本命12ハヤブサナンデクン＠マーチステークス2023予想

マーチステークス2023の予想

中山11R ダ1800ｍ
馬場想定：不、高速ダート想定
風向想定：北西2m/s想定

展開予想

　まず日曜は開催中にまとまった雨が降る予報で、更に道悪になる可能性が高い。土曜の段階では顕著な高速というほどではなかったが、日曜では流石に顕著に高速になると思う。風は北西からなので４角地点が完全向かい風に。

　展開予想だがここはとりあえずウィリアムバローズがハナを窺いつつ出していく形。内からはロードヴァレンチがハナを狙ってくる形になると思う。基本的にはこの２頭のハナ争いで、内のロードヴァレンチが主張し切るかな。番手でウィリアムバローズが落ち着かせつつ、外からハヤブサナンデクン辺りが先行して３番手ぐらい。ある程度は前もペースを引き上げに掛かると思うし、イメージとしては48.5-49.5ぐらいでややハイ～平均ペースぐらいかな。1:50.0ぐらいを想定。

予想

◎12ハヤブサナンデクン
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△08ウィリアムバローズ
△10ヴァルツァーシャル
×05ケンシンコウ07ハピ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ハヤブサナンデクン

　本命はハヤブサナンデクンにした。個人的には軽いダートの方が良いと思う。

　ベストバウトは５走前の三宮Sで48.1-49.9とかなりのハイ。ここから12.4 – 12.0 – 12.1 – 12.5 – 12.7 – 12.6とL5最速で仕掛けも強く。これで先行策で楽に流れに乗って３～４角で押し上げながらこのラップで突き抜けてきた。ラストで謎の加速ラップだが千切っている。ここの２着がニューモニュメントだしかなり強い競馬だったと思う。

　個人的にはある程度軽い馬場で基礎スピードを要求される競馬の方が合っていると思う。前走の東海Sの場合は50.2-48.6とかなりのスロー、12.4 – 12.2 – 12.1 – 11.9 – 12.4とL2最速で11.9と後半型の競馬。これで番手から流れに乗ってはいるんだけど、要所の一足で食らいつくがL1でジリっと下がって３着。ラストで甘くなったし個人的にはスローでも使える脚は限定的だと思う。まあハギノアレグリアス相手に２馬身差なら悪くないし相手が手ごわかったかなと。

　今回はメンバー構成的にも先行は結構楽だと思うし、前もある程度引き上げる形で流れに乗って前半でしっかり分散出来れば、向こう正面で流れてもL2最速の形でも戦えると思う。本命はこれかな。

○？

▲？

△ウィリアムバローズ

　後は中山1800の安定感は抜群、ウィリアムバローズを連下に。ただ高速ダートだと削ぎ切れるかどうか？という問題はあるかな。卯月Sは強かった。良の中山1800で48.7-50.6とかなりのハイ、12.6 – 12.3 – 12.5 – 12.7 – 12.3 – 13.1とL3-2での再加速。これで逃げるロードエクレールを番手で見ながら４角で外からじわっと仕掛けてL2で先頭に立って後は千切って３馬身半。ただここは基礎スピード戦で後半が消耗気味の中での一足。３走前のラジオ日本賞が48.9-49.3と平均で後半が49でまとめている流れ。12.1 – 12.1 – 12.3 – 12.2 – 12.7と淀みない中で番手から抜け出したがアシャカトブに競り落とされた。悪くはないけど馬場が軽い中で後半型の馬にやられる可能性は結構あるかなと。前走ポルックスSでニューモニュメントに差されているし、物差しとして考えたときには勝ち切るところまでを１番人気で信頼していいかどうかやね。連下までにした。

△ヴァルツァーシャル

　読みにくいけど、基礎スピード自体はもともと見せている馬だし、高速ダートの東京1800で流れればフィット数r可能性はある。前走の総武Sは正直さほどでもない。中山1800で51.3-49.6とかなりのスローからの12.7 – 12.4 – 12.3 – 12.1 – 12.8と後半4F線。これで２列目中目から出口で外で進めたが置かれたしL1でジリジリなだれ込むだけ。ホウオウルバンに捕え切られたし、ちょっと物足りない内容。北総Sが50.1-50.0と平均で13.3 – 12.6 – 12.7 – 12.9 – 12.3 – 12.1と中弛み加速でL1も落とさず突き抜けて４馬身差と強い競馬。ギアを落としてL1で余力があったので、個人的には距離自体はもうちょっとあっても良いぐらいの競馬ができていると思う。ただ、もともとユニコーンSで流れてバテ差している馬。46.2-49.0と超ハイ、11.9 – 12.1 – 12.1 – 12.2 – 12.6と単調な流れで後方内目から出口で外に誘導したのが上手くいったがそれでもしぶとく伸びてきた。最後でちょっと甘くなったが４頭接戦の中での４着だったしね。高速ダートで流れた中での1800で警戒したい。

×ケンシンコウ

　追い切りがいつも良くないがいつも以上に良くなかったので軽めに押さえる。適性的にはフィットしていて、昨年のマーチS２着でも重馬場で48.6-49.3と平均で12.3 – 12.1 – 12.5 – 12.0 – 12.7とL3-2再加速。これで好位で積極的に流れに乗ってL3-2の加速で一気に出し抜いて一瞬決まったかな？というレベルの脚を使ってきた。ラストはメイショウハリオに捕え切られたがここは相手も手ごわかったからね。馬場が軽い中での基礎スピード戦は噛み合う馬だしここ２走は条件が良くなかったからね。ただ追い切りがやはり…というところで軽めまで。

×ハピ

　後はハピを軽めに。総合力が高い馬なので、高速ダートで基礎スピードの質だったりポジショニングだったりといったところを引き上げられるかどうかやね。前走のチャンピオンズCは坂スタートでこれまでで一番いいスタートを切っていたが、まだ当てにはしづらい。基礎スピード勝負でシンプルな競馬だとレパードSなんかでも甘くなっているし、JDDも不良の高速ダートで後方から動き切れなかった。前走は正直良い位置を取れたことが大きいし、流れも落ち着いたからね。個人的にはシンプルな競馬だと詰めの甘さが気になるので軽めの押さえまでとする。

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「北条直人の競馬ブログ」より