本命01サリエラ＠新潟記念2023予想

time 2023/09/03

folder 2023重賞まとめ予想

新潟記念2023の予想

新潟11R 芝外2000ｍ
馬場想定：良、超高速馬場想定
風向想定：北北東4m/s想定

馬場・風向き

　馬場は土曜を見ても内回りは掛かっているけど外回りは出ている、という感じ。超高速～かなりの高速ぐらいで想定したい。風は北北東からなので３角地点が完全向かい風になるが、BSも向かい風に近い形、HSは追い風に近い形になる。このメンツだと最序盤のペースに影響しそうな感じはあるかな。

展開予想

　はっきりとした逃げ馬は不在。このメンツならバラジ辺りが前をじわっと外から主張。内からサトノルークス辺りも前を狙ってくるがこの程度まで。外のプラダリア辺りでも先行策を取る形になりそうで、イクスプロージョン辺りも先行～好位ぐらい。外のマイネルウィルトスとミルコがどこで上がっていくかがレースのポイントになりそうかな？と思っている。

　恐らく全体のペースは上がってこないだろう。３角まで向かい風だし、このメンツでペースを引き上げたい先行馬の方が圧倒的に少ないからね。ただし、あまり遅すぎるとミルコとマイネルウィルトスが外なので捲りも意識しないといけない。まあでも一応全体としては61-58ぐらいでドスローでのトップスピード戦になる可能性の方が高いだろうと思っている。1:59.0前後を想定。

予想

◎01サリエラ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△03ノッキングポイント
△14マイネルウィルトス
×09ユーキャンスマイル11バラジ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎▲軸○△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎サリエラ

　本命はサリエラにした。まあちょっと悩んだんだけど、想定を考えても前半からペースが上がって時計勝負って線は相当薄いと思うし、あるとしてもミルコ捲りでのロングスプリントなら素直にサリエラからにすべきかなと。ちょっと予想的な調子も悪い中で札幌２歳Sで本命をシンプルにして良かったので、本命はシンプルにを継続したいという感じ。

　目黒記念が62.0-57.9と超々スローで11.7 – 11.7 – 11.2 – 11.3 – 12.0とロングスプリント特化。これで中団の外目で追走しながら直線外までもちょっと苦労した。そこから先に外から伸びていたゼッフィーロに対してL2で食らいつきつつL1で好位列からすっと伸びて３番手に楽に上がってきた。相手関係的にちょっと物足りないがそれでも今回の目黒記念組では最上位のロングスプリント性能を見せてきたし、ロスもあったからね。

　２走前の白富士Sでは東京2000で59.9-58.6と現実的な流れからの12.6 – 12.0 – 11.2 – 11.3 – 11.5とL3最速。L1もそんなに落ちない中で好位の中で包まれて直線での進路取りも甘くなった中でL3でちょっと置かれたがL2以降でしぶとく伸びてL1で１馬身半ほどあったところを捕えているので11.3ぐらいではまとめているはず。

　ここ２走がそんなに進路確保でスムーズでない中でも頑張ってラストで伸びてきているし、ドスローならドスローでトップスピード面でもある程度高めてきている。その点では新潟外2000で戦いやすいと思うし、内枠である程度ポジションは取ってほしいがここ２走もスムーズでない中でしっかりと伸びてきた。量的には足りる馬なので、スムーズに仕掛けて出し切れればもうワンランク上のパフォーマンスはあると思っている。目黒記念上位勢がある程度中心のここなら好勝負出来ると思う。

