本命09コナコースト＠オークス2023予想

time 2023/05/21

folder 2023重賞まとめ予想

オークス2023の予想

東京11R 芝2400ｍ
馬場想定：良、超高速馬場想定
風向想定：南5m/s想定

馬場・風向き

　まずは馬場からだが、土曜は雨の影響が残っているはずにも関わらず、普通にかなり出ているなという感じ。先週もそうだったが、Bコース替わりでベースが軽くなった感じはある。超高速想定としておく。風は南からなので３～４角中間地点が完全追い風。5m/s想定だとそこそこ強め。

展開予想

　まず主張していくのはゴールデンハインドだろう。枠も良いしここは積極策を取っていく。外からはそこまでハナを主張したいという馬は不在で、ソーダズリングやコナコースト辺りがゴールデンハインドを見ながら番手～２列目狙い。内からキミノナハマリア辺りが２列目の内を狙っていくという形で序盤は割とあっさり隊列は決まりそう。ペリファーニアの武史の出方がちょっと気になるし、この辺が競って行けばもうちょっと上がるかもしれない。ライトクオンタム辺りが好位の内でリバティアイランドは良くてその後ろぐらい、中団を取れればというところかな。ただ内で包まれた状況になりそうなのと、向こう正面でエミューのミルコ辺りが引き上げてくる可能性もあるし、展開の幅は広く持っておいた方が良さそうかな。

　一応想定してはスローになる可能性が高いと思っていて菅原明良もあまりレースメイクで積極的というほどではない。ゴールデンハインド自身が後傾での逃げ粘りが持ち味だからね。想定としては60.5-58.5ぐらいで見ておきたい。2:23.3ぐらいで想定。

予想

◎09コナコースト
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△15エミュー
△17シンリョクカ
×07ヒップホップソウル16ドゥアイズ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎コナコースト

　本命はコナコーストにした。悩んだけど、桜花賞では素材的に見劣ったのは間違いない。それでもコナコーストの場合は後半型のバランスでも良さを見せているので、スローで前を取って積極的に勝負してくれれば…という期待は持てる。

　チューリップ賞が結構面白くて、阪神マイルで47.5-46.5とややスロー、12.3 – 12.4 – 11.3 – 10.9 – 11.9とL2最速で10.9とトップスピード戦。これで好位の外から進めながらだが４角で押しつつペリファーニアの後ろを進めるがここで置かれて直線で切れ負けしてしまう感じ。結構離されてからL1の減速でぐんときてここで違いを作ってきたからね。この辺からも本質的に後半型でも出し切った方が良い馬だと思うし、ここで量的には一番だったというのは大きいかな。

　桜花賞では逆に45.9-46.3と平均でかなりハイレベルなバランスで基礎スピードを質的に求められて11.9 – 11.7 – 11.4 – 11.3 – 11.8とL2最速でも11.3という程度。その中で思い切っての先行策、番手外から直線でジリジリと伸びてL1まで踏ん張って３着ペリファーニアにクビ差での２着確保。リバティアイランドが鬼脚を引き出してきた形にはなるんだけど、基礎スピード面で良さを引き出してこの流れで２着というのはマイル戦として評価していいと思う。

　オークスの場合、基本的にペースがそこまで上がり切る可能性は低いし、今年はメンバー構成的に見ても落ち着くだろうと。その中で前を取って折り合わせつつ、３～４角で前のゴールデンハインドがある程度強めに仕掛けるタイプの馬なのでそれを追いかけつつ運べれば…というところやね。前目内目でスローバランスの中で出し切ったときに良さが出る。そのうえで、リバティアイランドに対してある程度リードを取った状況で直線に入れる馬。その点を総合的に考えるとやはり一番手はこのコナコーストになるかな。

