本命08ノルカソルカ＠中山11R ディセンバーステークス 予想

ディセンバーステークス(L)予想

中山11R 芝内1800ｍ
馬場想定：良、ややタフな馬場想定
風向想定：西4m/s想定

展開予想

　まず馬場だが、土曜の感じだと標準ぐらい。そこから雨の影響が多少出そうだし、この時期なので回復もあまりしないだろうからメインのころには良馬場でも少し渋ってややタフぐらいはあるかなと。風は西からなので３角地点が完全向かい風になる。

　展開予想だが、恐らく内のショウナンマグマが主張しつつ、外のノルカソルカも積極的に進めてこの２頭のレースメイクかな。これらを行かせつつ内からタイセイモンストル辺りも先行、外からは割と先行勢が多いが中山1800の外枠はなかなか不利なのでそこまで競って行けないだろうと思う。コスモカレンドゥラやウイングレイテストが２，３列目外というところだろう。ペースはそこまで上がらないと思っているが、それでも馬場が重めの中なのでイメージ的には48.0-47.5ぐらいで平均を想定。

予想

◎08ノルカソルカ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△03スカーフェイス
△05エンデュミオン
×03エイシンチラー09キングストンボーイ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ノルカソルカ

　もう一丁伸るか反るかしようかと。この馬の場合割と時計が掛かる中山のマイルでも支配して一足を使えているし、1800も行けると思う。

　前走のキャピタルSでは東京マイルで46.1-46.4と平均から11.6 – 11.9 – 11.3 – 11.4 – 11.8とL3最速とちょっと仕掛けが早かった。その分L1で少し甘くなったがそれでも３着と踏ん張ってきたからね。もともとコントロールしての一足が魅力だったし、これぐらいは驚かない。

　個人的には小倉大賞典が結構面白かったと。小倉1800ｍ戦で49.3-48.2とややスロー、稍重で時計が掛かった中での12.2 – 11.7 – 12.0 – 11.9 – 12.1 – 12.2と後半はロンスパでポテンシャル戦となっている。これで逃げて進めていたが３～４角で馬場の良い外を選択してという形。最後は甘くなっているがそれでもここが結構強敵ぞろいだったし５着スカーフェイスからは0.1差だし、外差し顕著の中で器用さを活かすには乗りにくい馬場状態だったというのもある。

　基本的に全体で分散しつつ要所の一足をうまく引き出せたときに結果が出ている印象。立志Sでも年末のタフ馬場で46.7-47.2と平均で支配、11.6 – 11.5 – 11.7 – 11.4 – 12.6とL3-2でそれなりに加速に持ち込んでスッとL2で離して１馬身3/4差まで広げてきた。L1はどうしても甘くなるが、ここでセーフティを作れればいいタイプだし、全体でペースを引き上げて縦長にすれば仕掛けを待てるというのもある。スローバランスでもポテンシャルで分散してL2でもう一段の形に持ち込めそうなので結構面白いと思う。再度。

○？

▲？

△スカーフェイス

　内枠なので展開次第だが、ポテンシャル特化になればスカーフェイスは怖いので押さえておく。今年の中山金杯でも62.0-58.1と超々スローからの12.3 – 11.0 – 11.2 – 11.6 – 11.9 – 12.4とL5最速で向こう正面で強く仕掛けが起こった展開。これで外枠から中団外外を通しながら直線ラストでしぶとく外から伸びて２着争いを制してきた。エンジンがかかってから長く有酸素運動を維持できるタイプなのでその点では中山1800でも良いんだけど、前半そこまで良い位置を取れないというのはあるし、馬場もまだまだ内外差が無いので小倉大賞典比較で考えてノルカソルカの方を上位に取ったという感じやね。

△エンデュミオン

　エンデュミオンはちょっと悩んだが、美浦S５着が悪くないのである程度後半のポテンシャル戦に対応できそう。中山2000で61.4-60.7と平均、12.0 – 12.2 – 12.1 – 11.7 – 12.7とL2最速で11.7だが後半は12前後でのポテンシャルを求められた。これで最後方から進めて３～４角でも中目から外々を回しつつ直線で最後方列から結構難しい位置にいながら最後は大接戦に顔を出してくる５着。エヴァーガーデンとは0.1差だしこの感じなら有酸素運動の競馬は対応できるだろうという見立て。ここ２走は後ろからトップスピード面を求められてそれなりにやれているけど、この競馬ではちょっと底を見せた感じはあるし内回りの1800でロンスパが噛み合えば。

×エイシンチラー

　後はエイシンチラーを軽めに。中山1800は微妙だが、それでも５走前の若潮Sでウイングレイテストを撃破できているのは良い材料。46.8-47.4と平均で11.8 – 12.1 – 11.7 – 11.5 – 12.1のラップ推移。これで２列目の内から器用に立ち回ってちょくせん内から捌いてすっと抜けての勝利。ただ同日２勝クラスがヒメノカリスの５馬身差圧勝とはいえ1:33.3が出ているので微妙な部分ではある。時計が掛かる中でそれなりにやれたのは収穫。メイSの内容もまずまず良いし、1800ｍでちょっと警戒しておきたい。

×キングストンボーイ

　悩ましいけど押さえようかその２。神戸新聞杯が内容的にまずまず。重馬場の中京2200ｍ戦で63.8-61.4とかなりのスロー、12.5 – 12.4 – 11.9 – 12.2 – 12.4とL3最速で後半はポテンシャル戦だし４角地点で速いラップを後方外目でロスがありながらなだれ込んではいた。シャフリヤール辺りとは僅差で食らいつけているし、基本ここは４角で内を通した方が良かったとは思っているので。ただ結果的にこの路線があまり結果を出せていないからどこまで評価できるか難しいところではある。軽めの押さえまでにしておきたい。

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「北条直人の競馬ブログ」より