中京11R アルデバランステークス 予想：本命02マテンロウスパーク

アルデバランステークス(L)予想

中京11R ダ1900ｍ
馬場想定：良、標準ダート想定
風向想定：西北西5m/s想定

展開予想

　馬場は良馬場で良いだろう。問題は風で、西北西から少し強めの風が吹く予報。４角地点が完全向かい風で、HSも向かい風になるので前半のペースの意識も含めて色々考慮した方が良いかも？というレベルかな。

　展開予想だが、ひとまず外のメイショウワザシが主張する可能性が高い。これに対して内からそこまで競って行く馬も不在で、ノリなのでマテンロウスパークがある程度前を狙う可能性があるかなというぐらい。外のダノンハーロックが川田だしある程度前半から主張しそう。向かい風でスタートするのでペース自体そこまで上がってこないかなというのはあるし、イメージとしては50.5-49.5ぐらいでややスロー～平均ぐらいを中心に関変えたい。

予想

◎02マテンロウスパーク
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△04アルドーレ
△07スマッシングハーツ
×13メイショウワザシ16ダノンハーロック
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎マテンロウスパーク

　マテンロウスパークを本命にしたい。まあ昇級初戦でどこまでというのはあるけど、東京2100の内容なら中京1900で流れに乗ってというのは面白いと思う。

　３走前の晩春Ｓが負けはしたが強い競馬。東京2100で61.2-63.0とかなりのハイから12.3 – 12.1 – 12.1 – 13.3 – 13.2のラップ推移でL4最速タイ。単騎逃げから離れた２列目の内で先行して流れに乗りつつ、直線左手前のままだがしぶとく伸びてL2でも前との差を詰めてくる。L1でも左を維持して押し切ったかというところを外からキタノヴィジョンに捕え切られた。３～４角でも当然左手前なので1000ｍ近く左手前だけで踏ん張ってきたというところからも、恐らくサウスポー。

　前走の三河Ｓでは48.9-49.6と平均から12.3 – 12.1 – 12.3 – 12.1 – 12.2 – 13.0のラップ推移でこれもコーナー地点で12秒台前半を維持する流れ。これでも中団で外目を押っ付けながら追走してくらいついて直線でも左手前で坂の登りで右手前に換えて、そこからしぶとく最後まで伸び切っての勝利。ここも３～４角で左手前で結構負荷がかかったと思うし、そこから直線で少し刺さって接触から右手前に換えたけどそこからもしっかりと伸びたからね。

　本来もうちょっと前を取れる馬だし枠も良く並び的にも先行するのはそんなに難しくないだろうと。ペースが読みにくい中で新潟で行われたラジオ福島賞のように49.8-48.6とスローからの12.5 – 12.2 – 12.5 – 11.8 – 12.1とギアチェンジ戦で好位から鋭く反応できているという点も強み。混戦のここは本命で勝負したいかな。

○？

▲？

△アルドーレ

　まず休み明けや適性を抜きにすればパフォーマンス的には一番高いと思う。特に前走のマリーンSはスワーヴアラミスやオメガレインボーといったところを相手に0.1差まで詰めてきた。函館の1700ｍ戦で稍重、47.5-50.2と超ハイ、12.1 – 12.1 – 12.5 – 12.7 – 12.9と単調な基礎スピード戦で後方で追走に苦労しつつ、３～４角で最後方列で中目、少し押し上げるのに苦労したが直線左手前に換えてのバテ差しでしっかりと差し込んで３着やら沿いでダンツキャッスルの内からハナ差まで詰めた。1700はちょっと忙しいかなという感じはあったし、その中でしっかりとばてずに足を使えて基礎スピード面で一定の目途は立ててきている。相手関係から考えても立派。一昨年のシリウスS６着も悪くなくて、48.6-50.4とかなりのハイ、12.4 – 13.0 – 12.7 – 12.3 – 12.4のラップ推移で中団外から３～４角で外外から勢いをつけてという競馬になったが直線左手前のまますっと反応して一瞬見せ場を作った。ただ、L1で逆に甘くなってしまったなと。1900は少し長い印象はあるし、その点を踏まえて連下までにしておく。

△スマッシングハーツ

　ここ２走が1700でも割と後半型の競馬で良さが出ているし中京も問題ない。後はこのメンツでどこまでやれるかやね。門司Ｓでは小倉1700ｍで49.2-49.2と平均ペースから13.2 – 12.2 – 11.9 – 12.4 – 12.7とL3最速で中団内目で進めつつ４角で中目に誘導しながら直線バテ差してきた形。ただ、ニューモニュメントが捲ってスイッチを入れてくれた中での差し込みではあるし、要所でちょっと置かれていたのは少し気になる所ではあるもポテンシャルはいいものを見せた。中京1900ｍ戦でも瀬戸Sで僅差の２着があるし、条件的にも大きな不安はないからね。福永復帰で実践感がカギだが中京福永ならある程度前を取ってくれるとは思うし強めに押さえは必要かな。

×メイショウワザシ

　後はメイショウワザシを押さえておく。なかなかこの馬の展開にならないなというのはあるが、49.8-50.9とペース自体はそこまででもないが入りの3Fが36.8とかなり速かったしそこで脚を使ってペースを落とし過ぎたのが痛かった。追い切り面も良化してきていると思うし、直近の好走が吾妻小富士Sで新潟1800で48.2-48.9と平均からの12.5 – 12.0 – 12.7 – 11.7 – 12.5とL3-2のギアチェンジで良さを見せての２着。コントロールしての一足は不気味なので今回は主導権を取りやすそうだし…という感じで押さえておく。

×ダノンハーロック

　上位人気になるだろうけど、正直時計・ラップ的にそこまでかな…という感覚だけどね。前走の茨城Sも強い競馬ではあった。阪神1800で50.0-50.4と平均、12.3 – 12.3 – 12.6 – 12.5 – 12.3 – 13.0と後半も比較的淡々と。L3-2での再加速は起こっていてそこで好位外から直線追われてしぶとく伸びて先頭列からL1でしっかり抜け出しての３馬身差は評価していい。ただ、２勝クラスでも1:53.2なので時計的にはさほど。今回は大外枠を引いたし、ちょっと弱めの押さえまでにしておきたいかな。

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「北条直人の競馬ブログ」より