本命14ビヨンドザファザー＠小倉11R 阿蘇ステークス 予想

阿蘇ステークス(OP)予想

小倉11R ダ1700ｍ
馬場想定：良、標準ダート想定
風向想定：北北西3m/s想定（不安定）

馬場・風向き

　馬場は金曜正午の段階で何と芝ダート共に良馬場。台風で流石にちょっとは湿っているかなと思いきや、踊り期の良馬場で明日も晴れそう。良馬場で良いだろう。風は北北西からなのでBSが完全向かい風、HSが完全追い風にというところだが、前後の風向きが不安定なのであまり気にし過ぎない。北方面からにはなりそうだが。

展開予想

　ここはある程度前目でという馬が多い。その中で外枠のメイショウテンスイが1700ｍでも思い切って主張しそうかな。内からラヴィータエベラも抵抗してこの２頭がハナ争い、メイショウテンスイは逃げるというより番手のイメージなのでラヴィータエベラが逃げられる可能性は高いと思う。これらを行かせつつ中目のアラジンバローズが３番手外狙い、ウェルカムニュース辺りも２列目の内で進めそう、スレイマンはアラジンバローズを行かせつつ好位ぐらいという読み。ビヨンドザファザーは極端に後ろではないと思うが中団辺りで有力馬から少し離れた位置でという感じかな。

　ペースはある程度上がってきそうかな。ラヴィータエベラがある程度引っ張るだろうし、48.0-50.0ぐらいのイメージでかなりのハイも視野に。1:44.3ぐらいを想定。

予想

◎14ビヨンドザファザー
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△02ラヴィータエベラ
△05ブラッティーキッド
×04キングズソード07ミステリオーソ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎▲軸○△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ビヨンドザファザー

　色々悩んで本命をビヨンドザファザーにしたという感じかな。最近はこういうレースでも追い切り時計を結構くまなく見て、多少前後させているのもある。その中で総合的にビヨンドザファザーを。

　まず今回は１周コースの1700でペースが上がりそうなので基礎スピード面を重視。その中では３走前の立夏Sが東京マイルでは忙しいけど脚は使えたという感じ。47.4-49.1でかなりのハイ、12.1 – 12.1 – 12.2 – 11.9 – 12.9と淡々舌基礎スピード戦。これで内枠から下げ切って後方外、そのまま直線伸び始めは遅かったがラストまでじりじりと前との差を詰めてなだれ込んできた。府中のパサパサダートだったがこの流れで崩れなかったし、この感じなら１周コースで消耗する形の方がフィットしているかなと。あとダートスタートの方が位置を取りやすい。

　２走前の桃山S勝ちが京都の1900ｍで48.0-51.1と超ハイで12.5 – 12.7 – 12.6 – 12.8 – 13.2 – 12.5と基礎スピード特化でL1最速と余力があった。この形で中団で流れに乗って外からしぶとく突き抜けたし、３～４角減速で中団の外目を通せていたのも良かったにせよ、最後までばてなかったからね。

　前走の三宮Sでは高速ダートに対応してきたしある程度速いラップも踏めている。手ごたえ以上にいつも伸びる馬という認識なので流れっぱなしの方が良いかなというのと、追い切りも２日のCWで82.3-37.0-11.5と高い水準でまとめている。一杯に追われていて状態面という点でも結構不安がなさそう。夏も良い馬なので、アスクビクターモアの残念な一件もあるし…暑さへの対応力も含めてかな。単穴との３連複両軸で勝負という感じで。

○？

▲？

△ラヴィータエベラ

　後は逃げ残りでラヴィータエベラを警戒しておきたい。直前追い切りは芝なので何ともだが、１週前にCWで81.7を出して12.2でまとめてとまあ問題ないだろう。ハナを切れれば面白い。２走前の豊前Sが小倉1700で48.9-48.8と平均で進めて12.3 – 12.0 – 12.1 – 12.1 – 12.6とL4最速で何とかサトノロイヤルの追撃をハナ差で振り切った。稍重だったのはあるが、割と後半でロンスパに近い形で脚を引き出せているので、良馬場でペースが上がったときにどうかやね。前走の吾妻小富士Sでは48.3-50.2で番手からになったがちょっと甘かった。強敵ぞろいだしそこまで悲観していないが、ここでハナを切ってどこまで粘れるかの警戒要員まで。

△ブラッディーキッド

　追い切りがイマイチだったので連下にした。本当はこれを強く狙ってもとは思ったんだが。３走前のエルムSが49.2-48.8と平均、12.4 – 12.3 – 12.0 – 11.8 – 12.7とL2最速ではあるがこれで好位の外で進めて４角でちょっと置かれたけどそこからがしぶとくなだれ込んでクビ＋クビ＋クビでの４着まで食い込んでいるからね。ジリっぽいので要所で動く競馬よりも淡々と減速する競馬の方が良いと思うので小倉1700でもとは思う。ただ前走の大沼Sが良くないうえに追い切りも？なので強く狙うのをやめた方が良いかな、と。連下までにした。

×キングズソード

　ちょっと怪しいかなというのがキングズソード。まあ軽めには押さえておくんだけど、ここ数走を見ても阪神1800で１～２角のペースダウンを見越して無理をせずに後半型の競馬で良さが出ている感じ。５走前の阪神1800ｍ戦が２勝クラス２着だが、これが47.7-51.2と12.6 – 12.6 – 13.1 – 12.4 – 13.1でL3-2の再加速だが、これで前半で好位、ある程度流れに乗って直線で進路確保で少し甘かったのはあるんだけど、ミッキーヌチバナに抜け出されてしまった。まあ悪くはないし近走のパフォーマンス的には最上位は確か、流れてもとは思うんだけど小倉1700で激流が合う感じではないかな。ここはちょっと軽めの押さえまでにしておく。

×ミステリオーソ

　後は夏の小倉でミステリオーソの強襲を軽めに警戒しておく。高速ダートの方が良いかなとは思うが、それでも九州スポーツ杯では良の小倉1700で49.7-49.8と平均、12.4 – 12.0 – 12.3 – 12.3 – 13.2のラップ推移で中団外からジリっと差し込んでの３着。ここの勝ち馬がヴァンヤールになるわけで、これに対してかなり迫ったのは好感。この感じなら良馬場でもそこまで問題ないと思うし、追い切りもCWで51.8-37.0-11.3とラストは目立つラップを踏んできたからね。休み明けでも警戒したい。

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「北条直人の競馬ブログ」より