本命03ジャスティンパレス＠阪神大賞典2023予想

time 2023/03/19

folder 2023重賞まとめ予想

阪神大賞典2023の予想

阪神11R 芝内3000ｍ
馬場想定：良、高速馬場想定
風向想定：北1m/s想定

展開予想

　まず馬場だが、阪神は３場の中で唯一軽かったなという感じ。特に内回りは時計や速いラップが出ていた印象なので、外回りと分けた方が良いと思う。高速馬場想定の方が良いかもしれない。風は北からなので３～４角中間地点が完全追い風だが誤差の範囲なので気にしない。

　展開予想だが、ここは恐らくアフリカンゴールドがハナを主張する可能性が高いだろう。それを行かせつつアイアンバローズが番手外、ブレークアップが２列目内でという競馬になりそうかな。外のディープボンドがそれらを意識しつつある程度の位置で進めて４～５番手外ぐらい。内からはジャスティンパレスが３～４列目の内ぐらいというところで有力馬はある程度位置を確定して落ち着く。前の２頭もさほどペースを上げてこないメンバーなので割とスローになる可能性の方が高いかなと見ている。イメージ的には61.5-63.5-58.5ぐらいで3:03.5ぐらいを想定。

予想

◎03ジャスティンパレス
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△01ボルドグフーシュ
△07ブレークアップ
×08アイアンバローズ14アケルナルスター
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ジャスティンパレス

　本命はジャスティンパレスにした。まず正直今回は土曜の馬場が読みづらくて、外回りは結構時計が掛かっていたけど内回りはかなり出ていたんだよね。それと、メンバー構成的にも昨年ぐらいスローはありそうで、そうなるとポテンシャルだけの競馬にならんかもしれんと。

　ジャスティンパレスの良いところはある程度の位置を取れるのと、３～４角でロングスプリントが求められてもやれる点。神戸新聞杯が中京2200ｍ戦だが60.0-58.6とスローで12.3 – 11.6 – 11.4 – 11.2 – 12.1とL2最速ではあるが３～４角でもある程度速いラップを踏んできた。これで好位の内から完璧に立ち回って直線で楽々突き抜けての３馬身半差。ボルドグフーシュは外からかなり難しい競馬になったのは確かだが、それでも４馬身ほどはセーフティと言って問題ない。ある程度の位置からしっかりとこれができるのは強み。

　菊花賞も悪くないのが良い。阪神3000で58.7-62.7-61.0とかなりのハイで中盤もさほど落ちなかった分後半は上がってこないという感じ。割とマラソンレース的な流れの中で12.1 – 12.1 – 11.9 – 11.9 – 12.2 – 12.9と後半も淀みなく。これで好位の内目から３～４角で上手く進路を外に誘導しながら直線に入ってきたし、ラストは甘くなったが出し切る競馬になったのもある。

　ボルドグフーシュは基本的に出し切ってこその馬だし、こちらはある程度前半で良い位置を取れるので３～４角で追いかける形でも外からになりにくいのは強み。有馬記念は61.2-59.6とかなりのスローでも12.4 – 11.8 – 11.9 – 12.2 – 11.4 – 12.3と２段階加速でコーナーで上がらずL3-2のギアチェンジが顕著に求められた。これで前目内目で収めていたので要所で動くというところで難しくなったのはあると思う。

　基本的にコーナリングで勝負したい馬だとみているし、それを３角までに良い位置につけて内目を通して引き出せる。今回は外からディープボンドが仕掛けていく形なので３～４角では流れている可能性が高いので、ここで好位の内に入ってそうなのは展開的にもフィットしやすい。流れても良いがスローでロングスプリントが対ボルドグフーシュで見ても一番やりやすいと思うので。もちろんポテンシャル戦でも対応できる馬だし、現状総合的に見て本命はジャスティンパレスかなと。

