本命03ジャスティン＠カペラステークス2022予想

カペラステークス2022の予想

中山11R ダ1200ｍ
馬場想定：良、標準ダート想定
風向想定：北3m/s想定

展開予想

　土曜は途中まで稍重だったが良に回復。馬場はこの時期の中山というほど遅くも無いかなという程度。標準ぐらいで良いと思う。風は北からなのでHSが向かい風に、BSが追い風と言っていい。

　展開予想だが、これはまあ正直予想する必要もないほどハイペースは確定的だとは思う。シンシティとハコダテブショウがハナを主張、外のヒロシゲゴールドは恐らく前走から無理はせずに番手外狙いでNST賞みたいにハコダテブショウをマークする感じ。その間のエアアルマス、ヤマトコウセイがどう出るかで、ヤマトコウセイは主張していく可能性が高いかな。エアアルマスは好位ぐらい。ヒロシゲ２列目外で、内のジャスティンが２列目の内を狙っていく、ジャスパープリンス辺りも好位だろう。リュウノユキナはジャスティンマークだと思うし、前がゴリゴリにやりあうのでスペースもしっかり生まれそう。ペースは33.0-36.5ぐらいで1:09.5前後を想定。

予想

◎03ジャスティン
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△11アティード
△13オメガレインボー
×07エアアルマス15ピンシャン
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ジャスティン

　本命はジャスティンかな。基本的に基礎スピード特化戦で良い馬で、かつ流れた中で再加速を求められても対応できる。中山1200はベスト条件。

　一昨年のカペラSを制していて、中山1200で33.3-36.6と超々ハイ。これで外枠から先行策で２列目外で流れに乗り、11.4 – 10.5 – 11.3 – 12.1 – 11.9 – 12.6とL3-2の再加速でしっかりと抜け出しての勝利。レッドルゼル相手に余裕をもって押し切っているように1200で基礎スピード戦ではかなり高いレベルでやれる馬。

　クラスターCは悪くないが盛岡の高速ダートで34.8-34.6と上げきれずに前後半フラット。逃げてしっかりレースは作ったが、引き上げ切れずにラストでちょっと甘くなったように基礎スピードで引き上げて時計を出して勝負したいタイプなので、前半が緩かった。

　逃げに拘る馬では無いし前がゴリゴリにやりあってくれれば２列目内目で立ち回ってという競馬でも対応できると思う。前走の室町Sは内から抵抗し過ぎて急な阪神３角前半地点でスピードに乗せすぎて維持するのが難しかったパターンだと思う。今回は中山1200だしゴリゴリでスピードに乗った状態で３角に入りやすいというのはあるので、激流に乗って前半の基礎スピードを活かし切れればこのメンバー構成なら互角以上に戦えると思うけどね。まだ衰えているとは思っていない。

○？

▲？

△アティード

　後はバテ差し勢からアティードを。２走前の初風Sは出負けして良さが出た感もあるが、それでも33.8-36.5と超ハイの流れで後方外から11.9 – 10.6 – 11.3 – 12.2 – 12.3 – 12.0のラップ推移でL1で再加速まで持ち込んでいる。もちろんL2で相当詰めているので実際自身のラップではL1では減速しているだろうが、それでも強烈な末脚を引き出してきた。正直中山1200で35.0-35.3のバランスでってのはなかなかお目に掛かれないと思うし、こういう競馬でしっかりと時計的に詰めてきたのは良い。まあ出負けせず流れに乗ればもう少し時計面で詰めてくる可能性もあるし、連下で。

△オメガレインボー

　これも基礎スピード戦での実績面を考えると軽視はできないかな。昨年のカペラSでも32.8-36.7と超々ハイの流れで11.4 – 10.5 – 10.9 – 11.9 – 12.0 – 12.8と単調な競馬。中目の枠から中団馬群の内内で進めつつ、直線で馬群の内からしぶとくなだれ込んで最後はモズを捕えてきた。ただ、リュウノユキナも上手く立ち回ってきたとはいえ0.4差は結構な差ではあるので連下までというのは妥当なところかなと。　前走の室町Sでも突っ込んできているし状態面で崩れず安定して走ってくれるという点でも魅力はある。

×エアアルマス

　後は悩んだがエアアルマスを。もともと東海Sの覇者で中距離でというのはあったが、前走の室町Sは高速ダートもあったとはいえ結構意外。33.3-35.8と超ハイで12.0 – 10.3 – 11.0 – 11.5 – 11.9 – 12.4と単調な基礎スピード戦だが高速ダートで芝並のラップ推移。これで離れた３番で前２頭を見ながら無理なく入れたのもあるとはいえ、結構基礎スピードの質を高めてきたなというのは感じた部分。これなら中山1200ｍでも対応できそうかなと思うし、芝スタート自体は問題ない馬だからね。

×ピンシャン

　後はピンシャンのバテ差し大穴を警戒しておく。先行もできる馬だけど、多分このメンツでこの枠の並びだとゴリゴリに行っても現実的じゃないと思う。恐らく好位～中団ぐらいで立ち回ると思うし、激流でのバテ差しは結構フィットしそう。エニフSが４着で、重馬場ではあるが基礎スピード戦に対応していた。33.6-36.5で超ハイ、10.9 – 11.5 – 11.7 – 11.9 – 12.9とL1で落とす中で内枠から好位の内、直線でしぶとく食らいついてL2の地点では２番手争いで踏ん張っていたし、1200で9秒台半ばの通過で入れていたというのはある。まあ２走前のながつきSでもやれているがちょっと馬場が軽すぎたかなというのはあるしね。感覚的な面が強いので言語化が難しいけど、ベストは1400の馬だけに逆に前半で無理をしないで運ぶことで前がふるいにかけられる中でリズムよく運んでなだれ込んでこれるかも？という感じやね。まあ難しいが15番人気でこのメンバー構成パフォーマンス面で考えても、無理せず運んでなだれ込んでくる、という点で期待値はあるんじゃないかという判断。

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「北条直人の競馬ブログ」より