本命02ルプリュフォール＠ダービー卿チャレンジトロフィー2023予想

time 2023/04/01

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ダービー卿チャレンジトロフィー2023の予想

中山11R 芝外1600ｍ
馬場想定：良、標準馬場想定
風向き：東2m/s想定

展開予想

　馬場が先週の道悪開催でどうなるか読めないが、ひとまず標準馬場で置いておく。風は東からなので３～４角中間地点が完全追い風。

　展開予想だが、逃げるのはこのメンツだとベレヌスかウイングレイテスト辺りになる可能性が高く、外枠なのである程度速度に乗せて内に切っていく形。外のファルコニアも内に切りつつ２列目外辺りでこの辺が先行争いの中心。内からは川田のレッドモンレーヴがある程度出していって、外の各馬を行かせつつ２，３列目の内だろうと。内枠の馬はこれが目標になってくる。マテンロウオリオン辺りはある程度先行してくる可能性が高いし、出足が怪しくなってきたトーラスジェミニ辺りもこのメンツならある程度先行できそう。ペースは落ち着く可能性も高いが、ミッキーブリランテが京成杯AHのように途中で押し上げてというところまである。まあちょっと読みにくい展開ではあるが、ひとまずは47-46ぐらいでややスローぐらいかなと想定しておく。ただ、仕掛けは強くなる傾向なので、ロングスプリント面は重視したい。

予想

◎02ルプリュフォール
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△03レッドモンレーヴ
△05スカーフェイス
×06ミスニューヨーク13タイムトゥヘヴン
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ルプリュフォール

　本命はルプリュフォールで勝負することにした。まあ枠の並びを見て若干迷ったけど、シンプルな競馬をしがちな石橋脩なので内枠ならむしろここはある程度ポジションを取る意識かなというのと、ペース自体はさほど上がらないかなというところで中団内目ぐらいで上手くレッドモンレーヴを意識しながら運べないかな…という期待やね。

　そもそも折り合い面を除けば基本的に距離そのものは問題ないとは思っている。スワンSでも34.1-34.6と平均で流れていたのはあるが、10.9 – 11.1 – 11.3 – 11.4 – 11.9と淡々とした流れの中で後方中目で我慢しながらも直線で外に誘導して最後にぐんと伸びて突っ込んできた。この脚色は目立ったし、この馬の走破バランスで見ても35.6-33.5と超スローバランスで終いを高めてきている。流れた中でのロングスプリントを量的に見せているので、マイルでもある程度流れれば、仕掛けが早くてロングスプリントの形なら問題ない。

　前走の阪急杯は33.4-34.5とかなりのハイで流れたし、11.3 – 11.3 – 11.2 – 11.2 – 11.9と淀みなく淡々と基礎スピード特化で1:19.5という走破時計、単純な時計勝負で基礎スピードの質が無いと無理。これで出負けは仕方ないにせよ下げ過ぎたし前述のスワンSと比べても自身で36.6-32.5は流石に酔狂が過ぎるレベル。ただ、極限のスローバランスにしてロスなく進めたと言っても終いを質的に高めてきているので、この感じなら折り合い面を除けば適性として距離延長は良いと思っている。

　ちょっと運は要ると思っているが、ゲートはどうしても甘いので内枠で追い込み馬が多い中で何とかまずその中で中団内を狙える運びをしてほしい。前にレッドモンレーヴがいると思うので、それを目標に運べるような形でかつ３角からペースが上がってロングスプリントになる中山マイルらしい仕掛けの形になれば個人的にはややスローまでならチャンスはあると思う。もちろんハイペースで流れてくれた方が楽は楽だと思うが、この馬の場合スローバランスでトップスピードの質自体は高めているので、後は位置取りと捌き次第で何とかなる。パフォーマンスと適性面のバランスで見れば一番だと思うし、後は折り合い面とゲートが悪くなりすぎない所だけ…かな。まあ人気薄なので色々なリスクは覚悟で狙いたい。