○？

▲？

△ボルドグフーシュ

　連下にボルドグフーシュを置く。正直言って川田の追い込み馬、川田の長距離。この２つは俺は危険だと思っているので心中はしたくないのと、今回はそこまでポテンシャル戦にならないかなというのはある。菊花賞は58.7-62.7-61.0とかなりのハイで12.1 – 12.1 – 11.9 – 11.9 – 12.2 – 12.9とL4最速タイの流れ。これで中団外から３～４角でロスを作りつつも押し上げて進めて直線最後までしぶとくバテ差してここでジャスティンパレスの半馬身前に出てアスクにハナ差まで迫った形になる。かなりポテンシャル面を見せたのと、マラソンレースで全体で流れても消耗しなかったという点で有酸素運動の問題も大きくクリアしたかなと。有馬では61.2-59.6とかなりのスローからの12.4 – 11.8 – 11.9 – 12.2 – 11.4 – 12.3とL3-2でギアチェンジだが、福永らしからぬ３～４角緩みでの押し上げが功を奏してしぶとく伸びて２着は楽に確保。基本出し切った方が良いし、ゲートは甘く二の足も遅いのでこの枠だと後ろからになる。川田だと道中で目立った動きを嫌うし、結局ペースアップまで後方から３～４角で流れたところでロングスプリント的だとせいぜい神戸新聞杯ぐらいまでかなというのはある。これが１倍台なら連下での押さえまでが妥当かな。後はこの一戦で川田が長距離で本当にダメなのかどうかを見極めたいね。正直出し切るように乗ったら勝てる馬だとは思うし、仮に俺がどれに乗っても良いならボルドグフーシュを選びたいけどね。ただ川田は長距離での仕掛けの意識は低いので、取りこぼす可能性は結構あると思う。謎の追走できない現象もちらつくし、飛ぶ可能性まで考慮しての押さえ。

△ブレークアップ

　後はブレークアップを押さえておく。これも馬場が思ったより軽かったことでちょっと浮上させた。本来なら有酸素運動の競馬は結構割り引きで、有馬記念は３角で躓いたのが痛かったので度外視するが、湾岸Sが前が単騎で進めて中団で温存という形で全く伸びなかった。アル共みたいに前が単騎で進めて12.7 – 11.8 – 11.7 – 11.5 – 11.6 – 11.8のラップ推移で３～４角で離れた３番手から追いかけながらロングスプリント的な脚を使うのが一番いいだろうというのはある。今回は前がスローで支配したい馬が多いのと、馬場が雨が降った割にかなり軽いので３～４角でのロングスプリントになる可能性が結構高いと見た。そうなれば前目内目でロスなく運んでしぶとくという狙いは立つかなというところで連下で。

×アイアンバローズ

　後は一応アイアンバローズを押さえておく。昨年の阪神大賞典の感じからも前目内目で立ち回れればというのはあるかな。63.1-62.9-59.0と超々スローで11.9 – 11.6 – 11.6 – 11.5 – 12.4のラップ推移、外から押し上げてくるディープボンドを２列目外で前受け出来ていたのは大きいが、想像以上にしぶとく踏ん張って苦しめたからね。まあ正直直近のステイヤーズSの内容が良くなかったのでどうかな？とは思うが、基本阪神内回りの長距離戦は適性が結構絞られるしリピーター狙いは良いと思う。馬場が軽くても後半割とロングスプリント的に脚を使える馬でもあるからね。軽めには押さえておく。

×アケルナルスター

　最後に大穴でアケルナルスターを拾っておきたい。個人的にアケルナルスターは右回りで右手前でコーナーで速いラップを踏む競馬が一番合っているかなというのは感じている。２歳時は府中で良さを見せていた馬なんだけど、高いレベルではちょっと苦戦していて近走は利尻特別勝ちとグッドラックハンデ勝ちでどちらも右回り。グッドラックハンデは中山2500でタフ馬場、63.2-60.4と超スローで12.0 – 11.7 – 11.7 – 12.2 – 12.2 – 12.6とポテンシャル戦で後方からズドンしてきた。これは正直結構意外で、後半のポテンシャル特化で弾けたか…という感じ。利尻特別は札幌2000で稍重で64.4-60.2と超々スローからの12.8 – 12.3 – 11.3 – 11.4 – 12.4とL3最速でロングスプリント的だし４角で速い。これで４角で外からの競馬もここでちょっと置かれつつだが直線でのバテ差しで突っ込んできた。割と素材型の馬で、かつ後半特化で距離を延ばして良さが出てきている。阪神の内回りでドスローで向こう正面から各馬が早仕掛けする中でワンテンポ待ってL1でのバテ差しで３着辺りに突っ込んでくるぐらいの期待は持てるかも？というところで大穴で狙いたい。