チューリップ賞 2022 予想：本命06ナミュール

チューリップ賞2022の予想

阪神11R 芝外1600ｍ
馬場想定：良、高速馬場想定
風向き：西南西5m/s想定

展開予想

　馬場は先週ぐらいのイメージで極端すぎない普通の高速馬場。風が西南西からなので４角地点が完全向かい風となる。まずまず強めの想定で、ＪＦと近い感じかな。

　展開予想だが逃げ馬は恐らく内のジャマンになると思う。これを行かせながらウォーターナビレラはすっと先行して番手外を狙ってくる。この隊列に対して外のラリュエルがどの程度競って行くかというぐらいなので、恐らくペースはコントロールされる可能性の方が高い。ただ、向こう正面が完全追い風に近い形なので風の影響で少し上がる可能性はあるかな。それでも47.5-46.0ぐらいで1:33.5を想定しておきたい。

予想

◎06ナミュール
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△03サークルオブライフ
△08サウンドビバーチェ
×01ピンハイ11ルージュスティリア
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ナミュール

　ここは頑張ってほしいところかな。後半の無酸素運動的素材面では少なくともJFまでの路線では一番だと思っているので。

　２走前の赤松賞が圧巻のパフォーマンス。47.8-46.0とかなりのスローではあるがそれでも48は切っている。11.9 – 11.9 – 11.0 – 11.4 – 11.7とL3最速でロングスプリント戦だが、これで出負けリカバーで中団外から３～４角でも中団外を正攻法で進めながら直線で外。右手前で軽く追われてからジリジリと伸びてL2で２番手に上がって一気に差を詰めL1で２馬身差を楽々捕えての１馬身3/4差完勝。この辺からも末脚の質量が違うし、スターズオンアースをあっさりというのはなかなか簡単ではないからね。

　そのうえで、前走のJFは最悪の競馬になったと思っている。46.4-47.4でややハイ、11.5 – 12.3 – 12.6 – 12.1 – 10.9 – 11.8と中弛みが生じていた展開。これで出負けは想定内だが焦って馬群に突っ込んでしまった。それで中弛みが生じて３～４角でブレーキしながら直線で馬場の悪い内内を通さざるを得ない形。基本的に直線で外目を通していた馬が上位という中で一頭だけ内から突っ込んできたし、L2左手前から途中で右手前で最後まで右手前でしぶとく伸びてきた。無酸素運動を維持する能力は高いと思うし、やはり外から中弛みで動けていればなあという負け方だった。

　個人的にはトップスピードの質よりもロングスプリントの方が性能としては高いと思っているし、まず前提として出し切ってほしい。ゲートは悪いので正直後方からは覚悟の上。そのうえでも３～４角で多少ロスがあっても押上体制に入って下り坂でスピードに乗せてL1で捕え切るイメージで馬を信じてほしいね。パトロールを見ても前走のJFでもラストは伸びてきていたから、馬場のいいところでスムーズならもっと弾けて良いと思う。相手も手ごわいとは思うが、この馬の末脚に賭けたいね。

○？

▲？

△サークルオブライフ

　前走のJFは鮮やかに差し切ったけど、46.4-47.4とややハイから11.5 – 12.3 – 12.6 – 12.1 – 10.9 – 11.8と中弛みからのL2最速戦だった。前半が速い中で出負け気味で後方からの競馬で脚を温存できたし、外に上手く誘導して３～４角の中弛みでちょうどナチュラルに押し上げて直線に入ってこれたのもかなり大きい。直線入りでは団子だったのはそのせい。それでも直線序盤での最速地点ではジリジリで３列目から２列目というところ。L1でそのまま突っ込んでというあたりはサークルオブライフの良さであるロングスプリントだけど、展開がかみ合った面は強いかな。今回は内枠だしナミュールほど出負けすれば外という選択も取りやすいだろうけど、流れに入って包まれて中団とかだと踏み遅れるリスクはあるかな。そこまで抜けていないと思うし連下まで。

△サウンドビバーチェ

　後は２走前の白菊賞が良かったサウンドビバーチェを押さえておきたい。阪神マイルで48.7-46.1と超スローから12.2 – 11.7 – 11.6 – 10.9 – 11.9とトップスピード戦で中団の外から進めながら直線追い出されてL2の地点で２列目付近まで来て、L1で外から来たルージュラテール相手に食らいついてハナ差の２着。坂の登りで結構頑張ったし、トップスピード戦でも目途を立ててきたというのはある。前走菜の花賞は46.7-48.4とかなりのハイペースの流れで流れに乗ってしぶとく抜け出したしある程度基礎スピード面も持っているが、スローで前目からというのがかみ合えばの押さえのイメージ。

×ピンハイ

　前走だけでは何ともだが、追い切りが良かったので押さえておきたい。前走は阪神1400で35.2-36.0とややハイで11.8 – 11.8 – 11.9 – 12.0 – 12.1と単調な基礎スピード戦。これで出負けして後方中目から押し上げながら直線で追われてジリジリ、L1で捌いてぐんと伸びてきた。この足は目立ったし、マイルへの延長でも？というところも無くはない。1400が忙しいかなという感じの中でのL1バテ差しだからね。まあスローで切れるかどうか？ってのはまた別問題で難しいけど、恐らく人気もさほどだろうし枠も良いので３着ヒモ穴辺りで狙ってみたい。

×ルージュスティリア

　後は新馬戦で強い競馬のルージュスティリアを押さえ。前走の新潟外1800ｍ戦では52.5-45.3と極端なドスローで13.4 – 12.4 – 11.1 – 10.4 – 11.4とL2最速で10.4。極端なトップスピード戦で中団外からL2で左手前に換えてしぶとく伸びてL1までしぶとく踏ん張って破った相手がスターズオンアース。これを比較で考えればトップスピード戦ではそこそこやれるはず。ペースが極端なので上がってどうかだが、チューリップ賞ならそこまで上がらないだろうし、警戒しての×。

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「北条直人の競馬ブログ」より