本命01エヒト＠七夕賞2023予想

time 2023/07/09

folder 2023重賞まとめ予想

七夕賞2023予想

福島11R 芝2000ｍ
馬場想定：良～稍、ややタフな馬場想定
風向想定：北西2m/s想定

馬場・風向き

　土曜は想定外に雨が降らなかったが、良でも時計が遅くややタフぐらい。土曜夜から日曜午前にかけて雨予報で、これがどの程度当たるか次第ではあるが、日曜昼からは晴れる予報なので恐らく一旦悪化してもメインでは稍重ぐらいまでだろう。良～稍重だがそれでもタフな馬場になるかな。風は北西からなので４角地点が完全向かい風。

展開予想

　ここは逃げ馬候補自体は多いんだけど、逃げなくてもいい馬がほとんどなのでこの辺の出方次第というのは結構あるかもしれない。ただひとまずフェーングロッテンがハナを主張しつつ様子を見る、外からセイウンハーデスはフェーングロッテンがある程度作るようなら無理はしないでこの後ろでという感じだと思う。これに対してショウナンマグマ辺りはここで思い切ってハナをという可能性はあるし、フェーングロッテンの進め方次第だけどこれを制してハナを狙うかも。フェーングロッテンとしてはある程度早めで入ってそれを越してくるなら無理はしないで少し離れた番手でもOK。シフルマンは一番外だし強引に言って崩れた前走の小倉記念からもそこまで無理はしないと思う。これらを行かせて内からバトルボーンが先行しつつ多分フェーングロッテンの後ろを狙う。エヒトはその後ろになりそうかな。

　ペースは正直ショウナンマグマの進め方次第。ただフェーングロッテンで考えればそんなに引き上げたい馬でもないし、個人的にはフェーンの位置で大体59.5ぐらいで入るかなと。それで今の馬場だと流れれば２分は切るかな…という感じ。59.5-60.2ぐらいで1:59.7前後を想定。実質で見てややハイ～平均ぐらい、前次第だけどショウナンマグマが単騎の状態ならどうしても３～４角からの競馬にはなるかな。

予想

◎01エヒト
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△06サンレイポケット
△11フェーングロッテン
×02ホウオウエミーズ12ショウナンマグマ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎エヒト

　悩んでの本命ではある。いなくてエヒトで妥協とかでは無く、本命を打って勝負してやろうか…という穴馬もいつつ最終的に色々判断して追い切りで良さを見せた、枠の並びや展開面を考慮に入れてエヒト本命が冷静な判断になるかな、という感じやね。悩んだけどエヒト自体は最初から本命・対抗候補の一頭だったのは間違いない。

　まずは昨年の七夕賞勝ちを最大限に評価。今年と違って比較的高速気味ではあったが、それでも58.5-59.3とややハイで12.1 – 12.1 – 11.9 – 11.9 – 11.6 – 11.8とL2最速で好位の外からじわっと動きながら直線速い段階で抜け出してそのまま３馬身差の完勝だった。相手関係という点ではそこまででもないが、それでもヒートオンビートに２馬身半差を勝ちに行ってのものなので２枚上だったと思う。基礎スピードが求められた中で良さが出たのがまず一つ大きい。

　そのうえで、３走前のチャレンジCで最先着。阪神2000で57.7-59.8とかなりのハイ、11.3 – 11.9 – 11.9 – 11.6 – 12.2 – 12.2と淡々とした流れの中で、前から離れた好位で進めつつ３～４角で単騎の２頭を追いかける流れの中で好位中目から食らいついて出口で外だがここでちょっと振られる。それでも立て直してしぶとく伸びてきたし、L1でルビーカサブランカにクビ差で捻じ伏せられたが強い競馬。　福島は割と３角からの競馬になりやすいので、ここで追いかけながらやれているのは良い。

　前走は距離も長かったし後ろからになり過ぎてこの馬の良さを全く出せなかった。今回は枠の並びも良いし、バトルボーンや外から切ってくる先行勢を行かせて少し離れた好位ぐらいで運べればチャンスは大きいかなと。追い切りも坂路で高い水準の時計から11秒台での加速ラップと良いところを見せていたからね。パフォーマンスが高くAJCCでも時計がある程度かかる中でスローではあるが対応。不安が小さく適性面・パフォーマンスが両方高いので、ここは本命にしたい。

