本命08テイエムサウスダン＠武蔵野ステークス2023予想

time 2023/01/29

folder 2023重賞まとめ予想

武蔵野ステークス2023の予想

東京11R ダ1400ｍ
馬場想定：良、標準ダート想定
風向想定：南南東2m/s想定

展開予想

　馬場は土曜を見る限り何とも。白嶺Sでは思ったより掛かったかなと思うが、8Rの２勝クラス戦はペースが遅いとはいえ結構速いラップを踏んでいたからね。まだ何とも言えないが、ひとまず標準～ややタフぐらいの感じで見ておく。風は南南東からなので４角地点が完全追い風に。

　展開予想だが、ひとまず内から武豊とヘリオスがという形になると思うが、その外のホウオウアマゾンがダートでどこまで行けるか次第。内のオーロラテソーロやアドマイヤルプス辺りも東京1400なら先行しそうで内枠は結構出てくるかなと。その外からジャスパープリンスが２列目外辺り。ギルデッドミラーはダートスタートが鍵だが好位の内目～中団だろう。レモンポップはこの形で外からなので好位の外ぐらいになるかなという感じ。ペースはヘリオス豊が作るとしてもそこそこ流れると思うし、オーロラテソーロやホウオウアマゾンがそれを制してというパターンでもある程度引き上げないと難しいだろうからね。イメージ的には35.0-36.5ぐらいで見ておく。1:23.0ぐらいでとりあえずかな。

予想

◎08テイエムサウスダン
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△10タガノビューティー
△13レモンポップ
×05アドマイヤルプス14バトルクライ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎テイエムサウスダン

　本命はテイエムサウスダンにした。追い切りが中間も含めて結構良いなと感じたし、これなら初戦から。ルメールもやっと起きたっぽいしね。

　昨年の根岸Sが強い勝ち方。良馬場の東京1400で34.4-36.9と超ハイ、11.2 – 11.8 – 12.0 – 12.2 – 12.7と単調な基礎スピード特化戦で中団から進めつつ、直線でジリジリと伸び続けてL2で２列目まで上がると、L1でそのまま突き抜けてヘリオスから１馬身差と余裕を持っての勝利。冬場の時計が掛かる状況で1:23.1としっかり時計も出してきたし、タガノビューティー相手に１馬身半差、詰めさせていないのも好感。馬群の中でやれたのも大きかった。

　東京盃では大井の1200ｍだが対応してきた。34.6-36.0とかなりのハイで流れたが、そこでやや出負けしつつも好位の外までもってきて、12.4 – 10.9 – 11.3 – 12.2 – 11.7 – 12.1のラップ推移でL2でスッと反応してここで先頭列に来たし、L1でレッドルゼルには捕え切られたがオーロラテソーロは3/4差で余裕をもって振り切っている。

　高速ダートだったがフェブラリーSでも46.8-47.0と平均ペースを逃げて作って12.3 – 12.4 – 11.6 – 11.2 – 11.8のラップ推移でL2最速11.2。流石にカフェファラオにはここで捕えられたが、それでもこのラップでしっかりと加速に持ち込めているように、総合的に良さが出ているのが魅力。

　割と再加速に対応できる馬でむしろ1400なら少し緩んだ方が戦いやすい。仮に流れたとしても東京1400なら昨年のパフォーマンスを引き出せれば好勝負だとみて良いと思う。昨年よりはゴリゴリに引き上げる馬も少ないと思うので、その中で内の先行勢を見ながら好位の中目で立ち回れればチャンスが広がるかなと。レモンポップがこの冬場のダートである程度は流れるであろう中で外枠を引いたのもあるし、こちらで勝負したい。