○？

▲？

△エミュー

　後はパフォーマンス的に不気味なエミューを強めに警戒しておく。３走前のデイビー賞ではゴールデンハインドを撃破。中山1800ｍで50.5-47.8と超スローからの12.0 – 12.1 – 12.2 – 11.5 – 12.0とL2最速で11.5。これで中団外から正攻法で進めながら直線外からジリジリ伸び続けて並びかけ、L1でゴールデンハインドの１馬身1/4差前に出た。後半型でポテンシャルで分散しつつ要所の一足でしっかりと突き抜けたし後半型のバランスで良さが出たのでオークスでもというのはある。桜花賞は45.9-46.3で流石にこのレベルでは忙しかったが、後方内目で包まれて直線で窮屈なところもあったしもうちょっとやれたかなという部分も。軽い馬場でのロングスプリントにもある程度の目途は立てたとみて、距離延長も良いと思うのでその点を踏まえて＋ミルコがユーバーレーベンしてくると展開的に嵌る可能性はある。まあ今のミルコにそこまでは期待できないけど、穴目で警戒したい一頭かな。

△シンリョクカ

　後はシンリョクカも距離延長で警戒しておきたい。桜花賞では期待していた馬なんだけど、45.9-46.3と平均で11.9 – 11.7 – 11.4 – 11.3 – 11.8と３角付近で緩んでのL2最速で11.3という程度。これで前半中団であまり入って行けなかったし、後半でもジリジリと目立つ脚を使えずになだれ込んできたという程度でドゥアイズやハーパーといったところにも見劣った。マイルで平均だと位置取りでも苦労したし、後半のロングスプリントでも違いを作れなかったなと。JFもリバティアイランドには完敗だし流れてしまうと厳しいのでマイルでは限界が見えた。ただ、新馬戦がまだ可能性を残していて、東京マイルで49.9-46.7と超スローで13.2 – 13.0 – 11.6 – 11.0 – 11.1とL2最速でL1まで11.1。ラップも落ちない中で好位外から楽に突き抜けて３馬身半差の完勝。最速はさほどだがL1を11.1でまとめていてまだ底を見せなかったし、差を広げ続けていた。サトノダイヤモンドの仔はまだ傾向が読めないけど、結構中距離で結果を出す馬が多い印象だなと思っていたし、サトノグランツ辺りも高速京都2200で良さが出た。この距離でゆったり運んで後半のロングスプリントで化ける可能性はあるなと見て連下では押さえておく。

×ヒップホップソウル

　後は軽めにヒップホップソウルを押さえておく。フラワーCは極悪馬場ではあったが結構ハイレベルだったと思っている。50.2-50.6と平均で12.4 – 12.9 – 12.7 – 12.4 – 12.6とコントロールされつつの一足勝負。これで中団外から動いてしぶとくラストまで伸びてきたが外からエミューに捕え切られた。ただ同日の9R立山特別が2000ｍでも62.2-63.2で2:05.4、雨が降り続けていてのメインで1:53.3なので時計的には結構戦えているし、ラストのラップも消耗してない中でエミューが強かったがゴールデンハインドは撃破している。ベゴニア賞では後のNHKマイルCシャンパンカラーに逃げ切られてはいるが48.3-46.3でかなりのスローからの12.2 – 12.4 – 11.5 – 11.1 – 11.3とL2最速でギアチェンジ戦。これでくらいついてラストは詰め切れなかったがクビ差と悪くはない。この距離である程度の位置を取ってほしいというのはあるし、枠の並び的にもリバティアイランドより前を取れる可能性は結構高く、好位の内目ぐらいまで持っていければチャンスも広がってきそう。内目からロングスプリントでロスなく運んで、距離延長も良さそうなので軽めに３着辺りまでのヒモなら。

×ドゥアイズ

　悩んでドゥアイズを軽く拾う。札幌２歳Sの感じだと距離延長そのものは対応してくるとは思う。49.3-48.5でややスローから12.2 – 12.2 – 12.3 – 11.9 – 12.1と４角出口で加速。ここで逆手前になってそれでも何とか維持して直線しぶとくというところを外からドゥーラに。ドゥーラの方が距離延長自体は良いと思うんだけど、ドゥアイズは高速馬場でのロングスプリントである程度適性を示していると。マイルでは忙しくて前半が苦しい、外枠過ぎるので前半の位置取りはかなり重要だけど、その辺を積極的に出して行ってやれればやね。