○？

▲？

△サンレイポケット

　後はちょっと悩んだがシンプルにまだやれているのに人気の盲点になっているサンレイポケットかな。正直適性面で言うと完全有酸素運動でパワー型基礎スピードを求められるのはそんなに良くない。ただ、４走前のチャレンジCでは阪神2000でも11.9 – 11.9 – 11.6 – 12.2 – 12.2と前が飛ばす中で３～４角で単騎を追いかけにの形を中団内で立ち回りながら直線外に誘導しながらしぶとく差し込んでの４着。エヒトに一列後ろなのでこれは完敗だけど、このレベルで流れても対応してきているし、ヒンドゥタイムズには0.1差でしっかり先着できている。近走も特段パフォーマンスが下がっているわけではないし、基本的に出し切った方が良い馬なので３角からの競馬になりやすい福島自体は良いと思う。後は出来ればもうちょっと軽い馬場ならなあ…という感じかな。その点で強くは狙えないけど、今回のメンバー構成で10番人気はちょっと舐められたなと。追い切りもまずまずだったし連下で積極的に拾っていきたい。

△フェーングロッテン

　逃げるしかないならここは嫌いたいけど、別に逃げなくてもやれるのでそこは強み。基礎スピードを強めに求められても安定はするが、ワンパンチ足りないのは確かかな。前走の鳴尾記念でも59.6-59.5と平均で進めていたが、12.1 – 11.8 – 11.5 – 11.8 – 12.3とL3最速の流れで４角で早めに外から並びかけられてちょっと苦戦。それでも最後は食らいついてボッケリーニからクビ差まで踏ん張っていると。ここでヒンドゥタイムズ相手に0.2差つけているしその点は評価できるが、基礎スピード戦としてそこまで高く評価するのはちょっと危険かな。まあどういう展開でも崩れてないけど、２走前の金鯱賞がプログノーシスをちょっと苦しめたし、60.9-58.9でかなりのスローからの12.2 – 12.1 – 11.2 – 11.6 – 11.8とL3最速でしぶとかった。ベストはロングスプリントかもしれないね。その点では連下までかな。

×ホウオウエミーズ

　後のヒモ枠では大穴２頭をピックアップ。ホウオウエミーズは基本的にタフな馬場で有酸素運動の競馬でというのが合っている馬だが、前走のマーメイドSは思ったよりも時計勝負に対応できた。阪神2000で57.3-61.2と超々ハイで前がぶっ飛ばす流れを後方内目で温存。11.8 – 12.3 – 12.4 – 12.1 – 12.1 – 12.3とコーナーで減速して渋滞気味になったところで好位の中目のスペースを潰しながら何とかうまく捌き切ったのはあるが、それでもウインマイティーに１馬身半差で踏ん張ったは結構評価して良いと思う。この感じなら単調な流れでも立ち回り一つで対応できるし、丸田なのでインに絞ってというのも穴目で怖いところやね。噛み合ってインからズドンの３着警戒要員。エリ女で重馬場でも結構やれているし馬場は重くていいと思う。

×ショウナンマグマ

　後は右回りの福島で狙わないのは気持ちが悪いのでショウナンマグマを軽めに。近走ちょっと崩れ過ぎているので何ともだが、左回りだと常に崩れているので。ここ２走はまだ競馬になっているけどプリンシパルSなんかは競馬にもならないレベルだったしね。中山記念が結構悪くなかった。48.2-47.1とスローだったし11.8 – 11.7 – 11.6 – 11.4 – 12.4とL2最速。これで番手外での競馬になったしちょっと後半型の競馬になり過ぎた感じはあるが結構踏ん張って0.3差の７着なら悪くはない。個人的にはもうちょっと基礎スピードを活かした方が良いと思うし、フェーングロッテンに対して積極的にハナを主張してややハイでも単騎気味に入って行ければワンチャンスあるかなというところでヒモ穴で押さえておく。