本命07セブンマジシャン＠京成杯2023予想

京成杯2023の予想

中山11R 芝内2000ｍ
馬場想定：良～稍、ややタフな馬場想定
風向想定：北東2m/s想定

展開予想

　土曜の芝のレースは騎手が手薄だったのか知らんがレースメイクが酷いことが多くて全体時計だけではあまり当てにしづらい（メインのエレナアヴァンティの伊藤工務店はマジで酷かった。番手でも良いけど引っ張れとは言ってない）。異様に３～４角で上がらずに直線だけの競馬っぽいことが多かった。風も見ている限り旗がそんなに靡いてなかったし、影響なかったと思うんだけどね。ただスローでの加速というパターンでもそこまで速いラップではないので、雨の影響もあってややタフぐらいかな。風は北東からなので３角地点が完全追い風になる。

　展開予想だがここはグラニットが恐らく逃げるとは思う。あてにはしづらいが、単騎で逃げて他が離れてというパターンは十分あるし、逆に日和って溜め逃げのケースもある。いずれにせよ２番手以降は上がってこないかなという感じやね。外からルメールならセブンマジシャンがある程度前を取ってくる可能性が高いかなとは思っているが、内のシーウィザード三浦も枠を利してグラニットを行かせて２，３番手内でというイメージだろう。シルヴァーデューク辺りもポジションを取ってくるかな。前半はグラニットがどこまで飛ばすか次第だけど、単騎なら60ぐらいでは入っていくと思う。それでも離れた２番手ぐらいだとそんなには上がらんだろう。61.5-59.5ぐらいで2:00.0前後とみておきたい。ロンスパになるかどうかはグラニットがどこまで離しているか次第かな。幅は持たせたい。

予想

◎07セブンマジシャン
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△04ソールオリエンス
△05シルヴァーデューク
３連複：◎軸○▲△BOX
３連複：◎○軸▲△流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△

◎セブンマジシャン

　ここはセブンマジシャンから入りたいかな。外枠からグラニットを行かせて自由にポジションを取って行けるというのはあるし、後ろからでもやれるのは強みやね。

　ホープフルSでは61.5-60.0とスローで12.5 – 12.5 – 11.9 – 11.2 – 11.9とL2最速で3F戦に近く、L3-2で11.9-11.2とギアチェンジも求められた。これで前が一足を使って出し抜く中で、中団の外から３～４角で加速してという中で少し外に振られつつも直線最速で食らいつきつつ、L1でジリっとなだれ込んできた。流石にこのレベルで仕掛けが後手になると難しいが前との差は詰めてきたからね。キングズレインには差されているけど、個人的にはこの形で目途を立てられたのは収穫かな。これをある程度前でじわっと仕掛けながらやれたらまた違ったと思うし。

　２走前の黄菊賞では重馬場の阪神2000で64.0-59.8と超々スローからの12.2 – 12.2 – 11.8 – 11.8 – 11.8と後半ポテンシャル戦で出し切らない形。L1で落とさずというレースラップの中で後方から３～４角で外目を通しつつ直線入りでぐんと伸びて一気に先頭に立ってきたし、L1でビューティーワンをしっかり１馬身1/4差と離してきた。３着はそこから更に５馬身差だから後半特化でポテンシャルで一枚上のパフォーマンスを見せてきたと思う。エリ女と同日で馬場も普通に重かったからね。この勝ち方ができているので、基本ペースが落ち着いても出し切れれば違っていいだろうと。

　個人的にはこういう素材型で出し切って何ぼの馬とクリスチャンは相性が悪いと思っているし、ましてクリスチャンは出負け癖が結構きついからね。ルメールに替わっても解消しないかもしれんが、ここで好位ぐらいで外から運べたらペースが全体で上がらない限りは期待して良いと思っているけど。出来れば向こう正面で仕掛けていくぐらいの感じで進めてほしいね。

○？

▲？

△ソールオリエンス

　連下２頭は凄く悩んだ。ソールオリエンスは消してもいいかなと思っているんだけど、正直この頭数で土曜を見ても中山のレースメイクがヘタレな奴らが揃ったらそんなにペース上がらんやろってのはあるかな。前走は出負けしたけど52.6-45.8と極端なドスローで楽にリカバーできた部分はあるから、正直前半であの位置を今回もってのは簡単ではないだろうと。ただ一応12.4 – 12.3 – 11.5 – 11.0 – 11.0とL1も落とさずに量的に良さを見せてレーベンスティールの追撃をラストで振り切ったのでそこは評価したいかな。距離延長自体は良いと思うんだけど、有酸素運動面…パワー型基礎スピードや後半のポテンシャルでの分散が起こってどうか？ってところ。まあキタサンの仔だし後半緒ポテンシャル戦までなら対応してくるかもというのも含めて連下やね。ペースが全体で61前後まで上がってきたら結構リスクが大きいかなとは思っていたんだけど。

△シルヴァーデューク

　もう一つ悩んでシルヴァーデュークにした。まあワンパンチ足りないし、2000ｍへの延長もそこまでプラスか？となると微妙。ただ、２走前のサウジ戦では46.3-47.1をグラニットが単騎で進める中で離れた３番手で進めながら11.5 – 11.5 – 11.1 – 12.0 – 12.5のラップ推移で番手のドルチェモアには突き抜けられたけどしぶとくなだれ込んでグラニットとの差は最後にそれなりに詰めてきた。４着以下は問題なく振り切っているし、悪くはない。前走のデイリー杯は47.3-45.9でややスロー、12.0 – 11.7 – 11.4 – 11.0 – 11.8とL2最速で11.0とトップスピードに近いレベルの脚を求められてそこで抵抗しつつL1でちょっと甘かった。一足は使ってくる感じはあるし、新潟1800でも地味ながらも48.2-46.8と現実的なスローから13.1 – 12.4 – 11.5 – 10.8 – 12.1と息を入れての再加速でスッと反応して伸びてきた。L1で12.1はちょっと落としているのでそこまで高く評価は出来ないが、2000ｍも守備範囲かなと。出来ればこれも前受けしてほしいんだけどね。

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「北条直人の競馬ブログ」より