ぎないで中団ぐらいは取ってほしい。
×ダノンマッキンリー
後はダノンマッキンリーを。割と1400でも基礎スピード色が強い中でマッチしていた印象なので、マイルはカギだとは思う。個人的には雨の影響がそんなに残らず高速馬場の方が良かったかな。ただ、前走の秋明菊賞勝ちはなかなか。京都1400で34.8-34.7と平均から11.3 – 11.2 – 11.2 – 11.6 – 11.9と淀みなくコーナーで速いラップを維持。これで中団の一つ外から直線で外外、L2で伸びて先頭に立ってL1で2馬身半差突き放してきた。この競馬ならというのはある。中団内を狙うところまで行けそうだし、軽めには押さえておきたい。