○？

▲？

△レッドモンレーヴ

　後は連下でレッドモンレーヴを。まあちょっと悩んだけど枠の並び的には前半で自分のリズムで前に入りつつ、外の馬に切って行かせれば良いので結構楽だとは思う。もちろん内枠の好位～中団勢の良い目標にはなると思うので、勝ちに行って押し切れるかはあるが、ペース自体もさほど上がらない可能性が高いメンツでもあるし。２走前の秋色Sが強い競馬での２着。東京マイルで46.2-45.8と平均で11.5 – 11.7 – 11.2 – 11.1 – 11.8と少し淀みはあったがL2最速。これで好位で流れに乗って進めて直線でしぶとく伸びて食らいつき、L1で前のジネストラは捕えての２着。流れた中で後半の素材面でジネストラ相手に一枚上だったのは確か。枠の並び的に見ても競馬はしやすいしマイルの川田だからね。後は馬場が標準ぐらいになりそうで、高速馬場で結果を出してきている馬だけにその辺を少し嫌っての連下というところかな。

△スカーフェイス

　後は悩んだがスカーフェイスを連下で拾うことにした。これまでのイメージでは狙えんが、前走の大阪城Sは良い意味での違和感がある。阪神1800で46.5-46.2と流れたし、12.1 – 11.8 – 11.1 – 11.6 – 11.7とL3最速で基礎スピードとロングスプリントのバランスをという競馬。これで外枠から中団中目に忍び込んで直線で外に出したがそこからしぶとく伸びてL2で２列目、L1で伸び切っての半馬身差の勝利。正直1800でもワンターンでの時計勝負、基礎スピードとロングスプリントって形が合うと思ってなかったのでこれは意外だった。この感じならある程度基礎スピードを求められても良いし、思ったより流れに乗れたのも収穫。ここは好位～中団の内のスペースが結構空く可能性があるので、そこをついて上手く位置を取ってロングスプリントできればちょっと怖いなと。

×ミスニューヨーク

　後はミスニューヨークを押さえたい。ただ、ペースがそこまで上がらないと良さが出ないので軽めの押さえまで。２走前のターコイズSでは47.0-46.5とあまり上がらなかったがそれでも平均。11.8 – 11.6 – 11.7 – 11.4 – 11.8のラップ推移で中団外からしぶとく出し切ってウインシャーロットを捕え切ったのは一定の評価が必要。ただ、やはりある程度流れてこその馬で、３走前の京成杯AHでは47.5-46.1とスローで12.0 – 11.7 – 11.3 – 11.3 – 11.8とロングスプリントの競馬。これで好位の内目なので結構うまく立ち回ったが外からロスのあったクリノプレミアムにも見劣ってしまっている。なのでそうなると難しい。まあ今回はスローの可能性は結構あると言いつつも基本は流れる傾向が強い中山マイルなので、展開の幅という点では押さえは必要かなというところ。スローでも京成杯AH４着ぐらいやれればここでも圏内は警戒しないとというのはあるからね。

×タイムトゥヘヴン

　後はロングスプリントで出し切れれば面白いタイムトゥヘヴン。個人的にはペースも大事だけど、３～４角からの競馬で出し切れた方が良い。もともと勝ち切った昨年ダービー卿が45.5-46.8とややハイで11.3 – 11.6 – 11.7 – 11.8 – 11.7と減速が早く３～４角で落ちていたが、ここで我慢して後方中目から直線で外になったのでエンジンのかかりが少し遅くてL1でぐんと来た。３馬身半ほど後ろからL1だけで突っ込んできたのでラストは11秒台前半は確実に使っている。ラップからの結果論ではもう少し早めに動いても良かったレベルだと思うし、個人的にはレース全体の仕掛けが強い方が良い。京王杯SCで結構やれたのもコーナーで緩まなかったのが大きいと思う。中山マイルはペースも合いやすいけど、そこに関わらず仕掛けが強くなりやすいコースなので、噛み合えばやはりL1のズドンは魅力的で押さえておきたい。