フィリーズレビュー 2022 予想：本命14ウィリン

フィリーズレビュー2022の予想

阪神11R 芝内1400ｍ
馬場想定：良、高速馬場想定
風向想定：南南西5m/s想定

展開予想

　まず馬場は高速馬場で良いと思う。風は南南東からなので４角地点が完全向かい風となる形。

　展開予想だが、逃げ馬自体は多いものの展開は読みづらい。テイエムスパーダがハナを主張しそうでとりあえず。外からウィリンやキミワクイーンも先行していくだろうと。内からラブリネスオーバー、コンクバール辺りも芝スタート実績があるので絡んできそう。まあ基本的には流れるとみておいた方が良いと思うし、34.0-35.0ぐらいで1:20.7ぐらいを想定。

予想

◎14ウィリン
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△06アネゴハダ
△10キミワクイーン
×05ラブリネスオーバー11ゼロドラゴン
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ウィリン

　本命はウィリンにした。枠も外だしちょっと悩んだところはあるんだけど、新馬戦の内容を最大限に評価したい。

　福島の1200ｍ戦で34.3-34.8と平均ペース。12.4 – 10.9 – 11.0 – 11.7 – 11.2 – 11.9とL3-2で再加速の流れになったが逃げて楽々４角で突き放しての７馬身差。L1はブレーキ気味でコントロールしていたしもっと突き放していたと思う。当日３勝クラス戦でも33.0-35.3で超ハイでの1:08.3なので標準か少し時計が掛かっているぐらいなので、1:09.1そのものも２歳夏としては優秀なうえにギアを落としてあげてという過程で、しかも流してのものだからね。

　前走の紅梅Sは正直不満だと思っている。34.9-35.3と平均、中京で左回りの1400ｍ戦だった。11.5 – 11.6 – 11.6 – 11.5 – 12.2と淡々と進めていく流れだが、好位から直線ジリジリと伸び切れずにダークペイジとの差もあまり詰まらずの３馬身差。ただ、淡々とした流れだったことと、休み明け初戦というのもあった。加えて言えば左回りで３～４角で内を通していたけど動ける感じではなかったからね。

　個人的には新馬戦で見せた４角での動きが目立ったし、右手前でのコーナリングで加速してスピードに乗っていくような感じだったので阪神内回りは面白そうだなと。1400も本来息を入れての再加速でラストまで千切って抑えてという競馬ができているなら問題ないと思うんだよね。ここはウィリンから勝負したい。

○？

▲？

△アネゴハダ

　２歳時のパフォーマンスで考えればやはり既存勢力の中では期待できる馬かなと。ファンタジーSでは34.4-35.2とややハイから11.1 – 11.5 – 11.5 – 11.7 – 12.0と単調な基礎スピード戦で中団の中目から出口で置かれて直線ジリジリとなだれ込んでという内容。入り方が甘くてコーナーで動く余裕もなかったしその辺も痛かった。前走は34.6-35.2とややハイで、11.5 – 11.9 – 11.7 – 11.3 – 12.2とL2で加速の形。これで２列目内から直線少し待たされつつも進路を作ってL1の坂の登りで抜けてきた。総合力の高さはあるので、あとはファンタジーS比較でもうちょっと前で流れに乗ってほしいね。

△キミワクイーン

　２走前の1400ｍ戦では東京と言えども強敵オタルエバーを撃破してきたのは印象的。35.2-34.7と平均から11.7 – 12.0 – 11.4 – 11.3 – 12.0と中弛み再加速の形とはいえ２列目の外から粘るオタルエバーを最後まで差を詰めて最後にクビ差出た。この感じからもある程度基礎スピード面は秘めているし、後半のロングスプリントもある程度高いレベルだったなと。JFでは46.4-47.4とややハイで12.3 – 12.6 – 12.1 – 10.9 – 11.8と極端に緩んだのも影響したと思うし、着順ほど悪くないと思っている。淡々と流れてどこまでだが、２走前だけやれればここでもチャンスはある。

×ラブリネスオーバー

　前走東京1400ｍ戦では正攻法で詰め切れなかったが悪くない。35.1-35.0と平均から11.5 – 11.5 – 10.9 – 11.9 – 12.2とL3最速で10.9。これで好位外からL2で半馬身差の２番手まで上がってきたがここからちょっと甘くなった。使える脚は無酸素運動だとそこまで長くない感じだが、流れてやれれば面白い。その点では新馬勝ちが中山ダ1200で芝スタート、これでスッと先行する基礎スピード面は見せていたと思うので阪神1400で軽快しておきたい。

×ゼロドラゴン

　ゼロドラゴンはパターン的には1400への延長で怖さがある一頭だなという印象ではあったかな。まあ２走前の阪神1200に関してはちょっと嚙み合った部分もあるので何ともだが、それでも34.4-34.9と平均で12.3 – 10.7 – 11.4 – 11.5 – 11.4 – 12.0とL3-2で誤差程度の再加速。これで中団内内からスペースが空いていたとはいえしっかりと押し上げて直線でしぶとく抜け出してきた。前走は中京1200で後方からでL1で脚を使って差し込んできたけど、本質的に1200はちょっと忙しい感じはあったと。阪神1400でハイペースを中団ぐらいから進めてバテ差しで警戒したい一頭かな。

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「北条直人の競馬ブログ」より