小倉記念 2022 予想：本命06タガノディアマンテ

小倉記念2022の予想

小倉11R 芝2000ｍ
馬場想定：良、超高速馬場想定
風向想定：西1m/s想定

展開予想

　結局土曜も降らなかったし、多分日曜も微妙だけど降らないだろう。超高速馬場想定。風は西からなので４角地点が完全追い風。

　展開予想だが、逃げたい馬はそこそこいるけどそこまで飛ばす馬が少ない。とりあえず内からマリアエレーナが出してくるので、逃げたい馬はこの前を切って行く必要がある。３歳馬ピースオブエイトがハナを狙うがゲートが不安定でどこまで。外からシフルマンも西村だし主張してくると思うのでこれが基本的にはハナを…というイメージ。外のショウナンバルディ辺りもある程度前を狙いたいけど、質的にそんなにないから場合によっては逃げどころか好位ぐらいというケースも出てくる。そんなに引っ張りたい馬がいないので、そうなるとスローの想定の方が良いとは思う。59.5-58.0ぐらいで1:57.5ぐらいを想定。

予想

◎06タガノディアマンテ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△02マリアエレーナ
△14カテドラル
×03ムジカ12ヒンドゥタイムズ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎タガノディアマンテ

　本命はちょっと悩んだがタガノディアマンテにした。ということは、基本的にバランスとしてペースがそんなに上がらないという前提ではある。

　２走前の京都記念はシンプルに最先着したように力は十分。阪神2200ｍで61.7-57.5と超々スローでの12.7 – 11.6 – 11.4 – 11.4 – 11.0 – 12.1と２段階加速でL2最速。これで先行策を取って上手くマリアエレーナの後ろを確保しつつ３～４角で最短距離から直線でマリアエレーナの内からしっかりと反応してここで伸びてきたし、ジェラルディーナやサンレイポケットといった強敵を振り切っている。後半特化でしっかりと速いラップを維持できているし、段階的な加速で置かれていないのも強み。

　個人的にステイヤーという認識が無い馬で、結局突き詰めると前走の天皇賞春みたいに馬場がそこそこ重い中で全体の競馬で有酸素運動を求められると崩れることが多い、というのがあるかな。高いパフォーマンスを見せているときはほとんどが後傾バランスだし、そのうえで後半でロングスプリント的なラップを要求されることが多い。

　今回は馬場も超高速でこのメンツだと前半でそこまで激流にはならない可能性が高いかなと。であればマリアエレーナが今回も近くにいるのでこれを見ながらという競馬も狙いやすいし、好位～中団で後半型の競馬で今の馬場ならロングスプリント的に11前半を維持し続ける競馬で内内、かみ合えば勝ち負けできるチャンスだなという判断。

○？

▲？

△マリアエレーナ

　松山が調子よければこれが本命でもいいんだけど、バランス的に後傾過ぎるとロングスプリントの性能はちょっと足りない。京都記念でも61.7-57.5と超々スローから12.7 – 11.6 – 11.4 – 11.4 – 11.0 – 12.1と２段階加速。これで番手外から正攻法で進めているけど、ジェラルディーナにもあっさり交わされているし、後ろでマークされたタガノディアマンテにもスッと内から交わされての８着。このパターンだと今回は強敵が多い。前走のマーメイドSは58.9-58.9と平均ペースの流れに楽に好位外で進めて３～４角でロスがありつつも最後までジリジリと伸びて２着しているように、基礎スピードの幅は結構持っている馬。その辺を活かして先行しつつ前のペースを引き上げたい。が、枠の並び的に内なのである程度積極的に前に行って逃げることを厭わない気持ちでないと、外の馬を楽に行かせてしまうと蓋されてスローもあるわけでね。その辺を松山がちゃんと意識して運べるかに尽きると思う。

△カテドラル

　前走の中京記念では小倉1800で最後までしぶとく伸びてきていた。48.1-46.0とかなりのスローから12.0 – 11.8 – 11.4 – 11.3 – 11.4 – 11.9とL3最速でコーナーでのロングスプリント。これで後方から進めて向こう正面で押し上げて中団から３～４角でロスを作りつつも最後までしぶとく伸び続けてベレヌス相手に結構詰めての半馬身差２着。正直かなり３～４角でのロスは響いていると思うんだけど、この形でロングスプリントできているので右手前でのコーナリングが得意というのはまず一つ。また後半特化で素材を引き出しているので判断が難しいけど距離も対応できると思うんだよね。扱いが難しい馬だけどスローロングスプリント想定なら連下で。

×ムジカ

　ここまで上位勢はほぼほぼ後半の素材で勝負しているので、ムジカはアンチ的に流れて良さが出る馬を一刀拾っておこうと。前走の博多Sが58.6-58.4と平均でも58秒台。11.8 – 11.6 – 11.5 – 11.4 – 12.1のラップ推移で後方からだが３角でスペースを潰して内に入ってしまったので余力があるのにブレーキしつつコントロールして直線まで進路を取れないタイムロスが酷い仕掛けになっている。L1で突っ込んできたけど向こう正面での判断ミスが響いたかなと思っている。ただ流れた中で鋭さを引き出すタイプだし、小倉2000は読みにくいところもあるので決めつけずに保険でこういう馬を。

×ヒンドゥタイムズ

　後は大穴でヒンドゥタイムズを。大阪城Sが阪神芝外1800ｍ戦だが47.8-46.0とかなりのスローから12.3 – 11.9 – 11.3 – 11.0 – 11.8とL2最速戦。これで中団から最速地点の直線前半ですっと反応して抜け出していると。もう一点、下鴨Sがサンレイポケット相手に勝ち切っている。京都2000だが62.6-57.4とドスローで12.2 – 11.6 – 11.3 – 11.0 – 11.3と3F勝負だが中団の外から鋭く伸びてL1で余裕を持ってサンレイポケットを振り切っている。後半特化でのトップスピード戦で良さが出ているので、その点でも今の小倉でペースが落ち着いてしまえば面白いね。

sponsored link

で、「うまとみらいと」の何が凄いの？

↑無料登録できるので、私自身も使って試してみました。

「北条直人の競馬ブログ」より