ターコイズステークス 2021 予想：本命07スマートリアン

ターコイズステークス2021の予想

中山11R 芝外1600ｍ
馬場想定：良～稍、ややタフな馬場想定（15:00修正）
風向想定：北西3m/s想定

展開予想

※馬場情報出てからせなあかんな…。金曜正午の段階で13.5mmと結構雨が降っていて重馬場。○ahooあかんわ。当日の天気すらまともに取れんのか。

　ちょっと早く予想します。というかもうこのタイミングでできる場合はそうしてやろうかなと。youtubeやるときにこの時間では絶対無理なのでそちらに合わせてとなるんだけど、どうしても深夜までずれ込んじゃうから。40手前で体のことも考えて。

　馬場は先週の段階ではもう標準に近い状況になっていたかなと。金曜雨がそこまで降らなそうなので、その影響は限定的かなとは思うが標準～ややタフぐらいの馬場で想定しておく。昨年よりは２段階ぐらい軽い想定。風は北西からなので４角地点が完全向かい風になる形。

　展開予想だが、逃げるのは恐らくイベリスになると思う。これを見ながら前につけていく形で外からスマイルカナが主張。その外からクリノプレミアムがどこまで？という感じで先行争いはそこまで激化しないかなとみている。この後ろをスマートリアンやレッドフラヴィア、アンドラステ辺りが狙って好位ぐらいだろうと。ペースは恐らくそれなりには上がると思うが、それでも46.3-46.5ぐらいかな。平均で1:32.8ぐらいを想定しておく。このメンツなら32秒台には入ってくるかな。…追記で多分これはこの時期だと雨が残るので難しい。46.5-47.0で1:33.5ぐらいとして修正したい。予想そのものは変えないでおくが、敢えて言えばアンドラステをもうちょっと浮上させてもいいかもぐらいかな。

予想

◎07スマートリアン
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△03ドナウデルタ
△14マルターズディオサ
×08ムーンチャイム09アンドラステ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎▲軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎スマートリアン

　穴目を本命にしてもいいかなとは思ったけど、ここはスマートリアン本命で勝負したい気持ちになったかな。まず前提として基本的には流れるとみるべき舞台なので、その中での時計勝負にしっかりと対応できているのが大きい。

　秋の京成杯AHでは高速馬場気味ではあったが極端ではないし、その中で45.6-46.4とややハイで流れた。11.0 – 11.2 – 11.4 – 11.4 – 12.4と中盤が速く淡々とした流れの中で外枠から好位外外につけてコーナーで速いラップを終始外からロスがありながらもL2の地点で一旦は２列目に並びかけて最後も結構踏ん張ったからね。かなりコーナーでのロスが響いていたと思うし前半の基礎スピード面でかなり進捗があったのが大きい。

　府中牝馬Sみたいにスローのロングスプリントだと後半の素材面でちょっと足りない。東京1800ｍ戦で47.3-46.2とややスロー、12.1 – 11.8 – 11.0 – 11.4 – 12.0とL3最速で出し切る形。これで２列目の内からそこそこ踏ん張ってL2では２列目で前のアンドラステにも食らいついていたがL1で甘かった。個人的に1800はちょっと長いなと感じた一戦だけど、このレベルでロングスプリント的に足を引き出せている部分はあったし、L1の甘さはともかくある程度速いラップを踏むこと自体はそもそも難波Sでファルコニアを撃破できているように問題ないだろうと。

　馬場不問の方だと思うし少なくとも高速馬場よりは時計が掛かる方が安定する。そのうえで、後半のロングスプリントもそれなりにはあるが、京成杯AHの内容ならベストは前半の基礎スピードも強めに要求される形。ハイペースまで行くかはわからんが、中山マイルで46-46レベルの流れなら２，３列目に入って問題ないと思うし、３～４角で最短距離を通しながら力のいる馬場でも対応できると考えれば、さらにグレナやカテドラル相手に善戦できているパフォーマンスを総合的に考えればスマートリアン本命が良いかな。

○？

▲？

△ドナウデルタ

　あとはまあ流れても対応できる方のドナウデルタを。前走の信越Sに関しては正直嵌った。33.5-36.5と超ハイだし重馬場としては異常に流れた。また３～４角が急なので前でスピードに乗っていたら速度を維持しづらいので11.0 – 11.8 – 12.4 – 11.6 – 12.5のラップが見て取れるようにコーナー減速が起こっていると。そこで後方外からスムーズなのでそりゃねって感じ。ただ、この流れでも差し込めたのは事実だし、もともと５走前のポートアイランドSを気に入っている馬。46.0-47.0とややハイで11.9 – 11.9 – 11.7 – 11.5 – 11.9とL2最速だが流れている中での一足を中団内から捌いて引き出してきていると。まあ敢えて言えば右回りでコーナーで速いラップを右手前で踏んだ時にちょっと甘い感じはあるのでそこが引っかかっての連下かな。

△マルターズディオサ

　田辺がこの枠で迷いなく後ろから行きそうだなというところで頭は難しいかなという判断。後半特化でロングスプリントでもポテンシャルでもいいものを見せているちょっと読みにくい馬だが、それでも府中牝馬Sでは47.3-46.2とややスローで12.1 – 11.8 – 11.0 – 11.4 – 12.0とL3最速の形で中団からしぶとくジリっと伸びてきたけど外からシャドウディーヴァにあっさり交わされているように後半の素材面でトップレベルとは遠い。むしろ阪神Cが強く34.0-34.3の流れで好位の外からロスがあってもしぶとく踏ん張って２着できているし、個人的には早い段階で好位を狙ってほしいんだけどね。あまり後ろ過ぎると後半の素材面だけで面倒を見れる馬ではないと思うのでL1差し込み２，３着狙いかな。１秒以上のハイペースまで上がってしまった方が今回は面白いと思う。

×ムーンチャイム

　あとはヒモ穴で、流れたときに前に目標を作りながらロスなくという競馬では美浦でも上位に入る大野の後方３着拾いに期待でムーンチャイム。アドマイヤムーンの仔だし本質的に惰性で突っ込んでというタイプの可能性が高い。1400でもやれているけど、前半の入りが忙しくて前走のオーロCみたいに34.1-35.1でハイペースでとなると前半で入って行けずに11.1 – 11.4 – 11.0 – 11.8 – 12.3と減速ラップで後方から差し込んできても届かない。３～４角でスペースを拾って勝負しやすい中山はフィットしそうだけどね。

×アンドラステ

　ちょっと悩んだが押さえる。ペースが落ち着く可能性もあるし、その中で好位ぐらいで収まれば前半はそこまで無理をしなくていいかなと。ただ、本質的にマイルはちょっと短いタイプだと思っているし、昨年のターコイズSはかなり時計が掛かっていた状況。46.5-48.1と後半失速する中で少し離れた好位で自身でも平均ぐらいでまとめてきた。馬場が重く時計が掛かったので1800適性ぐらいが合ってちょうどいいバランスだったと思うが、今年はさすがにそこからは明確に軽い状況（まあそれでも標準ぐらいだが）。そこを踏まえると、マイルでの時計勝負に対応できていない部分はあるし、関屋記念もちょっと甘かったので（まあここはそこそこハイレベルだとは思うが）押さえまでとしておく。

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「北条直人の競馬ブログ」より