阪神11R 洛陽ステークス 予想：本命06エングレーバー

洛陽ステークス(L)予想

阪神11R 芝外1600ｍ
馬場想定：良、高速馬場想定
風向想定：東南東1m/s想定

展開予想

　開幕週なので何とも言い難いが、一応高速馬場想定で入りたい。風は東南東からの風でHSが追い風なんだが、風自体は弱め。

　展開予想だが、ここは結構流れるかなとみているけどね。開幕週でまずベステンダンクがハナを主張するだろうし、酒井学だとマイルまでならある程度引っ張ってくるかなという感じ。ガゼボの和田もある程度競って行く、内からはベレヌスもハナに拘りそうかなという感じはあるし、そこそこ引っ張ってきそうな印象やね。開幕週で馬場が読みにくいところはあるが、46-46で平均ぐらい、1:32.0前後で見ておこうかなと。

予想

◎08エングレーバー
○14ガゼボ
▲05フォルコメン
△09メイケイダイハード
△13ベステンダンク
×06エアファンディタ10ハーメティキスト
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎エングレーバー

　今回はメンバー構成を見ても淡々と流れたときに面白い馬が多くて、有力馬でペースが上がってどうかなって馬が多いので、ここは平均～ややハイで決め打って穴狙いしたい。

　エングレーバーは基礎スピード面が求められて良さが出る可能性が高いかなというところで本命にした。心斎橋S勝ちが阪神1400で稍重、33.7-35.4とかなりのハイで10.9 – 11.1 – 11.5 – 11.7 – 12.2と単調。これで内枠から中団の内で進めて直線で外に出してからがしぶとくここで２番手に上がってL1の坂の登りでしぶとく突き抜けての３馬身半完勝。淡々と流れた基礎スピード戦でやれたのがこの時点では結構意外だったし、1400も短いと思っていたが対応してきたなという感じ。

　そのうえで、前走のリゲルSは阪神マイルで47.9-46.1とかなりのスローから12.0 – 11.7 – 11.4 – 11.2 – 11.8とL2最速でゲートはさほど悪くなかったがちょっと入りが甘くて後方からになってしまった。そこから直線でも２列目後ろで押し上げられないままだったし最悪の入りから直線右手前のままで追われていてジリジリ。それでもL1の坂の登りで左手前に換えてラストは強襲しての３着争いという内容からも、入りが雑なミルコの悪いところが出た感じ。

　本来もう少し流れに乗れるし安定して好位とまではいわんが中団では運べる馬のはず。阪神1400の基礎スピード戦に対応できたように基礎スピードも持っているので、多頭数で淡々と基礎スピード戦となったところで中団内で上手く運べれば一発あると思う。

○ガゼボ

　相手も同様に基礎スピード戦で一発を期待してのガゼボかな。

　前走のリゲルSでは47.9-46.1とかなりのスローから12.0 – 11.7 – 11.4 – 11.2 – 11.8とL2最速の形で３番手から進めたが、まえ２頭から離れた位置だったし実質超スローでこれだと切れ負けしちゃう。騎乗的には残念と言わざるを得ない内容。

　３走前のポートアイランドSが強敵相手に健闘。46.4-46.2と平均から11.5 – 11.5 – 11.5 – 11.3 – 11.9とL2最速だが淀みがあまりない。この形で中団の中目で追走しながら直線ジリジリもL1までなだれ込む競馬ができた。レッドガラン相手にクビ差の僅差はそこそこ評価できる。

　もともと阪神1400路線でもやれていた馬で基礎スピード面を持っているはず。その点でもここはある程度前が引っ張ることを期待して和田ならそれについていくので前半部分をもう少し引き出してくれるという点で期待したい。

▲フォルコメン

　単穴にフォルコメンを抜擢。前走のニューイヤーSは出遅れて脚を使ってというのがタフな馬場での46.6-46.8と平均ペースで脚を使ってしまった。ただ、前半の入りが外枠で無理やりについて言った感じなのも痛かった。

　個人的に桑名S２着が面白くて、中京マイルではあるが46.9-45.9とややスロー、11.4 – 11.5 – 11.3 – 11.2 – 11.9と中盤淀みなくという競馬で番手外から結構しぶとく粘り込んできたなと。カレンシュトラウスが外から物量で突っ込んできたけど、これが東京新聞杯で４着と健闘したし相手も強敵だったからね。この中で無理な句は入れればというのは見せている。

　今回ある程度流れるかなとは思っているけど、それでも自身で２，３列目ぐらいで運べればというところかな。中山マイルの小作特別でも46.3-46.3で好位で進めて普通に完勝しているし、基礎スピード面も持ち合わせていると思うんだけどね。

△メイケイダイハード

　まあ嵌るかどうかはあるが押さえておく。阪神マイルでは中京記念で３～４角外から押し上げてという競馬でしぶとく最後まで伸びてきた。45.8-46.9とややハイで11.8 – 11.7 – 11.3 – 11.4 – 12.5とL3最速と基礎スピード面を求められた中で結構コーナーで脚を使ってきたというのはあるかな。まあ近走ちょっと物足りないというのはあるが、条件的にここ２走はちょっとフィットしていなかったし、阪神外回りのマイルで警戒。

△ベステンダンク

　まだ状態面での不安というのもあるが、リゲルSは結構踏ん張って３着争いきわどかったからね。これが47.9-46.1とかなりのスローから12.0 – 11.7 – 11.4 – 11.2 – 11.8のラップ推移で単騎と恵まれた部分はあるがそれでも結構しぶとく踏ん張った。ただ、ベストはペースを引き上げての競馬。４年前の米子Sを勝った時が46.0-45.9と平均で進めて11.5 – 11.6 – 10.9 – 11.3 – 12.1と後半強気の仕掛けで５馬身千切ってという競馬。まあこれを今再現するのは期待できないとしても、本来前半から飛ばしていいタイプの馬。積極的に進めての粘り込みを期待。

×エアファンディタ

　前走のキャピタルSでは前半から入って行けなかったし、進路取りでもそこまで苦労しなかった中で伸びあぐねたのが気になるね。46.2-46.8と平均から11.8 – 12.1 – 11.2 – 11.7 – 11.8と中弛みでというのもあったので正直もうちょっとついて行ってほしかったが…という感じやね。阪神マイルでの下り坂でズドンできるタイプだと思うし、その点で警戒は必要だけど、強く狙えるところまではペースが鍵やね。その点で今回は押さえまで。

×ハーメティキスト

　重い印もちょっと考えたんだけどね。ただどうしても後ろからになってしまうのと、そこまで速いラップを踏めていないので穴目での押さえにした。４走前の湘南Sが東京マイルとはいえ45.5-46.5とややハイで11.5 – 11.6 – 11.5 – 11.4 – 12.0と単調な形で外から動いてラストまでしぶとく。特にL1で手ごたえ以上に伸びていたし、基礎スピード戦は良さそうなので押さえておきたい。

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「北条直人の競馬ブログ」より