京王杯スプリングカップ 2022 予想：本命08シャインガーネット

京王杯スプリングカップ2022の予想

東京11R 芝1400ｍ
馬場想定：稍～重、標準馬場想定
風向想定：南東2m/s(不安定)

展開予想

　まず馬場が重要だが、これは現時点ではちょっと読みづらい。土曜朝までは降ると思うし、金曜正午の時点で稍重までなので何ともだが…それでも恐らく軽く見積もっても標準ぐらいには影響してくると思うし、ややタフ辺りまでは視野に入れておこうかなと思う。風は15:00では南東からだが、12:00と18:00は北からになっていて正直当てにできないので気にしない。

　展開予想だが、内のリフレイムがハナを狙うというようなコメント。ただ行けるかどうかは別で、ビオグラフィーやクリスティ辺りもハナを狙いそうなのと、何より暴走癖のあるメイケイエールが大外枠で恐らくかかりながら入ってくる。個人的にはある程度飛ばせばメイケイは逃げないだろうけど、ペースをコントロールしようとしてもメイケイエールは1400で外枠なら掛かって行っちゃう可能性が高い。馬場が読めない所だけど、メイケイエールに35前後で折り合えってのはちょっと難しいので34秒台前半にはなるかな。一応イメージ的には34.5-11.7-34.5ぐらいで1:20.7前後を想定しておいて、ややハイぐらいまで考えた方が良いかもしれんね。この枠の並びでメンツだとある程度流れる可能性の方が高いね。

予想

◎08シャインガーネット
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△01ミッキーブリランテ
△12メイケイエール
３連複：◎軸○▲△BOX
３連複：◎○軸▲△流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△

◎シャインガーネット

　本命は割とすぐにシャインガーネットに決まったかな。基本的には流れた方が良いのと1200は本質的には若干短い、ゲートがそんなに安定しないのでこの頭数で外枠というのも入りやすいだろうと。

　前走の高松宮記念は33.4-34.9とかなりのハイで12.1 – 10.3 – 11.0 – 11.0 – 11.5 – 12.4と単調なパワー型基礎スピード戦。これで中団の内目で立ち回りつつ直線で内を突こうとして失敗して待たされつつ中目誘導からラストでジリジリとなってしまった。まあここはパフォーマンス的にはメイケイエールの方が上だとは思っているけど、それでも直線でもうちょっと上手く捌けていたらもう少しやれたと思う。

　シルクロードSではメイケイエール相手に結構最後は詰めた。33.6-34.5とややハイで12.2 – 10.5 – 10.9 – 11.5 – 11.2 – 11.8とL3-2の再加速が求められた。これで大外枠から中団外目で進めながら直線右手前で再加速に反応しつつもL1でしぶとく伸びてメイケイとの差も１馬身差まで詰めてきたと。まあジリジリなんだけど、1200に流れに乗ってそれなりにやれたのはここ２走の収穫と言える。

　オーロCがかなり難しい競馬で、良馬場でも時計がそれなりに掛かっていた状況、34.2-35.1とややハイからの11.1 – 11.4 – 11.0 – 11.8 – 12.3と単調な流れで出負けして後方列が結構壁となって押し上げられないまま３～４角でも緩まずなので追走に苦労。それでもL1までしぶとく差し込んできて３着と後半型の競馬でも強い競馬ができるのが良さ。

　ファルコンSを勝っているようにタフな馬場で全体で流れた方が良いと思うし、今回はある程度前が引っ張りそうなのと1400だとどうしてもメイケイエールが気性的にコントロールが難しくなる可能性が高いと。その点を踏まえると1400への延長がプラスで道悪で流れてもある程度緩んでも対応できるシャインガーネットを軸にしたい。

○？

▲？

△ミッキーブリランテ

　連下にミッキーブリランテ。前走のダービー卿CTは45.5-46.8でややハイ、これも外枠で中団外から11.3 – 11.6 – 11.7 – 11.8 – 11.7のラップ推移でロスもあったしいうほど悪くはない。本来基礎スピード面が求められた方が安定する馬で、阪急杯２着時が34.0-33.8で平均、11.2 – 11.4 – 11.2 – 10.8 – 11.8のラップ推移で好位からL2最速でジリジリもL1でそれなりに伸びてジャンダルムやインディチャンプ、ダノンファンタジーといった強敵を撃破している実績がある。昨年の京王杯スプリングカップは正直前が単騎で実質スローでのロングスプリント的な競馬になったし、ちょっと前半要素が緩かったかなと。この枠の並びで前もある程度飛ばしそうなここは条件的に不気味なので押さえておきたい。

△メイケイエール

　悩ましいけど1400への延長でしかも府中だと前半でコントロールが利くかどうかだろうね。ただ、前もある程度飛ばしそうなメンツなので辛うじて許容範囲で進めてくれればという感じ。２走前のシルクロードSは内枠から上手く進められたのもあるが、33,6-34.5とややハイで12.2 – 10.5 – 10.9 – 11.5 – 11.2 – 11.8とL3-2の再加速が求められて２列目から上手く坂の登りのギアチェンジに対応して抜け出してきた。ラストはちょっと甘くなってシャインガーネットには来られているけどそれでも１馬身差と余裕もあった。1400に延びて府中でとなると折り合いとL1での踏ん張りが課題だし、連下にはするがここは消せなかったかな。あと、コーナー左手前の方がコーナーで暴走しにくいかも？というのもここで見ておきたいかな。

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「北条直人の競馬ブログ」より