本命08ダークエクリプス＠中山11R 秋風ステークス 予想

秋風ステークス(3C)予想

中山11R 芝外1600ｍ
馬場想定：良、標準馬場想定
風向想定：南南西3m/s想定

馬場・風向き

　金曜正午の段階で馬場は良、明日も晴れ予報なので良馬場で。先週の雨開催でちょっと悪化していると思うので、とりあえず標準馬場ぐらいで様子を見たい。風は南南西からなので３角地点が完全向かい風に、HSは追い風と言っていい。

展開予想

　ここは外枠からクルゼイロドスルがハナを主張してくるかなと。ただ、大外枠だし他に行きたい馬がチャンスもあるが、正直見当たらないのでそのままクルゼイロドスルが外から内に切って行ってじわっとハナ。これを行かせてダークエクリプスやミカッテヨンデイイあたりが先行しつつ。内からはこれといった先行勢がいないので、この辺が内に切って外からシュヴェルトライテ辺りも先行かなと。

　ペースが難しいところだが、石橋脩は楽に行き切れたらある程度コントロールするイメージだし、そこまで上がらないかなと。前半は速いが南南西の風でもあるので中盤ちょっと緩む可能性もある。一応47-46.5ぐらいで平均ペースを想定、中盤ちょっと緩むかも？という感じで見ていきたい。

予想

◎08ダークエクリプス
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△02ニシノスーベニア
△14シュヴェルトライテ
×12ルージュラテール15クルゼイロドスル
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ダークエクリプス

　本命はダークエクリプスにした。前走の日高Sの内容も評価しているが、その中でもこの条件で少しペースが落ち着けば面白いだろうなと。

　別府Sが結構良い競馬で、小倉1800ｍで48.6-46.7とかなりのスロー、11.9 – 11.9 – 11.8 – 11.5 – 11.5とL2最速タイでL1も落ちない。これでコントロールしながら前を行かせて番手外から４角出口で最内から外に出して要所でスッと反応して抜けてきた。L1でジャスティンエースに対して差を広げての１馬身差だったし、スローでコントロールして要所で動けているのが良い材料で中山で機動力を求められる形では面白いだろうなと。

　前走の日高Sは札幌1500ｍの稍重で時計が掛かる中での競馬。34.8-37.5と超ハイだし、11.4 – 11.8 – 12.0 – 12.4 – 13.1と淡々としたパワー型基礎スピード特化戦。これで無理せず中団で温存して３～４角で外々を回す形。それでもラストまでなだれ込んで最後はソウテンに交わされての３着だが前半で位置を取った中でと考えると結構やれたなという感じ。

　個人的には軽い馬場で平均で流れるとマイルはちょっと忙しいと思っているけど、先週で適度に時計が掛かりだしたし、ペース的にもそこまで上がらないかなと見ている、もしくはちょっと中弛みがあると思っているので機動力がフィットしそう。

○？

▲？

△ニシノスーベニア

　後はニシノスーベニアを。中山マイルでスローで安定しているのは良い。２走前の中山マイルでは47.4-46.2とややスローで11.7 – 11.5 – 11.5 – 11.3 – 11.9とL2最速。これで中団外から４角で動いて行って４列目ぐらいで直線、そこからL2で２列目、L1で抜けて１馬身差完勝。後半でこの展開でしっかり外から仕掛けて勝負できているのは良いし後半の素材は良い。ただここはレベル的にはさほどなのと、前走の晩春Sでも結構良い条件だったけど伸びがイマイチだったのでその辺かな。

△シュヴェルトライテ

　後は外枠が鍵だがシュヴェルトライテを連下で狙いたい。これも突き詰めると1400はちょっと忙しいかなという感じで、４走前の雲雀Sは東京1400でも34.3-34.7と平均で11.2 – 11.6 – 11.1 – 11.8 – 11.8とL3最速。これで中団に近いところで温存して直線で馬群を割ってすっと伸びてきた。左手前でL2まで走っていたがそこから右手前に換えても伸びてきたし、ボルザコフスキーを１馬身1/4差で抑えているのは良い材料。ただ後半型の競馬で末脚を伸ばしてきた感じ。前走の白川郷Sが中京マイルの重馬場で47.0-47.1と平均で11.9 – 11.6 – 11.4 – 11.7 – 12.4とL3最速で淡々と。これで２列目の内で流れに乗って直線で外に出してからの反応は良く、前のペースセッティングには並びかけたがアスクコンナモンダが強かった。ただ３着以下を２馬身近く離しているし、この形ならマイルで良いと思う。外枠なので思い切った前目での競馬ができるかが焦点やね。

×ルージュラテール

　後はこれも外枠が嫌だが怖さのあるルージュラテールを。個人的には４走前の立雲峡Sが印象的で、流れた中で内枠なら強く狙いたい馬なんだけどね。阪神マイルで45.2-46.7とややハイ、11.3 – 11.5 – 11.6 – 11.5 – 12.1と淡々とした流れで中団の内内でロスなく温存できたが、直線前半地点でスッと反応して２列目ぐらいまで一気にきた。外差し馬場っぽい感じでL1では外の各馬に出られているけど、流れた中での反応が良かったのは印象的だった。中山マイル自体は良いと思うので、後は外枠で噛み合えばというところかな。渡月橋Sが京都1400でも34.7-34.2と平均から11.8 – 11.8 – 11.9 – 10.9 – 11.4と中弛みギアチェンジ戦で中団外からL1でぐんと伸びて２着争い大接戦を制してきた。緩んでの加速でも対応できるのは今回の読みにくい展開では強みかな。

×クルゼイロドスル

　とりあえずクルゼイロドスルが逃げ粘るケースも考えておきたい。不安は２つで石橋脩が淡々とバランスよくペースを作れるかと、シンプルにこの世代のマイル路線のレベルの問題。ジュニアCが中山マイルで46.3-47.4とややハイで逃げて11.3 – 11.8 – 11.9 – 11.3 – 12.4とL3-2の一足でスッと離して突き抜けている。ただ基礎スピードがベースにあるL2の突き抜けなので、個人的には楽にハナを切れると逆にペースを緩めに掛からないかどうか。それと、ジュニアCのレベルも気になるところはあるし、現３歳世代は1200~1600路線は苦戦している印象だからね。ちょっと様子も見たいので。

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「北条直人の競馬ブログ」より