本命04サブライムアンセム＠ターコイズステークス2022予想

ターコイズステークス2022の予想

中山11R 芝外1600ｍ
馬場想定：良、標準馬場想定
風向想定：南2m/s想定（不安定）

展開予想

　まずは馬場だが、明日の15:00以降で雨がぱらつく可能性はあるのだが、一応良馬場想定で考えておく。標準馬場ぐらいだろう。風は南からなのでHSが追い風、BSが向かい風ではあるが、方角が不安定だしそこまで強くないのであまり気にしないでおく。

　展開予想だが、このメンバー構成なら恐らくローザノワールが主張する形になるだろう。内のママコチャ辺りはある程度折り合い重視で運びつつ外の逃げ先行勢をある程度行かせたい。ただ今回はローザノワールがいるので、松山ならある程度当てにしていつもよりペースを上げて前を取ってくる可能性は高いかな。外のウインシャーロットがどこまで先行できるか。外目に先行勢が多いのでこれらが切り込みつつとなると思うし、中目の先行勢はそれらが切ってくる中でのポジション取り。内のママコチャを見ながら入って行ける馬はポジション取りしやすいかなと。ペースはそれでもそこまでは上がらないかなと。ローザノワールで勝春がそんなに引っ張るイメージは無いし、ここ２走でやり過ぎたという反動もあると思うので、少しコントロールしてくるとみる。まあ、それでも平均ペース前後かな。46.5-46.5で1:33.0前後を想定。

予想

◎04サブライムアンセム
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△02ママコチャ
△15ウインシャーロット
×05アブレイズ06アナザーリリック
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎サブライムアンセム

　本命はサブライムアンセムにした。まあ若干の不安もあるけど、恐らくそんなに人気にはならないだろうし好材料の方が多いと思う。

　まず基本的には前半である程度流れてしまった方がいいタイプ。フィリーズレビューでナムラクレアを撃破しているが、これが阪神1400で33.5-35.0とかなりのハイ、11.0 – 11.4 – 11.5 – 11.7 – 11.8と淡々とした流れの中で中団の内目から脚を温存していたとはいえ直線でナムラクレアの内からしぶとく伸びてL1でアタマ差前に出た形。ここの３着がアネゴハダだし短距離路線で結構ハイレベルな一戦だったと思う。

　もう一つ、桜花賞が悪くない。阪神1600ｍ戦で46.8-46.1と平均、12.2 – 12.0 – 11.1 – 11.5 – 11.5と中弛みだがL3最速で４角地点で速いラップ。ロングスプリント的要素も求められたが中団の外目で少しロスがあったし直線入りもちょっと窮屈ながらもL1までしっかりとなだれ込む競馬ができていた。思ったよりも後半型の競馬で対応できたのは収穫だし、これなら平均ぐらいで落ち着いても内目で出し切れれば面白いなと。

　前走のスワンSが物足りないが、34.1-34.6と平均で収まっていたうえで10.9 – 11.1 – 11.3 – 11.4 – 11.9とコーナーで速いラップを維持する形になっているのでここで外々はちょっとしんどかった。まあマテンロウオリオン辺りに見劣っているので難しいところだが、休み明けで馬体増というのもあったと思うし叩いてこの舞台で、マイルである程度流れてしまえばと思うけどね。

○？

▲？

△ママコチャ

　後は連下でママコチャにした。まあここで重い印も考えたんだけど、突き詰めると超高速馬場の方がいいのかも、というのはある。ここ２走でパフォーマンスを上げてきたが、２走前の豊栄特別が強い。新潟マイルで46.3-45.4とややスローからの11.6 – 11.7 – 11.0 – 11.0 – 11.7とL3最速タイ。これで好位から進めてL3で好位列から２列目、L2でもう先頭に立ってきたし、流れた中での鋭さをしっかりと引き出せるタイプでソダシに近い感じはある。ただ、この時は超超高速馬場で時計もかなり出たがそういう馬場でもあった。２歳時のファンタジーSでは標準馬場の阪神1400で34.4-35.2とややハイで好位外からの追走、ロスもあったが２着ナムラクレアに２馬身近く離されての３着だった。そう考えるとナムラクレア比較で見たときに阪神1400でサブライムアンセムとの比較で？というのはあるし、サブライムの桜花賞も悪くないからね。旨味という点でも微妙だと思うし年末の馬場でどうかも含めて連下で。枠の並びは微妙で松山なら何とか主張するかなと思うが、折り合いを意識して下げで入るとポジションが取れないリスクもある。まあ色々考えても１番人気ならリスクが気になるね。

△ウインシャーロット

　これはやっぱり枠がなあ…という感じ。二の足もゲートも安定していいタイプなので内枠が欲しかった。ただローザノワールが近くにいるのでこれを追いかけてという意識で番手で進めればやね。前走のオーロCでは東京1400ｍ戦で34.5-34.2と平均から11.1 – 11.9 – 11.2 – 11.3 – 11.7とL3最速で番手から粘るメイショウチタンをラストでしっかり競り落としてクビ差の勝利。基礎スピード面を高いレベルで持ちつつペースダウンに対応しての直線での加速と割と器用に立ち回れているし安定するのはその辺かなと。４走前の春興Sでは重の中山1600で46.5-47.7とややハイで11.5 – 11.6 – 12.0 – 11.8 – 12.3とL3-2の再加速。ここで逃げてスッと離してという競馬ができていたし、L1で甘くなってソウルラッシュに２馬身差突き抜けられたけど相手も悪かったからね。基礎スピードの質を高いレベルで持っているし、コントロールして要所で動ける、バランス的にハイでもやれるので安定しやすい、距離も融通が利く。内枠なら対抗まであったんだけどね…。センスがある馬だけに中山マイルでは内枠が欲しかったね。

×アブレイズ

　悩んだけど過小評価されがちなアブレイズは拾っておく。ペースが上がってしまうと基礎スピード的に難しいが、平均程度で自身中団なら後傾で入れると思うのでそうなるとちょっと怖い。中山牝馬Ｓは結構強い競馬で、48.4-46.6とかなりのスローからの11.8 – 11.6 – 11.5 – 11.7 – 11.8とL3最速。これで中団の外から勝負する形で最速地点でロスもあったし直線最後までしぶとく伸びてきた。まあクリノプレミアムには外から楽に交わされているけど、この形で３～４角での勝負でも対応できているので右回りそのものは問題ない。福島牝馬Sが46.8-48.4とかなりのハイで中団で進めて削がれて伸びなかったので、やはりペースは気になる部分。無理せず中団内内で温存してくればちょっと怖い。

×アナザーリリック

　ちょっと難しいところはあるが、２走前の福島牝馬Sでは46.8-48.4とかなりのハイで基礎スピードを強めに求められ、11.8 – 12.0 – 12.4 – 11.8 – 12.2と後半ポテンシャル戦で後方から差し込んだ。まあ流れた中で後方で温存した立場ではあるけど、過去のNHKマイルCとかでも45.3-46.3とややハイで流れて11.6 – 11.6 – 11.4 – 11.4 – 11.9と単調な感じの競馬でも中団で追走してジリジリなだれ込むぐらいの競馬は出来ていたからね。割と基礎スピードをバランス的に求められても対応できるタイプだと思う。スローでのトップスピード戦でも佐渡Sとかでやれているし、愛知杯もロングスプリントで外からロスがあっても悪くなかった。まあ軽めには押さえておきたいかな。

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「北条直人の競馬ブログ」より