本命07アイコンテーラー＠シリウスステークス2023予想

time 2023/09/30

folder 2023重賞まとめ予想

シリウスステークス2023の予想

阪神11R ダ2000ｍ
馬場想定：良、標準ダート想定
風向想定：南西3m/s想定（不安定）

馬場・風向き

　金曜正午の段階で芝ダート共に良馬場。明日も晴れ予報なので良馬場で良いだろう。風は南西からで４角地点が完全向かい風になるが、前後で風向きが違うので不安定だしそこまで気にしないでおく。

展開予想

　ここがちょっと読みにくい。芝スタートで未知数な面がある馬も多い。このメンバー構成だとサンマルレジェンドが主張していく可能性が高く、カフジオクタゴンはこれを突きながらの先行策となるかな。内のヘラルドバローズもハナにはこだわらないがある程度前を狙っていく可能性が高くこの３頭がハナ争いも含めて前。それらを活かせる形でアイコンテーラーが２列目の外で落ち着くかなと。ハギノアレグリアスはこのメンツなら好位の外ぐらい、内からキリンジ、ヴァンヤールが好位～中団というところだろう。ペースはそこまで上がらないと思うし、一応イメージ的には62-63ぐらいで2:05.0前後かなと。

予想

◎07アイコンテーラー
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△09カフジオクタゴン
△14ハギノアレグリアス
×05フルヴォート11サンライズホープ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎アイコンテーラー

　ここは思い切ってアイコンテーラーを本命にした。展開次第では他も考えたんだけど、そこまでゴリゴリに引っ張りたいという馬が少ない中で道中もコントロールされると考えれば、ある程度の位置から後半長く脚を使える馬で総合的に判断。

　ダートの評価でとなると前走のBSN賞しかないんだけど、これがインパクト大だった。新潟の1800ｍ戦でペースは49.5-49.1と平均程度、13.2 – 12.2 – 12.1 – 12.4 – 12.1 – 12.5と１～２角で緩んで向こう正面からロンスパでという形でL4最速タイ。そこから３～４角でちょっと落ちたが新潟にしては速い。そこからL3-2の再加速ですっと抜けてきた。この競馬で楽に２列目外から正攻法だったし、コーナーで楽々先頭列に並びかけてきたように、かなりコーナリングセンスがあった。まあ左回りではあるが、この形で後半4Fを49.1で良馬場で捻じ伏せてきたし、後半のポテンシャルもある程度持ってないとできない。そしてゲートも良く楽に２列目外を取れたと。

　芝だとアンドロメダSの５着が悪くないかな。阪神2000で内回り、60.2-59.1とややスローで進めていたが、11.8 – 12.0 – 11.8 – 11.6 – 11.7 – 12.0と後半はロンスパからのL3最速と仕掛けがかなり強かった。これで先頭列の外で進めて３～４角で逃げるショウナンバルディを交わして勝負に行ったようにコーナリングでの勝負が良い馬だなという印象。L1では甘くなったけどこのロンスパで一つ外から勝ちに行ってのものだからね。悪くないと思う。

　今回は枠順だけ気にしていて、包まれないことを祈りつつ…というところはあるが、並びとしてはすぐ外のサンマルレジェンド、カフジオクタゴンが内に切ってくる中である程度抵抗しつつ、内のヘラルドバローズも絡んでくるが、外２頭を行かせれば外に出せるという判断。追い切りも良かったし、前走は新潟のブルベアイリーデに完勝、３着がヴァンヤールでこれに0.7差とパフォーマンス的にも一枚上。総合的に見てアイコンテーラーから入りたい。

