本命17ノルカソルカ＠東京11R キャピタルステークス予想

キャピタルステークス(L)予想

東京11R 芝1600ｍ
馬場想定：良～稍、高速馬場想定
風向想定：東南東1m/s想定（不安定）

展開予想

　馬場は先週日曜の小雨でもほとんど影響していないし、土曜に少し雨がぱらつくかなという程度で、中間も降ったので少し落として普通の高速馬場ぐらいで良いと思う。風は方角不安定だし弱いので気にしない。

　展開予想だが、ここは外のノルカソルカがハナを主張してくる可能性が高い一戦かな。ラインベックもある程度抵抗するけどハイペースが良い馬では無いのでそんなには。番手～２列目内狙い。その外のキングエルメスもこれを追いかけて外の２頭が先行策で内に切っていく。このメンツならララクリスティーヌ、グラティアス辺りもこれらを追いかけつつ好位を狙えそう。ダーリントンホールも外からじわっと好位。ペースはそこそこには上がると思うが、それでも46.5-46.0ぐらいで平均～ややスローぐらいかなと。雨の程度次第だが1:32.5前後想定。

予想

◎17ノルカソルカ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△03タイムトゥヘヴン
△05グラティアス
×02ヴィジュネル16ダーリントンホール
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ノルカソルカ

　名前通り伸るか反るかしようかと。まず枠の並びは願っても無い形で、ここはハナを切りやすいメンバー構成で外から行けるので様子を見つつ自分のリズムで最内に切って行ける。仮にラインベックが思ったよりも主張しても番手で良いので流れ次第でという競馬がしやすい。

　ノルカソルカは割と総合力が高い印象で、前半の基礎スピード面もそこそこ持っていて後半ロングスプリントでも結構やれるイメージ。武庫川Sの２着なんかはエアロロノア相手にクビ差で踏ん張ったが、46.9-45.2でかなりのスローだし、11.7 – 11.5 – 10.7 – 11.0 – 12.0とL3最速で４角地点最速と速いラップを踏みつつも仕掛けが早いロングスプリント要素が強い競馬。これで逃げてレースを作って４角以降の勝負で出し抜いてあわやまできた。L1の坂でちょっと鈍化して最後はエアロロノアに捕え切られたがこれは結構印象的。

　もう一つ刈谷特別でもエアロロノアに僅差の２着で、中京マイルで47.0-46.3と平均、11.5 – 11.5 – 11.3 – 11.4 – 12.1のラップ推移で淀みなくL3最速の形で逃げてしぶとく踏ん張った。余力がある地点での坂の登りではエアロロノア以外の３番手以降はスッと突き放していたし、ラストも２頭でマッチレースだったからね。もともとオープン特別ぐらいはやれないと困る馬という認識。

　前走の富士Sでは内枠でやや出負けしたし、46.0-46.0と平均ペースと流れた中でリカバーしに行ったけど取り切れない中でブレーキ気味になって２列目の内でしんどい競馬から11.7 – 11.8 – 11.3 – 11.2 – 11.7と中弛みでというのもあった。逃げがベスト、番手外までは問題ないけど包まれると難しかったという感じやね。

　今回は主体的にレースを作って行けそうなのはかなり良いと思うし、逃げ先行勢が手薄でマイペースで運べると強い馬。２走前のダービー卿も外枠がしんどかったのはあるし、ここ２走出負けしているのでそこだけは気になるが、しっかりとハナを取り切ってレースを作って４角からの競馬に持ち込めれば。

○？

▲？

△タイムトゥヘヴン

　実績的には最上位でここで狙いたい様子おもあるけど、個人的にタイムトゥヘヴンは高速馬場よりはちょっと時計が掛かった方がいいかなというのはある。それと、内枠で包まれてという形になりそうだし、外から内に切ってくる馬が多いのでどうしても一歩目が遅いこの馬はポジションが後ろになり過ぎるリスクがある。その点でもちょっと嫌いたい。ただ、ダービー卿でも45.5-46.8とややハイで11.3 – 11.6 – 11.7 – 11.8 – 11.7と３～４角で前が減速してきたところで後方外からというのはあったにせよL1まで鋭く伸びてロングスプリントを引き出せている。京王杯SCでは東京1400でちょっと忙しいかなという中でも34.4-34.4と平均で11.2 – 11.4 – 10.9 – 11.3 – 12.2と淀みなくても後方からラストでしぶとくなだれ込んで３着と良さを見せている。連下では必要かな。

△グラティアス

　こちらは逆にこのメンツでこの枠の並びなら結構良い位置を狙えそう。ララクリスティーヌと位置取りがバッティングしそうで、序盤の入り方は重要かな。まあララクリスティーヌの後ろでもいいとは思う。前走の関越Sが46.8-46.1と平均では流れているし、11.9 – 11.6 – 11.4 – 10.9 – 12.2とL2最速でトップスピードもある程度求められた中で好位の中目からある程度最速地点でも食らいつけたし、L1では前のイクスプロージョンにちょっと迫ったかなと。流れた中での脚を使えているし、マイルでもある程度前目で運べそうな今回は警戒。

×ヴィジュネル

　まあ悩ましいところだけど、前走のポートアイランドSはかみ合ったとはいえ２着と結構やれた。中京マイルで47.6-45.5とかなりのスローで11.9 – 11.6 – 10.9 – 11.2 – 11.8とL3最速と４角地点が速い。これで３列目の内でスムーズに最短距離を取ってラストでジリっと伸びてきた。アルサトワには完敗だし、時計的にはさほどだがペースも遅い中でのものではあった。近走ちょっと不安定だけど、本来1400で流れた中でやれていた馬なので、マイルで流れて好位～中団で潜んで一足ぐらいは期待できそうかなと。

×ダーリントンホール

　後はダーリントンホールを軽めに。まともなら重い印も視野に入ってくるんだけど、前走の京成杯AHの負け方がかなり不満。47.5-46.1とスローではあったが、それでも中団から12.0 – 11.7 – 11.3 – 11.3 – 11.8とL3の４角最速タイで中団外から置かれるような感じになったし直線で全く伸びなかった。洛陽Sの感じからある程度スローでのトップスピード戦への対応力は出来るし、そもそもダービー卿で３着と好走しているのでまともならこんな負け方はしないと思うんだけどね。立て直して外枠から自由に入れそう、ある程度良い位置をというのも期待できそうで保険的に軽めの押さえ。

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「北条直人の競馬ブログ」より