新潟２歳ステークス 2022 予想：本命09ウインオーディン

新潟２歳ステークス2022の予想

新潟11R 芝外1600ｍ
馬場想定：良～稍、やや高速馬場想定
風向想定：北3m/s想定

展開予想

　とりあえず天気予報が全く当てにならんので難しい。土曜も今のところ全く降ってないし、15時以降雨とか言ってたけどこれもどうかわからん。土曜夜に流石に少しは降ると思うけど、雨雲レーダー見る限りでは正直微妙かな。良～稍ぐらいとしておきたい。風は北からなので３角地点が完全向かい風。正直展望時点での想定より馬場は軽い可能性が高いので予想もそこにシフトしないといけないかな。

　展開予想だが、そこまで飛ばしたい馬はいない。一応シーウィザード辺りは前を狙うだろうがハナと言うところまでは微妙。グラニットも逃げの手を窺いつつこれがハナになりそうかな。アイスグリーン辺りも前目で先行策をというところで落ち着きそう。ペースもそんなに上がってくる感じはしないかな。馬場の意識が読めずコーナーで加速してロングスプリント的になるかどうか次第、というのもあるけど…基本的には直線でのトップスピード戦をイメージした方が良さそう。48.0-46.0ぐらいで1:34.0を中心に据えつつ前後させて、それでも平均ペースまでは上がらないかなと思っているけどね。

予想

◎09ウインオーディン
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△03グラニット
△10アイスグリーン
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ウインオーディン

　まあこれが１番人気ってのはむしろ自分的には妥当かなとは思っているけど…。ペースが上がってどうかという部分はあるのでそこだけ。

　パフォーマンス的には前走の未勝利戦は強い競馬。新潟外1800ｍ戦で稍重だったが、50.5-46.5と超々スローからの13.9 – 12.9 – 11.6 – 10.5 – 11.5と中弛み極端からL2最速で10.5とトップスピードの質勝負。ギアチェンジも求められたしその中でしっかりとL2で鋭く伸びてきてラストで抜け出しての１馬身3/4。

　新馬戦も同じ新潟芝外1800ｍだが52.3-44.7と極端なドスローで13.6 – 12.2 – 10.8 – 10.3 – 11.4と極端なトップスピードの質勝負。これで好位で進めつつも勝ったダノントルネードの後ろからジリジリと最速地点で伸びあぐねてL1もジリジリ食らいつく程度の５着。ただここはまだレースレベルがちょっと読めない所があるし、超超高速馬場に近かったので評価は難しいがL1までは食らいつけていたので量的には悪くない。

　今回は良でもそこまで軽い馬場では無いし、前走でも稍重でラストを大きく落とさず抜け出しているので後半のトップスピード戦に特化してしまえばこの馬が軸にならざるを得ないかな。ペースバランスが上がると不安だったけど、土曜の馬場や雨の感じを見てもそこまで悪化しないだろうと言うことで。

○？

　対抗にキタウイングを。前走の未勝利勝ちで距離延長で後半のトップスピード戦で上げてきた。

　新潟芝外1600ｍで稍重、ウインオーディンの未勝利戦と同日で、ペースは49.6-46.6と超スロー。13.0 – 12.5 – 11.4 – 10.9 – 11.8とL2最速で10.9とそれなりに。ペースが遅い中ではあったにせよ後方から直線仕掛けてすっと反応して一気に２列目まで来ていたし、そこから少し内に刺さり気味で左手前に戻していたが、最後に右手前にしてもう一度伸びて前のバロックダンスを競り落としてきた。３着以下を５馬身千切っているし、トップスピード戦で質量を上げてきたと思う。それとL3の伸びが目立ったのでギアチェンジの性能が目立った。個人的にはゲートが甘くそれが上手く活き切ってない。前で受けた方が良いタイプだと思うので前半を克服できればパフォーマンス的にもう一段上げてもいいと思う。

　未書類戦は福島1200ｍで良馬場、34.5-36.6と超ハイで12.4 – 10.6 – 11.5 – 12.2 – 12.1 – 12.3と単調な流れだが前と後ろの集団に分かれた中で、出負けして後方集団から抜け出すのに時間がかかった。L1までなだれ込むだけだったが、ちょっと1200は忙しいなというのはあったからね。

　マイルで鋭さを見せられたのは良いし、後は出来ればゲートをポンと出て好位ぐらいで運べたらだいぶ違うと思うんだけどね。勝負を考える上でウインオーディンより前を取れるかが勝敗を分けるかな。ただギアチェンジがあるのでスローでの直線での加速となれば崩れにくいと思う。

▲？

　単穴にシーウィザードを。正直適性的にはもうちょっと明確に雨の影響が出てほしい。まあ天気予報が読めないので、雨が降る方にシフトした場合にこちらが保険になるというのもある。

　新馬戦しかないが、函館1800の内容が結構面白い。49.9-48.4とややスローで13.4 – 13.5 – 12.2 – 11.3 – 11.4と2F戦。逃げてペースを支配して要所ですっと加速して、最後まで食らいつくルクスグローリアを振り切っての半馬身差勝利だが、３着以下はそこから更に５馬身差となる。

　それと、テンの2Fが12.3-11.3なのでこの条件としてはかなり速いし、ギアの上げ下げが上手いのも特徴かな。マイルはカギだけどこの機動力をスローでの鋭さでどこまで引き出せるか？というところかな。前目からの一足で粘り込むイメージ。

△グラニット

　正直後半型で無酸素運動の競馬は何ともだが…。前走の未勝利勝ちが良い内容。福島1800ｍ戦で50.8-47.3と超スローから12.4 – 11.7 – 11.8 – 11.6 – 12.2と後半の4F戦でのポテンシャル勝負。これで逃げて楽に支配しつつ３～４角でペースを引き上げながら後続の追撃を許さずにしっかりと突き放して３馬身差の完勝。後半のポテンシャル戦とはいえ良さを出した。新馬戦がちょっと物足りないのでトップスピード戦への適性はカギだが…。49.0-47.1とかなりのスローで12.6 – 12.5 – 11.5 – 11.3 – 11.8とL2最速でも11.3という程度。これで先行策を取りつつ２列目からL2ですっと先頭に立ってきた。ただL1で左手前に戻してから踏ん張り切れずに3/4差遅れての３着だったし、その辺が鍵やね。まあここは素材面を評価して連下で押さえる。

△アイスグリーン

　後はこれも直線での無酸素運動の競馬でどうかだが…ゲートが甘めだけど外枠だししつこく前目を狙ってほしいかな。前走が小倉1800で48.2-47.6と平均、12.3 – 12.4 – 11.9 – 11.6 – 11.7のラップ推移で番手から楽に逃げ馬を捕えて抜け出してきた。個人的にはモーリスの仔だし有酸素運動で分散して良さが出てきた印象ではある。新馬戦が阪神マイルで50.3-46.5と超々スローで12.9 – 12.4 – 11.8 – 10.8 – 11.5のラップ推移。中団外でスピードに乗せて入ったけどL2で切れ負けしていたからね。この感じだともうちょっと流れた方が良いとは思うんだけど、まあここに入れば連下ぐらいでというところかな。できればこれも雨が降ってほしいし、シーウィザードとパターンとしては近いところかな。

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「北条直人の競馬ブログ」より