○？

▲？

△ノッキングポイント

　後はノッキングポイントを連下では押さえたいというところかな。この世代の無酸素運動的な競馬の上位がここでどこまでやれるか。ただ、個人的にダービー組は出し切れた馬より出し切れなかった馬を狙いたいというのはある。ソールオリエンスがこの世代最強という評価は自分の中では揺るがなかった。その中で人気薄の立場で出し切っての５着。60.4-59.6とダービーとしては前後半ともに遅いがパクスオトマニカが大逃げだったのが大きい。レースラップでは12.8 – 12.4 – 11.9 – 11.6 – 11.9 – 11.8だが、３～４角で言うほど前との差が詰まってないし上がりを見ても実質トップスピーと特化戦だろうなと。その中で中団の中目で進めながら直線L3で外に出してそこからはしっかりと伸び続けてラストまでじりじりと差を詰めての５着。ソールオリエンス比較で見てもラストはそれなりに詰めているので素材面は良い物を見せているとは思う。毎日杯が不満だが、この感じだと極端なドスローか高速馬場であることが条件かなと。今回は条件的には良いと思うので、後はこのメンツでダービーでトップスピード戦での素材的に世代グループAに入ってきたパフォーマンスでどこまで通用するかやね。

△マイネルウィルトス

　後はミルコの捲りを警戒しつつマイネルウィルトスを連下で。前走の函館記念が60.0-61.4とハイペースで後方から温存しつつ、12.5 – 12.3 – 12.0 – 12.2 – 12.4のラップ推移で３角外から動きたかったが、スカーフェイス西村が動かなかったのでここでワンテンポ待って外々となったのがちょっと痛かったかなと。L1で突っ込んで２着争いまで来たし、パフォーマンス的には十分。あれでスカーフェイスが動いて行ったらその後ろを通せたし２頭ともにWIN-WINだったと思うが…まあ噛み合わなかったなかでやれたので状態面はそこまで心配しなくていいのかなと。目黒記念２着みたいにある程度向こう正面でペースが遅い段階で動きたいね。その点で枠としては大外で非常に戦いやすい。ミルコも以前ほどその辺のアンテナ力は落ちているけど、ペースが遅い段階での動きから早めに仕掛けてという形での粘り込みは警戒したいので連下。

×ユーキャンスマイル

　後は昨年２着、トップスピード戦の適性が高いユーキャンスマイルを軽めに。昨年は60.5-58.4とかなりのスローからの12.5 – 12.1 – 11.2 – 11.0 – 11.6とL2最速。これで最後方付近から直線外に出してL2でしぶとく伸び始めてL1で前のフェーングロッテンを捕えてきたのは立派。割と直線左手前を強く使っていたし、その点で新潟が嵌るのはそんなにコーナーからロングスプリントにならないのもあるかもしれんなと。前走の目黒記念はちょっとイマイチだったが、62.0-57.9と超々スローで11.7 – 11.7 – 11.2 – 11.3 – 12.0とロングスプリントの競馬。これで後方内で上手く温存していたが直線で追われてからが案外だったし、素材的には普通にサリエラに見劣っている。L1で左手前に戻しているし、本質的には左手前の方が得意なんじゃないかなと。新潟で３～４角でペースが上がらずに温存して直線勝負でトップスピード戦でという方が適性的には良いと思っているので、近走やや下降線を加味しての軽めの押さえ。

×バラジ

　後は三浦のレースメイクの成長を意識しつつ、軽めには押さえたいバラジ。ここはペース自体はそこまで上げなくていい馬で、スローで前受け出来ればそれが理想。勝った箱根特別は東京2400で61.9-58.3と超々スローで12.3 – 12.3 – 11.1 – 11.1 – 11.5と3F勝負。逃げの手を打ってそこから引き付けつつ直線で仕掛けてL2でスッと広げに掛かって２馬身半差と結構良い鋭さを見せている。L1でキングズパレスにはちょっと詰められたが３着以下は完封。キングズパレスも勝ち上がって府中S２着とまずまず強敵だからね。スローで前を取れてしまえばというのはあるが、今回はミルコがいるのでレースをスローで作りつつも動かれる意識を持って、切り替えるなり途中から引き上げるなり、色々なアイデアを持って運んでくれれば。まあ、正直そこまでは期待していないが、スローで前目を維持できていたら警戒は必要かな、という点で軽めの押さえにとどめておく。