○？

▲？

△タガノビューティー

　連下には突っ込んでくるマンのタガノビューティーを。この馬の良いところは割とスローバランスでも後半の質を高めてくるので、東京1400なら常に拾っておきたいタイプの馬ではある。石橋脩なので不安はあるが1400だと変な競馬になりにくいから石橋脩の雑さが目立たないのも良い（俺の中では西の浜中、東の石橋脩で２大仕掛け雑騎手。浜中は短距離での運びが強気で嵌ることも多いので浜中の方が良い騎手だとは思っているが。）欅Ｓではレモンポップ相手にL1で詰めた。稍重で35.7-34.8とややスローで12.1 – 12.4 – 11.9 – 11.2 – 11.7とL2最速11.2とトップスピード戦。これでも中団から直線で馬群を捌きつつ、L2でちょっと置かれたがそこで外に誘導してL1で突っ込んでくる競馬。３馬身差から最後はちょっと詰めていたし、ここまで加速が求められなければ違ったかなと。昨年根岸Sでは34.4-36.9と超ハイで11.2 – 11.8 – 12.0 – 12.2 – 12.7と淡々とした流れで出負けして最後方から外に出してジリジリと伸びてきた。テイエムサウスダンと１馬身半差は立派。レモンポップ比較で見れば欅Sでは2kg重かった斤量差も無くなるし、冬場の時計が掛かるダート実績もあるからね。連下では狙いやすい一頭になる。単穴もちょっと考えたけど…勝ち切るイメージがわかなかったところかな。

△レモンポップ

　後はレモンポップは連下は必要。東京1400自体はベストだと思うが、割と要所の鋭さを武器にしている馬なので、冬場のダートでタイトに流れ切ったときに外からでコーナー外々でどうかやね。２走前のペルセウスSでは東京1400で圧勝。35.0-35.7とややハイで11.3 – 12.0 – 11.9 – 11.5 – 12.3とL2最速で好位から違いを作って一気に突き抜けての完勝。ここの２，３着馬がそのままコールドムーンSワンツーなのでレベルは申し分ない。ただコーナー緩んで要所の加速での良さというのは確かだし、馬場も土曜の２勝クラスで1:24.3が出ているので、標準から少し軽いかなというレベルだったと思う。欅Sでは35.7-34.8とややスローで12.1 – 12.4 – 11.9 – 11.2 – 11.7とL2最速。これで２列目外から楽々突き抜けてという競馬ができているように後半の質も溜めれば高いレベルに引き上げてくる。ただここも稍重で時計が出易い状況だったと。武蔵野Sも含めて強いのは間違いないが、緩んだ方が良いタイプかなというのはあるので、上がり切ったときのリスクと、冬場で時計が掛かって要所の鋭さが少し削がれたときやね。

×アドマイヤルプス

　後はちょっと足りないかなと思いつつも東京1400で流れに乗ってという競馬ができればちょっと怖いなと。河口湖特別勝ちが結構良い。東京1400で稍重ではあるが極端では無いしやや高速ぐらいまで。35.2-36.6とかなりのハイ、11.9 – 12.1 – 12.3 – 11.7 – 12.6とL3-2の再加速で２列目外からL2で先頭に立って３着以下をL1まで突き放し続けての３馬身半差と結構強かった。機動力があるので内枠は良いと思うし、ヘリオスやホウオウ、オーロラテソーロ辺りが前目で引っ張って２列目の内でスペースを確保しつつ運べていたらちょっと怖いかな。

×バトルクライ

　追い切りがそこまでだったのと、相手関係を見ても強敵が多いので軽めの押さえまでかな。前走のすばるSでは強敵ドライスタウトを撃破できたのは一定の評価。中京1400だが34.2-37.6と超々ハイで、11.3 – 12.0 – 12.2 – 12.4 – 13.0と単調な基礎スピード戦で好位の外から正攻法で抜けてドライスタウトの追撃をクビ差で振り切る形。ただこういうシンプルな競馬でやれた点は良い材料かなと。厳しい流れの方が良いとは思うし前半はそれなりに流れると思う。レモンポップを意識しながら運べればやね。