プロキオンステークス 2022 予想：本命01エアアルマス

プロキオンステークス2022の予想

小倉11R ダ1700ｍ
馬場想定：良～稍、やや高速ダート想定
風向想定：北西2m/s想定

展開予想

　馬場は土曜はやはり高速ダート。ただ、日曜は流石に回復して良、し切らなくても稍重にはなるだろうと。そこまで極端ではないがそれでも足抜きの良い馬場を想定しておくべきかな。風は北西からなので４角地点が完全追い風になる。

　展開予想だが、ここはメイショウウズマサがまずハナを主張してくる。外からトップウイナーも競ってくる形でこの２頭がハナを主張しあう。ユニコーンライオンもこの２頭に入っていくかどうかという感じかな。内からはエアアルマス辺りも先行するが、外のラーゴムも時間を懸けつつ先行策という感じ。ペースは速くはなると思うが、それでもそこまで先行勢で飛ばしたいタイプの馬も少ないので逃げ馬次第かな。一応47.5-49ぐらいでややハイ～ハイペースを想定している。1:42.5ぐらいかな。

予想

◎01エアアルマス
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△02サンライズノヴァ
△16ラーゴム
×04エブリワンブラック05メイショウウズマサ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎エアアルマス

　本命はエアアルマスで。これは展望の段階からある程度固めてはいたけど、1700ｍで基礎スピードを求められるのは良いのと、京都の東海Ｓの内容からも右回りでのコーナリングでのうまさも含めてというところ。

　まずその東海Ｓは２年前になるが重の京都1800ｍ戦。49.3-48.5とややスローだが12.4 – 12.3 – 12.0 – 11.9 – 12.3のラップ推移でL2最速。この形で２列目から進めて３～４角で楽な手応えで先頭列、４角で外からインティが仕掛けてきたのに合わせて先頭に立って直線でスッと引き離す競馬ができていた。高速ダートが合うのも確かだが、右回りでのコーナリングで余裕があったのは大きい。また1400の馬だったが1800への距離延長で後半のポテンシャルを大きく引き上げてきたのもある。

　前走の根岸Sは34.4-36.9と超ハイだったし大外枠。これで11.2 – 11.8 – 12.0 – 12.2 – 12.7のラップ推移でコーナーでも落ちずという中で外々を回されたのが響いたと思う。もともと芝スタートの1400の方が良い馬なのも確かだし、ダートスタートで前半ここまで速い入り方を求められるとしんどかった。ダートスタートなら中距離の方が本来合うタイプだと思うし、２走前のりんくうSでも最低限はやれたけど忙しい感じ。

　今回は前が引っ張ると思うけど、あまり先行～好位勢の馬がいないので、この枠なら前半様子を見ながら進めて前が飛ばしたとしても前にスペースをしっかり置ける形で自分のリズムで入りやすいかなというのもある。追い切りも良かったし総合的に判断してエアアルマスかなと。

○？

▲？

△サンライズノヴァ

　後はサンライズノヴァを押さえておく。サンライズノヴァは少し軽いダートの方が合うと思っているというのはあるかな。小倉1700で見てみたい馬ではある。基礎スピードは問題なく、武蔵野S勝ちが46.1-48.9と超ハイから11.9 – 12.5 – 12.0 – 12.1 – 12.3とコーナーでの淀みはありつつも割と淡々とした流れの中で後方から直線しぶとく。先に抜けていたソリストサンダーやエアスピネルを捕えてというところからレベルという点での問題もない。右回り云々もあるが、正直それは気にしてない。金沢でのJBCスプリントが明確にスローバランスだったが後方からコーナーごとに押し上げていったしあの競馬をしながらラストまで伸びて上がりという点でも35.2と最速を叩き出せている。金沢はそこまでコーナーはきつくないけど、それでもこの形で押し上げているなら右手前での負荷が続いても問題ないはず。前走かしわ記念は砂が深くなった船橋でという影響もあったと思うし、少し渋って足抜きの良い馬場で警戒。

△ラーゴム

　後は前走の吾妻小富士Sで強かったラーゴムを連下で。対抗辺りでちょっと悩んだけど、外枠を引いたのは良いと思う。前走も48.8-48.4と平均から12.2 – 11.5 – 12.0 – 12.3 – 12.6のラップ推移でL4最速。ゲート・二の足はさほどだが、時間をかけて番手まで持って行った形。この感じなので内枠で先に入られるよりは外枠からじわっと速度に乗せて収めるところに、という方が良いと思う。最終的に前目を取ってからは２列目外からちょっと置かれかけたが直線でしぶとく伸び続けて外のサンライズラポールを内から差し返す形になった。外から３～４角で勝負に行く形、流れに応じて先行～好位辺りで入れれば安定しそうかな。

×エブリワンブラック

　後はこの辺でエブリワンブラックのバテ差しを警戒しておきたい。怖さという点ではやはり天の川Sの内容かな。福島1700で重馬場、48.4-49.7とややハイ、12.3 – 12.0 – 12.6 – 12.7 – 12.4でL1で加速ラップ。これで後方で脚を温存しつつ３～４角で内を捌きながらだが直線入りで外に誘導して３列目からL1で突き抜けてという競馬。正直レベルはあまり高くないが、この形でL1加速の形に持っていけているように単調な流れで前半を求められた方が良さが出そうかなと。この条件での一発は警戒しておきたい。

×メイショウウズマサ

　ちょっと悩んだけどね。完全にハイペースで引っ張ってくれるようなら楽しみはあるけど、正直後半要素で見ると本当に良い脚は一瞬タイプだから1700でペースをコントロールしても吾妻小富士Sみたいになる。その辺のバランスを北村友一がどこまで取ってくるかに期待。東京1400の不良馬場だったバレンタインSでは34.6-35.7とかなりのハイ、11.2 – 11.9 – 11.4 – 11.9 – 12.4と基礎スピードで引き上げつつL3最速11.4とトップスピードも結構高めてきてケイアイターコイズの追撃をクビ差で振り切った。一足は流れた中で良いものを見せているから、本質的にはこれぐらいの距離の方が良いとは思う。1700で基礎スピードを活かして淡々とハイペースで飛ばした方が勝つチャンスは増えるかな。まあそこまでは難しいとみて前残りで３～４角の競馬で直線最後で甘くなるイメージで３着まで。

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「北条直人の競馬ブログ」より