本命07バジオウ＠小倉大賞典2023予想

小倉大賞典2023の予想

小倉11R 芝1800ｍ
馬場想定：重～不、かなりタフな馬場想定
風向想定：西3m/s想定

展開予想

　まず馬場だが土曜の段階でも少しタフな状況。そこから日曜午前中まで雨が降り続けるので恐らく不良だろうと。かなりタフな状況になると思う。風は西からなので４角地点が完全追い風。

　展開予想だが、この雨で悪化する馬場状態だとどうしても気性的にコントロールが難しいレッドベルオーブが単騎気味に引っ張る形になると思う。テイエムスパーダがこの条件でどう乗るか読めないが、無理はしないだろう。外のアルサトワやウイングレイテスト辺りもある程度前を狙うが流石にレッドベルオーブには触ってこないと思う。ペースはレッドが刻んで47ぐらいで入りそう。後半は消耗すると思うし、47.0-50.5ぐらいの感じで超ハイを想定。まあ離れた番手で実質として見ても48-49ぐらいは見ておきたい。1:50.5前後かな。

予想

◎07バジオウ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△06ヒンドゥタイムズ
△11ダンディズム
×02レッドランメルト13ホウオウエミーズ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎バジオウ

　ここはバランス的に前半型となりそうだし、割とパワー型基礎スピードを秘めているバジオウで勝負したいところかな。

　まず基本的に基礎スピードをある程度求められた方が良いタイプ。５走前の府中S勝ちが東京2000だが58.7-59.4で平均でもややハイ寄り。これで少し離れた番手だがこの馬の位置でも59前半ぐらい。11.8 – 12.0 – 11.6 – 11.8 – 12.2のラップ推移で離れた番手からL2でしっかり捕えて先頭に立ってきたし、L1でちょっと甘くなったがサトノセシル相手にハナ差で粘り切った形。基礎スピード面が求められて要所の一足が活きているし、ここは自身でも平均ペースまで上がっているからこういう競馬の方が良い。

　前走の関門橋Sでは56.6-61.3とレッドベルオーブの激流の流れだが、離れた番手だと59秒台半ばぐらい。59.5として後半は58.4で後半のポテンシャル寄りの競馬になっている中で好位の内目で包まれて３～４角で動き切れなかった面があると。悪くなかったし、馬場が軽くて思ったより、馬柱の見た目の印象よりも後半型になってしまった感じはあるかな。

　全体を引き上げたい感じはあるし、この競馬なら1800で時計が掛かる状況は面白そう。一度過去に大寒桜賞でマカオンドールに完敗だが、これが重の中京2200ｍで60.7-61.1と平均、12.8 – 12.4 – 12.5 – 12.3 – 12.1 – 12.8のラップ推移で番手外から３～４角で勝負に行ってそのまま直線坂の登りでは抜け出しにかかっていた。L1で甘くなったしこれは距離だろうと。道悪自体は良いと思うし1800の重～不良で前のレッドベルオーブが単騎、それを離れた２～３番手で進めて３～４角で馬場の良いところを通しながら運べれば面白いと思う。良馬場なら2000がベストだと思っているが、タフ馬場ならフィットしそうということで本命にした。

○？

▲？

△ヒンドゥタイムズ

　まあ正直ここは怪しいかなとは思っているが、個人的には後半の無酸素運動の競馬と比べると小倉記念の内容が58.9-58.5と平均で12.0 – 11.8 – 11.7 – 11.7 – 11.6 – 11.7と淡々とした流れ。これで中団外から正攻法で進めてしぶとく最後まで伸びてきて捌いてきたジェラルディーナとの叩き合いでの２着。この感じだと有酸素運動の競馬で長く脚を使える印象。無酸素運動的だとどうしても一足しか使えない部分がネックだったので、1800はちょっと短いと思うけど道悪で前半要素を求められた方が良いかもしれない？というのはある。連下で。

△ダンディズム

　前走の関門橋Ｓが56.6-61.3と極端なハイだが離れた番手の位置ではややスローぐらい。これで中団から３～４角で外から押し上げながらの競馬で直線結構しぶとく。ディープモンスターに内から捌かれたけどこちらは外からで強い競馬だったなと。2000ｍで後半型でポテンシャルを発揮してきた形なので、やっぱり1800はちょっと忙しいと思うし前半の基礎スピード面もバランス的に問われてどうか？というのはある。ただ相手関係的に見ても前走のパフォーマンスは結構評価しているし、条件でバジオウを上位に取ったという感じ。

×レッドランメルト

　正直１番人気は押し出されたなあという感じ。バランス的にはある程度有酸素運動の競馬で良さが出ているし、個人的には４走前の札幌1800が結構良い。これがキーンランドC週で時計がかなり掛かっていたが、時計的には結構優秀。47.6-48.6とややハイで12.2 – 12.3 – 12.3 – 11.9 – 12.1と淡々とした流れで２列目外から４角ですっと先頭に立ってそのまま突き抜けてきた。この馬場でこのペースで先行して一足を使っているように割とパワー型基礎スピードは持っていると思う。ただ正直ここ３走を見てここで１番人気？というほどのパフォーマンスではあるので、自分的には適性はフィットしそうだけど押さえまでかな。

×ホウオウエミーズ

　後はちょっと悩んでホウオウエミーズ。これは道悪適性・ポテンシャル面は評価できるが1800はちょっと短いと思っている。ただエリ女でも60.3-60.4と平均で12.2 – 11.8 – 11.9 – 12.3 – 12.2とL4最速でも11.8という程度。これで後方からの競馬、３～４角で後方馬群の中目から進めて出口で外。これで右手前のままL1で左手前に、だけどジリジリとなだれ込む競馬は出来ている。個人的には淡々とした競馬より少し息が入ってもうちょっと長距離的な方が合うと思うのでその辺はあるが、相手関係的には楽だし軽めに押さえておく。

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「北条直人の競馬ブログ」より