東京11R プリンシパルステークス 予想：本命01ショウナンマグマ

プリンシパルステークス(L)予想

東京11R 芝2000ｍ
馬場想定：良～稍、やや高速馬場想定
風向想定：北北東2m/s想定

展開予想

　馬場だがこれが読みづらい。展開予想をした時は午前なんだがこの時は雨予報だったんだけど、今見るとちょっと変わっていて府中は曇りになってる。当てにならんし降ってもパラパラぐらいかなというところで稍重想定まで。影響は限定的だとは思うが、一応先週が雨の影響を感じるところもあったのでやや高速馬場ぐらいを想定しておく。風は北北東からなので３角地点が完全向かい風。

　展開予想だがまともならショウナンマグマがハナを切って気分よく行きたいだろう。ギャラクシーナイト辺りも前を取るかもしれんが、質的にはショウナンマグマの方が速いと思うし行く気ならこれで多分気性的にリスクが大きいので逃げると思う。ゼンノインヴォークやセイウンハーデス辺りも先行しつつだが、外のヴァモスロードやブラックノワールがどの程度競って行くか次第やね。ペースはある程度上がるとみていて、60-59ぐらいかな。1:59.0前後を想定しておく。

予想

◎01ショウナンマグマ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△02ドーブネ
△10コリエンテス
×13ヴァモスロード14セレシオン
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ショウナンマグマ

　京都新聞杯よりこちらの方が馬券的には混戦で面白いかな。ショウナンマグマは自分としてはもう一度という感じ。きさらぎ賞が極めて残念な結果になったからね。

　まず要所の反応が良く坂の登りですっと加速ができるのが強み。未勝利勝ちが印象的で、東京1800で48.4-47.2とややスロー、12.2 – 12.2 – 11.2 – 11.4 – 12.4のラップ推移で好位から３～４角で中目を通して出口で外から３列目。序盤で右手前に換えてこの地点でもう一気に先頭列まで来ていて、L2で抜け出しての１馬身差からL1でじわっと広げて１馬身1/4。ただL1は12.4でかなり落としているし、自分の認識としては一瞬の鋭さが最大の武器だなと。だからきさらぎ賞で狙ったんだが、そのきさらぎ賞は２角で包まれて気性難が爆発して逸走してしまった。

　それを解消したのが前走かなと。中山1800ではあるのだが、48.0-48.2と中山1800にしては明確に引っ張ったし、そこから12.2 – 12.5 – 12.4 – 11.5 – 11.8と息を入れながらL3-2の加速で爆発させて千切ったのと、L1が11.8とほとんど落とさず粘って突き抜けている。この感じだと、多分基礎スピードでの分散自体は歓迎できるタイプで、気性が勝っていて流れた中での一足を引き出す方が良いタイプだと思う。

　ここは最内枠だし包まれてペースが落ちると掛かるリスクが大きい。ハナを狙ってくると思うしそこでペースを作って前半で縦長に持ち込みつつ中盤で息を入れても後続の仕掛けを待てる立場で直線に入れれば要所のギアチェンジで出し抜いてくれるだろうと。前走の感じなら気性面の問題だけで距離は延びて良いと思う。とにかく変にペースを落とし過ぎないことだけ。加減は要るが、単騎で進めるぐらいの気持ちで行ってほしいね。

○？

▲？

△ドーブネ

　前走のスプリングSの感じなら後半型の競馬でもやれるめどは立てたかなというところ。中山1800で48.8-47.6とややスローからの12.0 – 12.3 – 12.0 – 11.3 – 12.0とL2最速戦。コーナーでペースが上がらない中で後方外から動く形から直線でジリジリとなだれ込んでは来た。ただ正直この一戦は他のトライアルと比べても低調だったと思うし、この６着だけでここで信用し切るのは嫌だなと。新馬戦も札幌1500で36.6-35.3とかなりのスローからの12.2 – 12.5 – 12.2 – 11.5 – 11.6と2F戦で中団外から押し上げつつ突き抜けているけど、４着馬が芝で勝ち上がった程度で全体的なレベルは低調。ここは楽な相手だとは思うので押さえるけど、怖い馬も少なくないので強くは狙いたくない。

△コリエンテス

　前走は結構面白い競馬をしているけど、まあそれでもエターナルビクトリには楽に捕え切られたからね。中山2000で60.0-60.4と平均でも前半3Fが34.8と速く、12.4 – 12.6 – 12.0 – 11.4 – 12.0と中盤で緩む流れ。これで中団から中弛み察知マンのミルコが３角手前ぐらいから動いて４角で先頭列に並びかけてという競馬。それでラストはエターナルビクトリに突き抜けられたしブラックボイスを競り落とし切れなかったのでその辺をどう判断するかやね。ただ中弛みがあったから鮮やかに押し上げられたというの張るし、過去の府中の内容を見ても単純なトップスピード面で目立つほどのものはないんだよね。今回ある程度の位置を取れればいいけど、ミルコなので後ろからのリスクもあると考えるとまあ連下までかな。

×ヴァモスロード

　これも結構厄介だけど、流石に2000ｍでとなって外枠でとなるとそこまで楽には。ただ前走の阪神マイル戦は後半特化で48.6-45.6と超スロー。これで楽に逃げられたのはあるにせよ、12.3 – 12.1 – 11.3 – 10.7 – 11.5とL2最速で10.7とトップスピード戦に対応して振り切った。ラストは少し流していたし、こういう競馬ができるなら控えてもというところ。2000はどうなるかちょっと読めないけど、このレベルなら軽く押さえておきたい。

×セレシオン

　枠がなあという感じやね。２走前の梅花賞からもある程度スローでのトップスピード戦へのめどは立てている。中京2200で64.3-58.7とドスローから12.3 – 12.1 – 11.8 – 10.8 – 11.7とギアチェンジを坂の登りで、という流れでトゥデイイズザデイをマークしながらL2で食らいつきつつL1で捕え切った。ここの３着がメイショウゲキリンだしというのはある。ただ、ここは４頭立てだったので良い位置を取れていたというのは事実としてあるし、前走のすみれSのかんじからも正直あまり良い位置を取れるとは思わない方が良いだろうと。大外枠でもあるし、素質的には外せないけど条件が良くないからね。軽めの押さえまでにしたのはその辺やね。

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「北条直人の競馬ブログ」より