フラワーカップ 2022 予想：本命05ニシノラブウインク

time 2022/03/21

folder 2022重賞まとめ予想

フラワーカップ2022の予想

中山11R 芝内1800ｍ
馬場想定：良、標準馬場想定
風向想定：南南西2m/s想定

展開予想

　ワイドな予想枠では既にお知らせしてありますが、来週のドバイ＋宮記念含め４重賞への対応策として、月曜の予想は重賞のフラワーCオンリーにして少し開始を早めたいと思います。ご了承ください。ってかこのスケジュールは鬼ブラックすぎる。

　土曜は雨の影響もあったはずだが、そこまで重くなかったかなという感じ。一応標準馬場で様子を見るけど、振れ幅としてはやや高速寄りの方に振っておきたい。風は南南西からになるので３角地点が完全向かい風、HSは追い風に近い。

　展開予想だが、ここははっきりとした逃げ馬というのは不在だけど、このメンツだと恐らくパーソナルハイが主張する形になりそう。シンティレーション辺りもある程度前を狙うかなと思うが外のモカフラワーやニシノラブウインク、モカフラワーといったところも狙いそうかな。恐らく前半のペースは結構遅くなるかなと思っている。49-47.5ぐらいになりそうかな。ただこのメンツでレースメイクが甘めの康太がスローでとなると向こう正面でダイム辺りが捲ってくる可能性はあるのでその辺は意識した予想にしたいね。

予想

◎05ニシノラブウインク
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△01スタニングローズ
△02パーソナルハイ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ニシノラブウインク

　まず前提として、この一戦は言うほど抜けた馬はいないと思っている。そのうえで、ニシノラブウインクは過小評価されているのと標準馬場ぐらいの中山1800でスロー気味で良さそうだなというところで思い切って本命にした。

　まず個人的に高く評価している一戦があって、それが４走前の未勝利２着。ここがサークルオブライフが勝った中山マイルで47.0-48.4とハイペース、ただ11.6 – 12.0 – 12.4 – 12.1 – 12.0 – 11.9と中弛みがあったのとサークルオブライフが抜け出したのもあってL1は加速でまとめている。前半の有酸素運動面、基礎スピードを求められたうえでの競馬だった。これで好位で前半流れに乗っていたんだけど、３角付近で中弛みが生じていてそこでブレーキ気味。このタイミングで外から動いたのがサークルオブライフで、渋滞に待たされて４角出口でも我慢我慢で中団にポジションダウンしてからの直線追い出し。左手前に換えて捌き切ってからL1の坂の登りでぐんと伸び始めてラストでサークルとの差も明確に詰める脚色だった。捌き切れていれば違ったなという内容だったし、前半の基礎スピード面もある程度見せた一方で、ラストの加速ラップでそれ以上の末脚を見せてきているところから…出し切れなかったという判断が正しいだろうと。この感じだと基礎スピードで分散すること自体は問題ないのと、L1で目立つ足を使えているので距離はもうちょっとあっていい、という分析になる。

　前走のフェアリーSも個人的にはちょっとかみ合わない面があったかなと。中山マイルで47.6-47.6と平均からの11.8 – 12.1 – 12.3 – 11.8 – 11.6 – 11.9と中弛み再加速。これで中団で包まれてしまっていて３～４角で窮屈から直線外への進路取りでもふらふらして加速しきれなかった。そこからL1でなだれ込む感じになったと。

　２走前の未勝利勝ちからもロングスプリントでも悪くないのでスローは良いと思う。東京マイルで46.8-47.6とややハイだが中団で脚を温存しながら11.9 – 12.3 – 11.5 – 11.8 – 12.0のラップ推移で中団外外からL2でしぶとく伸びて先頭列、L1で来ラスターとの叩き合いを競り落としてきた。同日のベゴニア賞が47.9-46.8で1:34.7だしラップ的にはラストでこちらの方が速いぐらいでまとめているので結構評価できる。時計的にも標準にはかかっていたからね。

　ここは全体のレベルという点でも結構混戦だと思うし、中山1800ならもうちょっと楽に前を取れる可能性が高い。基礎スピード面も持っているので流れても良いと思うし、スローで温存しても質量を高めてきていて要所でそれなりの速度感もある。サークルオブライフ相手に包まれて後手を踏んであのラストの伸び脚は個人的には印象的で、本音を言えば1800で平均ぐらいまで流れてくれたらちょうど爆発しそうだなとは思うが、スローでも好位からという競馬が狙えそうだし、内に逃げ先行勢が揃ったのでスペースを拾いやすいのもかなり良い材料。自分としては買い材料が多いので本命で勝負したい。

○？

▲？

△スタニングローズ

　事前の段階ではこれが１番人気想定だったんだけど、流石にそれはないよな…という感じで実際は４番人気ぐらい。まあこれなら押さえてもというところやね。今回はスロー想定でポテンシャル戦になったときにどうかだが、トップスピード戦ではある程度安定はしている。前走でも阪神マイルで50.8-46.1と超々スローから12.8 – 12.5 – 11.7 – 10.4 – 11.5とトップスピード戦。これで２列目外から直線ジリジリながらもL1の坂の上りでしっかりと捕え切った。ただ、２走前のデイリー杯とかでもそうだがハイレベルでは足りないのは間違いない。個人的に消してもいい中で面白いのが未勝利勝ち。阪神マイルで47.5-47.7と平均から11.5 – 11.9 – 12.1 – 11.8 – 11.3 – 12.5と中弛みからの一足勝負。これで楽に先行してそのまま一足でスッと。この感じだとある程度前半の基礎スピードで分散した方が良さが出やすいかなと。今の馬場で基礎スピード的に前半の有酸素運動面を強めに求められても対応できるし、スローでの一足勝負でもこのメンツなら戦える。まあワンパンチ足りないとは思っているので連下で拾う分には良いかな。

△パーソナルハイ

　後は悩んだけどパーソナルハイを前残りで押さえておきたい。ペースをスローに支配して向こう正面で誰も動かないとスローの瞬間的なギアチェンジで勝負できそうでそこがかみ合えば怖いからね。３走前の未勝利勝ちが中京2000で65.5-58.3とドスロー、12.6 – 12.0 – 11.2 – 11.0 – 11.5と坂の登り加速も求められての3F勝負で逃げて出し抜いての圧勝。後半型に特化すれば素材面での不気味さははっきりと見せてきたと言える。ただ、あまり基礎スピードの幅を持っていない印象で、JFも動いたので崩れたといっても甘すぎだし、２走前の赤松賞でも47.8-46.0とかなりのスローバランスなんだが短期気味に逃げて進めつつ11.9 – 11.9 – 11.0 – 11.4 – 11.7のラップ推移でL1で明確に甘くなってしまっている。今回は馬場もそこまで軽くというのは望めないので、極端なドスロー以外ではちょっと危うい面はあるかなと。なので押さえまで。