○？

▲？

△カフジオクタゴン

　今回はある程度穴目を狙いたいかなと。その点でカフジオクタゴンは面白い。初ブリンカーがどう出るかはあるが、ここは楽に前は狙えそうだしハナを切っても面白いとは思うがどう出るか。イメージ的には激流のレパードS勝ち。新潟の1800ｍ戦で47.9-51.4と超ハイ、12.6 – 13.0 – 13.2 – 12.6 – 12.6とL3-2で再加速と新潟らしい競馬だが、中団で温存しつつ３～４角で外から動いてL2で先頭列、L1でタイセイドレフォンとの叩き合いを制した。ここは強敵相手に勝ち切れたと言っていいし、良馬場である程度消耗する中での基礎スピード戦で良さが出ているなという感覚。近走は高速ダート気味が多かったが、唯一平安Sは稍重でも時計が掛かった。49.6-51.6とかなりのハイで12.3 – 12.2 – 12.9 – 13.0 – 13.5と消耗。そこで外枠から好位で進めて脚を無くしてしまった形。これがちょっと気にはなるんだが、阪神2000の鷹取特別で強敵オディロン相手に外から勝ちに行って３馬身差とこれは結構面白い内容。条件は良いと思うし芝スタートでも良かったので、ここである程度強めに押さえておきたい。

△ハギノアレグリアス

　ハギノアレグリアスはこれ以上は落とせないかな。ただ、この条件がベストかどうかやね。平安Sが時計が掛かる稍重で49.6-51.6とかなりのハイ、12.3 – 12.2 – 12.9 – 13.0 – 13.5と後半のポテンシャル戦で好位の外からだがジリジリと伸びて２着は楽、という内容。ただヴァンヤールが自身より外で結構なだれ込んできていたことを考えると、レベル的にはもうちょっと頑張ってほしかった…グロリアムンディにもうちょい詰めてほしいという気持ちが強いかな。ベストバウトはみやこSかなという気もするし、49.6-49.9と平均で12.1 – 12.5 – 12.4 – 12.4 – 12.6と向こう正面淡々と。これで好位の内目４角で手応えがある中でちょっと待たされてという形で外に先に出られてからの食らいつき。ペース自体そこまで上がらない方がいいとは思うのと、名古屋大賞典勝ちも案外ではあったので1800ｍぐらいの方が良さそうな感じ。距離面で少し落としての連下というところかな。

×フルヴォート

　後は悩んでフルヴォートを。この×枠は最後まで悩んだんだけど、結果的には自分の狙いたいなと感じた馬を素直に拾うことにした。フルヴォートは2000ｍまでの延長が良いのかは確信は持てんが、少なくとも1400ｍから距離を延ばして前半の入りが楽になった、後半前がばてて差し込めているので全体の量的な面で良さが出たので、1400よりは1700ｍの方がいいとは思う。前走の薩摩Sも47.1-50.2と超ハイで激流ではあるんだが、12.4 – 11.9 – 12.2 – 13.0 – 12.6 – 12.4と向こう正面最速から３～４角で前が減速、コーナーで押し上げつつもL2-1でレースラップで加速までもってきている。４角で捲って直線すぐに先頭に立っていたし、ラストでロコポルティにはハナ差まで来られたけど３着リキサントライには４馬身差、４着には更に３馬身差と内容的には強く良馬場としては時計も優秀でL1で消耗していない。この感じなら距離ももうちょっと持ちそう、というのもある。まあ流石に2000ｍでとなるとペースが落ち着いたときに鍵ではあるが、全く人気も無いだろうし追い切りもまずまずだったので積極的に拾ってみたい。

×サンライズホープ

　実は×枠は３頭で悩んでいてその中でサンライズホープを最後に。まあこれに関しては正直見限った方がいいのかもしれんが、それでもペースが落ち着いての後半のポテンシャルを発揮できればやれる可能性はまだある、という感じかな。アンタレスS勝ちがあそこまで鮮やかだと適性的にあれが正しいとは思う。これに関しては触れまくっているので、これじゃなく帝王賞４着も触れときたい。これが大井の2000で63.5-61.5とかなりのスロー、12.8 – 11.9 – 11.7 – 12.7 – 12.4 – 12.8のラップ推移で向こう正面で強烈な仕掛けを展開した。ここで後方から捲る形で勝負に行って、ラストで甘くなって上位からは離されての４着。ただ３着がメイショウハリオだし、そこに１馬身差は十分健闘と言っていい。ペースが遅めの方が後半の良さが出ていると思う。近走は前半から忙しい流れが多かったと思うし、個人的には良馬場でペースが落ち着きそうな長距離で見限るのはちょっと怖いかなということで、今回は×で拾いたい。