本命04トップナイフ＠弥生賞ディープインパクト記念2023予想

弥生賞ディープインパクト記念2023の予想

中山11R 芝内2000ｍ
馬場想定：良、やや高速馬場想定
風向き：東北東3m/s想定

展開予想

　まず馬場だけど、思ったよりも軽いかなというのが土曜の印象。正直先週は標準かややタフ寄りかなと思って見ていたんだけど、土曜の現段階でも2500で31秒台が出ていたり、まあペースの問題もあるけど思ったより良いラップを出しているケースも多い。いきなり高速までは？とは思うが、一段階上げてやや高速ぐらいで見ておく。風は東北東からなので３角地点が完全追い風。

　展開予想だが、逃げ先行勢が揃った。人気のトップナイフはとりあえず前を狙うだろうが、何かが行くだろうという読みもあると思うので出して行ってレヴォルタードの前を取ったらとりあえず外を行かせる選択を取るかなと。その外からはホープフルSで出負けし行き切れなかったグリューネグリーンが主張してくる可能性が高い。豊のゴッドファーザーもハナを主張してくる、セッションのムルザバエフも積極先行という感じで、今年は割と前半から流れる可能性が高いかなと見ている。何せ絶対的な存在がいないと思っていると思うので、割とレースとしては欲が出る競馬になりそう。60-59.5ぐらいで1:59.5ぐらい、平均ペース想定かな。

予想

◎04トップナイフ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△06タスティエーラ
△07ゴッドファーザー
３連複：◎軸○▲△BOX
３連複：◎○軸▲△流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△

◎トップナイフ

　本命は割と納屋まずトップナイフにしたという感じかな。ホープフルSの２着の内容やこれまでの実績からも多分そこまで人気を被ることはないだろうと思っていたし、実際単勝２倍台はまず無さそうな割れ方だからね。

　自分的にはロングスプリント以外の適性面はこの世代では高いレベルでまとめている方だと思う。本番で正攻法ではちょっと足りないかなと思っているが、このメンツで各馬が色気を持ってくれれば総合力が活きる。まず前走のホープフルSでは61.5-60.0とスローで馬逃げてレースを支配して、12.5 – 12.5 – 11.9 – 11.2 – 11.9とL2最速でしっかりと出し抜いてきた。トップスピード面でも時計が掛かる中ではあるが鋭さを引き出せているし、コーナーで緩い状況からすっとギアチェンジ。この辺が良さの一つ。

　京都２歳Sではグリューネグリーンを捕え切れなかったがパフォーマンス的には一番。阪神2000で60.4-60.1と平均、ここで好位だが少し後ろかなというところから４角でビキニボーイが下がってきて接触してここでブレーキ気味、置かれてしまっている。それでも内から立て直して12.3 – 12.1 – 11.7 – 11.8 – 12.2のラップ推移でL1でぐんと伸びてアタマ差まで肉薄する伸び。L1が12.2なのでここで３馬身強の差をアタマ差までとなれば大体0.5は詰めていると思うし11.7ぐらいでまとめているだろう。有酸素運動の競馬の中で不利があっても立て直しているので、自分は最大の持ち味は基礎スピードやポテンシャルといったところになるんじゃないかなと。

　そのうえで、萩Sでは相手が楽とはいえ48.1-45.9とかなりのスローで12.2 – 11.6 – 11.5 – 10.9 – 11.9とL2最速で10.9とある程度トップスピードの質を高めてスッと来ている。中山内2000ならまず切れ負けするレベルでは無いと思うし、前受けが理想だが流れてしまえばそんなに気にならないし、野路菊Sで見せたロングスプリントで不甲斐なかったのは不満だけど、基本有酸素運動がベースの馬だから、流れてしまえばやね。スローでも前目でL2最速でギアチェンジとかならそう心配していないが、勝ち切ることを考えるならスローよりは流れた方が良いと思う。

○？

▲？

△タスティエーラ

　適性無視して素材的に一番魅力を感じたタスティエーラを連下にする。正直まともにこいつを対抗にしても良かったんだけど、本命がトップナイフである以上馬券的に面白いところでって気持ちになるし、タスティエーラ自身やっぱりペースが上がり切ってどうなん？ってのはどうしても。ただ、ここ２走は個人的には魅力的で出し切れれば面白い馬。新馬戦はムーアが最後まで追いまくっていたんだけど、それでも48.9-45.9と超スローで12.4 – 12.4 – 11.2 – 11.1 – 11.2とL1まで落とさず突き抜けた。スパッと切れるというよりロングスプリント性能が高そう。共同通信杯では47.7-46.5とある程度流れての12.8 – 12.4 – 11.3 – 11.3 – 11.5と中弛みで再加速。これで好位で流れに乗りつつ中団外から直線での追い出しでちょっと反応し切れずL1までじりじりという感じだった。対応はしてきたんだけど、あまり要所でのギアチェンジを求めさせない方が？というのはあるし出し切れれば。ただペースという点ではこれでもまだ遅いし有酸素運動要素を強めに求められてもやれるようならクラシック戦線で楽しみはある。連下で。

△ゴッドファーザー

　まあ休養が長いので何ともだし直前も芝での追い切りなので判断は難しいが、良く感じた。そのうえで、未勝利勝ちは圧勝で相手が弱かったのは確かだけど走破時計的にはなかなかのもの。48.5-48.3と平均で12.3 – 11.8 – 11.9 – 12.2 – 12.4とポテンシャル面を求めさせてぶっちぎりの10馬身差は立派のひところ。入りも34.9なので結構速いしそこで２角の上り坂でペースダウンして動いているのでそういうギアの上げ下げもできていてポテンシャルを持っているなら距離延長は良いだろうと思うんだけどね。後は豊がしっかりと引き上げる逃げ、控えるにしても誰かが強めのレースを作ってくれれば面白い。

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「北条直人の競馬ブログ」より