本命11グランオフィシエ＠アルゼンチン共和国杯2023の予想

アルゼンチン共和国杯2023の予想

東京11R 芝2500ｍ
馬場想定：良、超々高速馬場想定
風向想定：北2m/s想定

馬場・風向

　馬場は土曜を見る限りでは超高速馬場ぐらいかな。先週ほど極端ではないと思うがまあ高いレベルでの芝のレースが無いのでなんとも。風は北からなので３～４角中間地点が完全向かい風。

展開予想

　ここは内枠のアフリカンゴールドが主張する可能性が高いだろう。これに対して外からディアスティマもある程度絡みつつこの２頭がハナ争い。これを活かせつつ内からはアーティットが先行策、外からはテーオーロイヤル辺りも前でこの辺が先行争い。グランオフィシエが好位の内目を狙いつつ、内のチャックネイトがやセファーラジエルといったところがどこまで先行してくるか？というところかな。

　ペースはそれなりには上がるがそれでも遅い方だと思う。61.0-58.5前後で2:30.0前後を想定。

予想

◎11グランオフィシエ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△13ディアスティマ
△16テーオーロイヤル
×14ヒートオンビート17マイネルウィルトス
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎グランオフィシエ

　本命に引き上げた。まあ上位勢がそこまで抜きんでていないのと、グラン自身が距離延長で良さが出ている過程を重視したという感じかな。思った以上に人気が無かったのもある。

　まず化けたのはメトロポリタンSなのは間違いない。良馬場だがこの時はNHKマイルCと同日で雨の影響がこの時点で結構出ていて標準～ややタフぐらい。その中で63.5-58.8とドスローからの12.2 – 12.1 – 11.4 – 11.5 – 11.6とL3最速で11.4という程度。馬場の割には後半である程度強めのラップを続ける形で４頭大接戦。その中で楽に好位の内目を取って３列目から直線で内に切ってすっと反応してここで２列目まで来たし、L1までしぶとく伸び続けて外から伸びてきた３着ゼッフィーロを振り切っての勝利。思ったより内から動けたし、後半特化で質量を高めてきた感じ。まあ馬場が重めだったというのはあるが、ここまで明確に後半型でこのレベルでやれたのはちょっと意外だった。

　これだけだとわからなかったけど、５走前の迎春Sが良いんだよね。中山2200ｍ戦で63.8-58.5とドスローで12.5 – 11.9 – 11.5 – 11.6 – 11.5 – 12.0とL4最速タイで11.5とコーナー地点での勝負。これで中団中目から仕掛けを待ちつつ直線で馬群を割ってL1で強襲する形。後半のポテンシャル面で捻じ伏せたのは結構印象的。この時点で距離自体は延びた方が良さそうという感じではあった。

　後はこの２走は時計がある程度かかる中だったので馬場が軽い中でどうかだけど、東京2000で時計勝負でもある程度やれているのは収穫。多分後傾で時計を伸ばす方がいいタイプの馬だと思うので、この感じだと距離は延びた方がというのはあるので、この条件で思い切って狙いたい。ゲートも二の足も良いのでここなら好位内目を狙えると思うので。

○？

▲？

△ディアスティマ

　後はここで前目で押さえたいディアスティマ。今年の目黒記念では逃げ粘ってしぶとく２着。東京2500ｍ戦で62.0-57.9と超々スローで後半1000で58を切ってきた。12.0 – 11.7 – 11.7 – 11.2 – 11.3 – 12.0と後半L3最速、３～４角から11秒台に入れてしっかりとロングスプリントに持ち込んで３着サリエラに3/4差と割と余裕を持って粘り込めたと。ヒートオンビートに差されているレベルではあるので、パフォーマンスとしては最上位とは言わんが今回も前目で運べるのは強み。アフリカンゴールドを行かせて２番手でも良いので早めに３～４角からじわっと引き上げて勝負してほしいね。

△テーオーロイヤル

　昨年のJC以来になるが、追い切り自体は良かったと思う。骨折明けで不安もあるが前目で積極策ならちょっと不気味。２走前のアル共で61.2-58.4と超スローからの12.7 – 11.8 – 11.7 – 11.5 – 11.6 – 11.8。これでキングオブドラゴンが自爆したタイミングでこちらもブレーキで不利を受ける形になったがそこから立て直して悪くない粘りではあったと。まあ他にも不利を受けた馬が多いので何とも言えんが、それでもヒートオンビートやハーツイストワールとは時計差がないレベルには持ち込めている。ある程度前を取って流れに乗って行ける馬なのでそこからスムーズに直線に入って行ければもうちょっとやれて良いだろう。

×ヒートオンビート

　後はヒートオンビートを軽めに。どうしても59kgと斤量が重くなってしまうというのはあるし、追い切りもイマイチ気味なのでその辺かな。ただこの路線では常に安定していて、２走前の目黒記念でも62.0-57.9と超々スローで12.0 – 11.7 – 11.7 – 11.2 – 11.3 – 12.0とL3最速ロングスプリント。これで中団の内目から上手く立ち回って捌いてきたのはあるにせよL2で好位列から抜けてきてL1でそのまま捕え切った。ある程度ロングスプリント性能が高いが、位置取りがそんなに期待できない馬なので３～４角で外となって59kgでとなるとちょっと甘さは出るかなと。昨年アル共のパフォーマンスで見ても、手ごわい馬は多いので３着までとした。

×マイネルウィルトス

　後はマイネルウィルトスを少し引き上げて拾うことにした。外枠で武史がどこまで中盤で動いて行けるか？ってのはあるが、まあ最初から前を狙う可能性もあるしね。昨年目黒記念ではボッケリーニ相手に２着と結構やれている。東京2500ｍで62.5-58.3と超々スローからの12.3 – 11.9 – 11.7 – 11.3 – 11.2 – 12.2とL2最速で11.2だがコーナーからじわっと加速でロングスプリントに近い。これで向こう正面で動いて３～４角で２列目外の位置から直線しぶとく食らいついてボッケリーニに対してL1でジリっと差を詰め、ウインキートスは捕えてきたと。位置取りはカギになると思うが、このレベルなら好勝負できる下地を見せているし、前走の京都大賞典も悪くなかったので状態面そのものは不安視してない。まあでもできればこういうタイプはミルコの方が良かったかなとは思っているが。

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