本命06ミックファイア＠ジャパンダートダービー2023予想

ジャパンダートダービー2023の予想

大井11R ダ2000ｍ
馬場想定：良、標準ダート想定
風向想定：南西5m/s想定

馬場・風向き

　馬場は火曜日の段階で良馬場だし、明日も晴れ予報なので引き続き良馬場想定で良いと思う。風は南西からなので４角地点が完全追い風に、そこそこ強めではあるので影響しそうかな。BSが向かい風に近い状況なのでここで強く上がり切るかどうかやね。

展開予想

　恐らくここは外のミトノオーが主張する可能性が高いかなと思っている。ただ豊も単に逃げるというよりはやはりミックファイアに対して楽をさせない入りをしたいだろうからじわっとプレッシャーをかけつつミックファイアが逃げたとしても良いようなレースメイクで１角手前で切っていくイメージかな。いきなりハナを切ってすぐに内に切り込んでってわかりやすい入り方はしないんじゃないかなと。また内のテーオーリカードがハナを主張する可能性も高く、これがゲートが安定しないので読みにくいという中で、ミックファイア御神本とミトノオー豊の出方ってのはかなりカギになると思う。

　基本的に探りながらになると思うし頭数も少なめ。豊が逃げればある程度は引きあがってとは思うが、それでも62-63ぐらいで2:05.0前後を想定かな。

予想

◎06ミックファイア
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△04オーロイプラータ
△05ユティタム
３連複：◎軸○▲△BOX
３連複：◎○軸▲△流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△

◎ミックファイア

　う～ん…思ったよりも直前では悩んだんだけど、ミックファイアを本命にした。羽田盃に東京ダービーは抜群のインパクトがあったけど、渋っていたのは確かなのでそれが完全良馬場でもやれるかどうかは一つ鍵なのと、やっぱり豊がすぐ外にいるってのは嫌だなってのはあるね。ただパフォーマンス的にはこれまでの南関勢で見ても一番だと思うし、最高のチャンスなのは間違いないと思う。

　２走前の羽田盃の時点で既に圧巻ではあった。大井の1800ｍで稍重だがそれでも48.6-49.6とややハイで1:50.9と破格の時計を叩き出しての圧勝。ラップ的にも12.7 – 12.4 – 12.9 – 11.9 – 12.4と中盤でそこまで上げきらずに３～４角緩んでのL2最速。L3-2で12.9-11.9が示すようにかなりギアチェンジを求められたし、これで番手外から楽々突き抜けたように、流れた中での要所の鋭さが違ったと思う。

　また前走の東京ダービーでは63.7-61.1と超スローで進めて13.0 – 12.2 – 11.9 – 12.6 – 11.9 – 12.5と向こう正面からのロンスパでポテンシャルで分散してもL3-2で12.6-11.9とギアチェンジを求められた。ここでも番手外で楽にコントロールして直線で突き抜ける競馬ができているように、前半後半ともに有酸素運動面で分散してもL3-2のギアチェンジで違いを作れているのがミックファイア最大の良いところで、コーナー減速直線加速となりがちな大井の鬼と言ってもいいかもしれない。

　今回は良馬場になるのでそこだけが鍵だけど、前走の東京ダービーでもラスト100は完全に流していて何ならちょっと手綱を引いた感じだった。その点からもまだまだ突き抜けていたと思うので、このメンバー構成でも楽しみの方が大きい。また勝ち切れるかどうかは大事だけど、崩れにくいというのも本命としては扱いやすい。番手外で良いし逃げてもいいからね。悩んだけど当初の予定通りミックファイアを本命にしたい。

○？

▲？

△オーロイプラータ

　後は最後の差し込みという点でオーロイプラータのポテンシャルを警戒。前走の鷹取特別は60.0-65.0と極端なハイで12.2 – 12.5 – 12.7 – 13.3 – 13.5 – 13.0と消耗戦だがL2-1でレースラップを加速させて千切ってきた。追走できずに最後方からだったが、３～４角で中目を通して中団の後ろまで押し上げながら直線一頭だけ違う脚で突っ込んでL1で７馬身差までぶっちぎったように後半消耗しなかったのがこの馬だけという競馬になっている。これだけだとあれだが、１勝クラス勝ちが阪神1800で49.3-51.7とかなりのハイで12.8 – 13.2 – 13.0 – 12.7 – 12.8 – 13.2とL3最速でも12.7という程度。これで後方からラストでズドンとしてきて破った相手がテーオーリカードになると。まあ上位が手ごわい中でどこまで差し込めるかなのと、ペースが落ち着いてどうかもあるが連下で。

△ユティタム

　できれば少し渋ってほしかったかな。２走前の阪神1800では50.2-50.6と平均から13.1 – 13.0 – 12.9 – 12.2 – 12.5とL2最速、L3-2で結構ギアチェンジを求められたし、ここで２列目外からしっかりとメイクザビートを楽に突き放しての３馬身差は立派。特にL1で12.5と大きく落とさなかったのは結構大きいと思う。前走の青竜Sが稍重で高速気味のダート。これで47.6-48.2と平均から12.5 – 12.6 – 12.2 – 11.6 – 11.8と中弛みからのギアチェンジ戦でこれも２列目外から楽に伸びてきたし、L2ではコパノパサディナがまだ出し抜き気味に伸びていたけどしっかり並びかけてL1で突き抜けての２馬身半。要所で動けているのは良いし速いラップを踏めているのは好感。2000ｍでもとは思うが、軽いダートである程度速いラップを引き出せた方が良かったかなというところで連下までにした。

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「北条直人の競馬ブログ」より