本命10ホウオウバリスタ＠新潟11R 古町ステークス 予想

古町ステークス(3C)予想

新潟11R ダ1800ｍ
馬場想定：良、標準ダート想定
風向想定：北北西3m/s(不安定)

馬場・風向き

　馬場は良馬場で普通のダートという感じ。夏新潟の良馬場は思ったより時計が出ていない感じなので、標準～ややタフぐらいでの感じでは見ている。風は北北西からなので３～４角中間地点が完全向かい風だが、前後の方角が不安定なのであまり気にしない。

展開予想

　展開としては割と読みにくいところはある。ゲンパチハマジやプレフェリータといったところに、フームスムート辺りもハナを狙ってくる可能性はある。ただ、ひとまずホウオウバリスタが外からじわっと進めてハナを狙いつつ、何かが行けば控えて番手外ぐらいという感じ。

　他に先行勢がラブリークイーンぐらいでそんなにいないので、ペースは落ち着く可能性の方が高いかな。字面では前が飛ばす可能性はあるけど、ホウオウバリスタの位置ならそんなに上がらないとみる。49-50ぐらいでとりあえずややハイ、実質平均ぐらいで1:51.5前後としておく。

予想

◎10ホウオウバリスタ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△09フームスムート
△13バハルダール
×05ホウオウルーレット12ラブリークイーン
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ホウオウバリスタ

　本命はちょっと悩んだがホウオウバリスタにした。南Wでの追い切りがラップ的に物足りなくちょっと気になったのでどうかなと思ったが、パフォーマンスに期待した。

　２走前の東京2100ｍ戦では良馬場で逃げ切った。62.2-62.4と平均で進めて12.9 – 12.8 – 12.1 – 12.1 – 12.5とL3最速タイ。ペースをコントロールしながら要所でしっかりと動いて早め仕掛けながら後続を寄せ付けずの３馬身半差の完勝と強い競馬。ここの３着が２勝クラスを勝ち上がって準OPで２着２度と安定しているジャスパーグレイトになるわけでこれを突き放すパフォーマンスは圧巻。

　前走の金蹄Sは相手が悪かった。東京2100で稍重、61.2-61.5と平均の流れを積極的に先行して流れに乗る。12.6 – 12.3 – 12.4 – 12.0 – 12.2のラップ推移でL2最速だがここまでは２頭にかわされても3/4差ほどで踏ん張っていたし加速までは持ってきている。L1で甘くなったがケイアイシェルビーは１馬身3/4差と余裕を持って振り切っての３着だし、ここはダノンラスターがスレイプニルSを制しているわけで相手が悪かった。

　距離に関しては1800だとそこまで楽ではないと思うが、今回は相手関係的に先行争い自体は比較的楽だと思う。逃げる馬がいれば行かせる形になると思うが、少し離れた３，４番手外で良いと思うしそこから動ける馬なのでその点でも戦いやすいということで、やや状態面の不安はあるが戦ってきたところを考えれば本来最上位だと思う。

○？

▲？

△フームスムート

　５走前のアスクドゥラメンテ戦２着を評価。京都1900で不良馬場だが割と時計は掛かっていた。48.9-49.7とややハイで12.3 – 12.1 – 12.1 – 12.4 – 13.1とL4最速と京都らしい仕掛けが早い流れでポテンシャルも要求されたが、逃げてしぶとく粘ってL2では結構差があった。L1で甘くなってアスクドゥラメンテには差されたが割と基礎スピードで良いものを見せつつ後半ロンスパで踏ん張っていたのは好感。新潟なので要所で動けるかは鍵だけど、ここ３走は1700ｍの小回りで本来のこの馬の位置取りが難しくなっていた部分もあると思う。この距離で先行争いは割と楽かなという狙いもあるし不気味さはあるね。

△バハルダール

　後は前走柳都Sでしぶとく差し込んだバハルダールを。49.4-50.4とややハイだが13.0 – 12.3 – 12.2 – 12.8 – 12.5 – 12.9と向こう正面で加速する形で割と本仕掛けが強く、L3-2の再加速はあれど出し切りやすい展開。これで後方からL1で大外からズドンと伸びての２着。前目が早めに仕掛けてやりあった部分を拾えたところはあるのでここで突っ込み切れるかは仕掛けの問題もある。津村に替わるのは？というのはその辺の動きの甘さがある騎手なので展開次第になりそうかなと。今回はペースも落ちそうだし、ここ２走から後ろで行く形で結果が出ていることからも、後ろからを選択してL2でスッとの前目に出し抜かれるリスクはそれなりにあるという判断。アスクドゥラメンテにあそこまで詰めた点は評価するが、それでも連下での押さえまで。

×ホウオウルーレット

　ここは混戦だと思っているので、ホウオウルーレットはちょっと不気味かな。ホウオウバリスタを狙っているので４走前の金蹄Sでそれに完敗な以上そこまで強くは。ただレパードS５着が結構悪くなくて、47.9-51.4と超ハイで12.6 – 13.0 – 13.2 – 12.6 – 12.6とL2で再加速はあった。これで中団で進めながら３～４角外目だが前の馬が下がってきてちょっと不利があった。そこからしぶとく最後まで伸びてはいたが上位との差は５馬身以上と決定的ではあったと。まあ４角での不利は痛かったと思うし脚自体は使えていたのでその点は良い材料。そこまで流れないと思うし、余力があっての後半勝負では金蹄Sからも…というのはあるので岩田の前目内目が噛み合えばの軽めの押さえまで。

×ラブリークイーン

　最後は悩んだがラブリークイーンを狙いたい。この馬に関しては距離はまだ何とも言えんが可能性はそれなりに。昨年の麒麟山特別が新潟1800で48.4-50.6とかなりのハイから12.4 – 12.5 – 12.9 – 12.3 – 12.9とL2最速。これで逃げて外からヴィクトリオーソに並ばれかけたがL2では抵抗しての２番手。L1で甘くなってジャスパーグレイトに突き抜けられたが加速の一足は使えている。ここはジャスパーグレイトが５馬身千切ったレースだし、２着アンクラウデッドとの差で見れば0.3差でそんなに悪くない。それと、1400ｍで結果を出している馬だがそんなにペースが上がり切らない方が良い、というのもある。新潟1800ならL2の一足勝負になりやすいし、スローで前目で進められてというパターンならちょっと警戒したいなという感じ。

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「北条直人の競馬ブログ」より