本命15ソウルラッシュ＠マイラーズカップ2023予想

マイラーズカップ2023の予想

京都11R 芝外1600ｍ
馬場想定：良、高速馬場想定
風向想定：北5m/s想定

展開予想

　土曜は馬場自体はある程度時計が出ていたなと思うが、それよりも北風が強くて恐らくその辺もあってペースが速めだったなという感じ。日曜も同様に北から少し強めに吹くので土曜の傾向をしっかりまとめておいた方が良いと思う。

　展開予想だが、ここはシャイニーロックがハナを主張していくだろうと。ガイアフォースがこの距離でどこまで行けるかだがある程度前を取って狙ってくるか。外のキングエルメスやビーアストニッシドといったところも先行策だがビーアストニッシドはここまでくると微妙かな。内からはジャスティンスカイ辺りも好位～中団に、というような感じで進めていくだろう。ペースはある程度は上がると思うが、土曜が速すぎたのを騎手も多少は修正するかも？というのはあるしあまり決めつけすぎない方が良い。それでも46-46で平均で1:32.0ぐらいを想定しておきたい。３角で緩みが小さければ31秒台も視野に入ってくるかな。

予想

◎15ソウルラッシュ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△02トリプルエース
△10シュネルマイスター
×01グラティアス14エアロロノア
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ソウルラッシュ

　本命はちょっと悩んでソウルラッシュにした。馬場はそこまで極端ではないがそれでも高速馬場なのは確か。その中で流れてもある程度スローでも対応できそうなソウルラッシュを狙いたいと。

　まず２走前の富士Sではしっかりと末脚を発揮してきた。東京マイルで46.0-46.0と平均からの11.7 – 11.8 – 11.3 – 11.2 – 11.7と中弛み気味からのL2最速。これで中団外目で進めながらL2で結構鋭く伸びてここで一列前にいたダノンスコーピオンに並びかけての先頭列。L1でちょっと甘くなってセリフォスには差し切られたが、安田記念で不利を受けて出せなかった鋭さをL2で引き出してきたのは好感。

　前走のマイルCSでは阪神マイルで46.6-45.9と平均だが11.5 – 11.9 – 11.6 – 10.8 – 11.6と中弛みからのL3-2で11.6-10.8とトップスピードの質やギアチェンジを求められている。これで中団の外から進めてソダシの一列後ろからL2でしぶとく伸びてソダシに並びかけて２列目付近まで来ていたからね。割とトップスピード戦で強いしラストもシュネルマイスターの追撃は振り切っている。

　個人的には究極レベルだと基礎スピード戦よりはちょっと緩んでトップスピード戦の方が良いと思っているが、富士Ｓは46.0-46.0の流れで中団から末脚を引き出し切れているし外からロスがあった中でやれているのは良い。京都マイルも中弛み傾向があるコースではあるので、ペースがある程度上がったところで中団で立ち回っていれば戦いやすいかなと。ここはパフォーマンス的にも最上位だし、適性的に基礎スピード面を持っていてトップスピードの質という点で見ても最上位。枠はちょっと嫌だが追い切りなどを総合的に判断してもこれからかな。

○？

▲？

△トリプルエース

　追い切りが微妙なところだったので連下にしたが、単穴がちょっと頭を過ったトリプルエース。４走前のキャピタルＳが東京マイルで46.1-46.4と平均から11.6 – 11.9 – 11.3 – 11.4 – 11.8とL3最速で11.3という程度。中弛みはあったが、前半そこそこ流れたしここで後方で脚を温存。それから直線大外からしぶとく伸び続けてL1でぐんときて前との差を一気に詰めてクビ差。L1の地点で11.8だが、３馬身半ぐらいあったので恐らく時計差なしまで詰めたなら11.2~3ぐらいで上がってきていると思う。後半型にしてロングスプリントで底を見せなかったのはちょっと意外だった。京都マイルでも面白いタイプだと思うし、内内でロスなくで自分の競馬を貫ければやね。今年は勢いに乗ってきた団野で現時点で14番人気はちょっと穴すぎる感じ。

△シュネルマイスター

　本音を言えばここで重い印を打ちたい馬なんだけど、正直追い切りがイマイチだったかな。基礎スピード戦でも強い馬で、そもそもNHKマイルCを勝った時が45.3-46.3とややハイで11.6 – 11.6 – 11.4 – 11.4 – 11.9と淀みも小さい中で、中団外から正攻法でしぶとく伸び続けて前のソングラインをハナ差で捕え切っている。基本的に基礎スピードが求められても大丈夫だが、高いレベルだと本質はロングスプリント型。今でもベストバウトは毎日王冠勝ちだと思うし、あれが46.3-46.7と平均で11.8 – 11.7 – 11.3 – 11.4 – 11.9とL3最速11.3という程度。後方からの競馬になってしまってちょっと届かんかな？というぐらい苦しい位置だったが、直線で捌きながら外に出し切ってL1でぐんと伸びてきた。近走は３走前のマイルＣＳでも46.6-45.9と平均から11.5 – 11.9 – 11.6 – 10.8 – 11.6とL2最速で中団中目から進路を取り切れなかったのもあるけどちょっと伸び切れなかったし、ちょっと不満はある。前走の中山記念は好位の内目から直線で捌くのに苦労しながらL1最内で何とか食らいついて２着争い僅差と割と悪くなかったけど…ややパフォーマンス的には落ちてきている感じはある。追い切りがイマイチだったので今回は押さえまで。

×グラティアス

　後は軽めに。正直絞ろうか悩んだんだけど、まあ頭数も多いし２頭ほど軽く。グラティアスは一応キャピタルSで対応。東京マイルで46.1-46.4と平均からの11.6 – 11.9 – 11.3 – 11.4 – 11.8とL3最速で11.3という程度。これで中団から進めて直線で外目に進路を取るが伸びは地味。L1でジリジリと食らいついて最後は接戦の中で差を詰めてきてはいた。まあトリプルエースとの比較では一段下げたいけど、枠も良いし軽めの押さえまでなら。

×エアロロノア

　エアロロノアも正直あまりペースが上がっていいタイプとは思っていないんだけど、２走前の京都金杯で最低限対応できたのはある。46.0-46.7と平均で11.3 – 11.6 – 11.4 – 11.8 – 11.9のラップ推移、L3最速で３～４角で好位内から上手く立ち回ったのはあるが直線で少し進路で迷って外に出しているうちに内に絞っていたイルーシヴパンサーに抜け出されてL1で食らいつく感じ。ちょっともったいない競馬で２着と悪くは無かったかなと。今回は相手関係的にも結構手ごわいし、枠も外外なのでまあ軽く押さえるところまでかな。

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「北条直人の競馬ブログ」より