本命10ホウオウビスケッツ＠スプリングステークス2023予想

スプリングステークス2023の予想

中山11R 芝内1800ｍ
馬場想定：稍～重、タフな馬場想定
風向想定：南南西2m/s想定

展開予想

　馬場は土曜の時点で不良馬場まで落ちているし時計もかなり掛かっている。明日は晴れるし稍重ぐらいまでは回復すると思うが、それでも馬場自体は劇的には変わってこないだろうなと。タフ馬場想定で。風は南南西からなので３角地点が完全向かい風、HSは追い風と言っていい。

　展開予想だが逃げ馬候補が多数いる中でちょっと読みづらい面はあるかな。とりあえずホウオウビスケッツはある程度出していくと思うが、外のオールパルフェや内のグラニットがどう出るか。コメント的にはグラニットはリズムよく、オールパルフェとホウオウビスケッツはハナにはこだわらないという感じ。パクスオトマニカも逃げなくてもと言っているので読みづらいが、それでもある程度前半は流れるかな。ベラジオオペラ辺りがその４頭を行かせつつ好位の内目ぐらい、外からはシーウィザードやハウゼといったところも好位を狙ってきそう。ペースはそれなりに上がるとみて、坂スタートの中山1800でも47.5-49.0ぐらいまで考えるべきかなと。1:48.5前後で想定。

予想

◎10ホウオウビスケッツ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△09アイスグリーン
△13トーセンアウローラ
×11オールパルフェ15セブンマジシャン
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ホウオウビスケッツ

　本命はちょっと悩んだけど素材を信じてホウオウビスケッツにした。馬場が想定より重くなりそうだったので対抗馬と悩んだんだけどね。

　ただ前走のフリージア賞はかなりインパクトがあった。東京2000で61.5-57.8と後半1000を57秒台で上がってきたと。超々スローからの11.8 – 11.6 – 11.2 – 11.2 – 11.9とロングスプリントの競馬でL3最速タイで11.2としっかりと早めの仕掛けで分散しつつ最後まで余裕を持っての１馬身半差完勝は結構驚いたかな。この競馬ができるのであれば距離はもうちょっと延びても対応できるぐらいだと思うし、端的に言えばダービーで面白い逃げ先行馬という認識。

　それだけだと1800への短縮でタフ馬場での有酸素運動で？というのはあるんだが、この馬は新馬戦も結構良い競馬をしている。中山マイルで47.6-47.3と平均ペース、11.9 – 12.0 – 11.9 – 11.4 – 12.0とL2最速の形に持ち込んで逃げて出し抜いての勝利。要所で動けているし、年末である程度時計が掛かっていた状況で47-47レベルでしっかりと引き出せているので基礎スピード面でも結構目途を立てている馬。

　個人的にはタフ馬場でパワー型基礎スピードが求められてどうか？だけど、血統からデピュティミニスター同士の配合となっているのがマインドユアビスケッツだからね。母系もスタミナ色が強い血統だし、その辺で乗り越えてほしい。ホウオウがようやく本物を掴んだかも？と思っているので、ここを勝って皐月賞・ダービーに向かってほしいね。ダービーまで楽しみがある馬だと思う。

○？

▲？

△アイスグリーン

　後はあすなろ賞勝ち馬のアイスグリーンを。馬場が重い中で前走は結構強い競馬。小倉2000の稍重でペースは61.1-59.7とスローからの12.1 – 12.0 – 11.9 – 11.9 – 11.8と後半もラストが最速という中で捲ってしぶとく粘り切った。向こう正面でペースが上がってから動いているし、後半のポテンシャル面でラストを落とさずに運べているので底を見せなかったのは好感。２勝クラスがの太宰府特別が1800ｍで牝馬限定とはいえ1:49.5しか出ていないし、時計的には結構優秀だと思う。正直これも距離自体はもうちょっとあっていいかな、と思っているんだけど馬場が重くなるのでその辺は解消できるだろうという判断。

△トーセンアウローラ

　今回は穴目で勝負したいなと思える馬が多いので、適性的に怪しい人気馬を消してトーセンアウローラも積極的に拾いたい。前走の小倉1800ｍでは重馬場で49.1-49.1と平均、12.3 – 12.5 – 12.5 – 12.0 – 12.1とL2最速で２列目の内から上手く通して４角出口で先頭とは言えそこからしぶとく伸びて突き抜けての３馬身半差で圧勝だしラップもほとんど落とさなかった。同日古馬１勝クラスの日田特別が1:50.1でかつL1が12.8と相当落としていることを考えるとラップ補正で見れば優秀になる。前が飛ばす中で無理せず中団ぐらい、ハイペースで外からパワー型基礎スピード＋ポテンシャルが嵌ればこのメンバー構成なら面白いと思う。

×オールパルフェ

　後はオールパルフェを軽めに押さえておきたい。本音を言えばオールパルフェなら良馬場の方が良かったとは思っている。ちょっと馬場が重いかなと見て一段下げて軽めの押さえまで。ただ朝日杯は時計が掛かっていた馬場ではあったしその中で45.7-48.2とかなりのハイでちょっと飛ばし過ぎた面はあるからね。デイリー杯は47.3-45.9とスローでも適度だし12.0 – 11.7 – 11.4 – 11.0 – 11.8とL2最速ですっと出し抜く足を見せていた。総合力は良いものを持っているし、ある程度のハイまでならこなせそう。後は重馬場で1800がどうかやね。

×セブンマジシャン

　後はセブンマジシャンも軽めに押さえておくかというところやね。まあここ２走のホープフルS・京成杯で考えれば内容的には一番。ただ、ホープフルSでも61.5-60.0とスローで12.5 – 12.5 – 11.9 – 11.2 – 11.9とL2最速で中団から置かれてL1ジリジリだし、前走の京成杯も62.2-60.0とかなりのスローから12.4 – 12.2 – 12.2 – 11.7 – 11.5とL1最速、４角で前のソールオリエンスがちょっと寄れたのは痛かったがそれでも置かれてL1ジリジリ。とにかくエンジンの掛かりが遅いので戸崎みたいに仕掛けを我慢する騎手とは本来相性が悪いと思う。後はこの馬場でそこまでL2の加速が求められずにポテンシャルをはっきできればというところかな。これも1800はちょっと短いと思っているんだけど、道悪でちょっと押さえたいという感じ。

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「北条直人の競馬ブログ」より