マーチステークス 2022 予想：本命07ワイドファラオ

time 2022/03/27

folder 2022重賞まとめ予想

マーチステークス2022の予想

中山11R ダ1800ｍ
馬場想定：稍～重、標準ダート想定
風向想定：南東2m/s

展開予想

　まず土曜の段階ではそこまで馬場は高速化していなかった。ただ、そこから土曜夜～しんやにかけて雨が降るので恐らく一旦は重～不良まで行くだろう。そこから回復してメインのころには稍重ぐらいかなという感覚で。風は南東からなので４角地点が完全追い風になるがそこまで強くはないのと、前後で風向きが違うのであてにしづらいしそこまで気にしなくていいかな。

　展開予想だが逃げ馬は恐らくアイオライトになるのかなと。これを行かせつつブルベアイリーデが先行策、外からはアナザートゥルース辺りが前にというところで落ち着きそうかなという感じかな。恐らくそこまでは上がってこないし、イメージ的には50-49.5ぐらいかな。道悪がどの程度というのはあるけど、中山だとそこまで高速化しないだろうし、一応1:51.5ぐらいで見ておきたい。

予想

◎07ワイドファラオ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△06ブルベアイリーデ
△09アナザートゥルース
×05アイオライト14オメガレインボー
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ワイドファラオ

　正直まあいろいろ考えたんだけど、このメンツと人気と状況を見て、ワイドファラオで良いんじゃないかって割とスッと本命に決まった。

　まずワイドファラオのイメージとして、自分はかしわ記念の勝ち方なんだよね。当時から船橋の1600で面白いとは思っていたんだけど、ぴったりはまったなという感じだった。49.6-49.0と平均ペースで進めての12.8 – 12.7 – 12.0 – 12.0 – 12.3のラップ推移。後半３角辺りから仕掛けながら余裕を持ってケイティブレイブを出し抜いてきた。ここがマイルでも１周コースで前後半がフラット。息が入っての加速で良さが出ている。基礎スピード自体いいものを持っている馬だが、ワンターンのマイル以下だと忙しい。これがちょうどこの条件でフィットしたなと。

　近走で見ると割とその視点で見て納得できることが多いんだよね。兵庫CTは1400で忙しくてポジショニングで苦労。武蔵野Sは芝スタートの東京マイルで46.5-48.5とかなりのハイでtっ勇断。南部杯が悪くなかったがこれも不良で46.7-48.6とかなりのハイで２列目内から直線で窮屈になりながらも食らいついて５着。前半がちょっと忙しかったけどダートスタートだと入って行けている。京成杯AHは論外だしね。そして昨年のかしわ記念は48.4-50.9でかなりのハイをカジノフォンテンが刻んできてこれだと忙しいと。

　自分的には1800実績はないけど1800ぐらいが一番フィットするんじゃないかと思っているのと、別に右回りがダメな馬でもないってところは大きい。過去になるがみやこS５着の内容が良くて、46.6-50.1と極端なハイで先行していたんだが、11.7 – 12.4 – 12.5 – 12.4 – 12.2 – 13.0のラップ推移で３角付近で前が甘くなってここで包まれて４角で完全にブレーキふんじゃったんだよね。それがなければ…という感じだったし、右回りで崩れているのが阪神ってケースが多いからね。阪神ダートってかなり特殊で動けない馬は動けないからそんなに気にしてない。

　中山1800はダートだと割と特殊な展開になりにくいし、ここは前半そこまでペースが上がってこないと思うので後半のポテンシャルを引き出せそう。自分としては距離はあっていいと思っているので、ここまで人気がなくて高速馬場でもなさそうな中山1800で楽に前を取れればかなり面白いかなと。

○？

▲？

△ブルベアイリーデ

　総合力の高さが売りなので前走の東海Ｓはちょっとかみ合わなかったかな。中団外から正攻法になったし、48.4-50.7とかなりのハイで12.6 – 12.8 – 12.5 – 12.5 – 12.9とL3最速で４角が速いラップ。これで外から脚を使う形になってそれなりに押し上げてきたけど…という感じになった。本来もうちょっと前で入れる馬だし、２走前の武蔵野Sは芝スタートで流れたので仕方ないが、２列目辺りを取ってほしい。右回りは気になる所ではあるが、ギアの上げ下げが上手い馬だし３～４角でロンスパになると微妙だがある程度のペースからL2最速の形になってしまえば対応してくるかなと。総合力の高さを警戒して。

△アナザートゥルース

　まともならアナザートゥルースは最上位になっていいと思うけど、突き詰めると基礎スピードがある程度求められた方が良いので落ち着いたときにどうかやね。チャンピオンズＣでは49.3-48.3とややスローだがこれはテーオーケインズが１秒千切ったものなので実質は平均ぐらい。これで楽に先行して12.1 – 12.3 – 12.2 – 11.8 – 12.0のラップ推移でしぶとく粘ってインティを捕え切った。４走前のみやこSでは50.0-48.7とスローからの12.1 – 11.9 – 12.2 – 12.0 – 12.6と後半のロンスパで逃げの形をうまく取りながらラストは甘かった。この辺がポイントかな。個人的には自分で厳しいペースを作っていくぐらいの方が良いと思うけどその辺が鍵やね。

×アイオライト

　期待している馬だけどここはおもりを外してあげようというのも冗談半分。ただ、やはりスローでの後半の鋭さは武器ではあるけど、仕掛けが早くなるとちょっと甘いので中山だと？というのはある。２走前のベテルギウスＳだけやれれば重賞を勝っていい馬。それでも49.8-49.5と平均から12.4 – 12.6 – 12.4 – 11.6 – 12.9と2F戦で４角出口ですっと出し抜く逃げ。しかもこういう展開で強いショウナンナデシコを楽に撃破したからね。これに関しては正直かなり強かったと思う。ただ、やはり３走前の福島民友Cでも12.8 – 12.1 – 12.5 – 12.2 – 12.3とL4最速までくるとL1ちょっと甘くなったからその辺やね。

×オメガレインボー

　オメガはパフォーマンス的には最上位だけど、1800はちょっと長いだろうしこの条件なら流れてほしかったという感じやね。３走前の武蔵野Sでも東京マイルで46.5-48.5とかなりのハイで12.1 – 12.0 – 11.9 – 11.7 – 12.9と流れてのL2最速で11.7というところで後方からL2で伸びてきた。ただ伸び始めの割にL1はという感じだし、ちょっと長いかなという感じはあるね。エルムSもマリーンSも強かったがハイペースだったしそこで脚を温存しつつ後半前が落ちたところで外から動いて良さが出た。なので1800でゆったりからのロンスパポテンシャル戦ではちょっと怪しいところもある。レベルはやや低いと思っているので地力で３着差し込んでというところを警戒。