富士ステークス 2021 予想：本命17サトノウィザード

time 2021/10/23

folder 2021重賞まとめ予想

富士ステークス2021の予想

東京11R 芝1600ｍ
馬場想定：良～稍、高速馬場想定
風向想定：北3m/s想定

展開予想

　私事からですけど、ワクチン接種（モデルナ１回目）２日目で少し腕が痛かったかなという程度、ピークアウトして今徐々に痛みが抜けてます。言われている倦怠感みたいなのは自分は無かったです。いずれにせよ一発目はそこまでの影響が出なかったのは幸いでしたが、多少仕事に遅れも生じたので動画の方は今回はお休みします。

　府中は金曜に雨が降っていて、これがどの程度影響するかだけど正直そこまでではなさそう。それに明日は晴れ予報なので、雨が残っている意識が働きつつ実際そこまで重くはないかなとみて、やや高速程度を想定。風は北からなので３～４角中間地点が完全向かい風。

　展開予想だが、今回はそこまで逃げたい馬が不在。とりあえず速度的にラウダシオンが楽に先行するけど、バスラットレオンが行くなら恐らく控えると思うのでここで番手外がとりあえずラウダシオン。その外から行くとしてもじわっとフォルコメンぐらいになると思うのでそこまでペースはあがってこないかな。雨の影響を騎手も多少は意識すると思うし、イメージ的にはまともに流れれば32秒台前半ぐらいの走破時計だと思っているけど、47-46ぐらいの感じで1:33.0を想定。近年流行りのロングスプリントよりは、少し３～４角で緩んでギアチェンジが求められるかも？という入り方をしたい。後半ある程度無酸素運動的な競馬でトップスピードの質も求めたいかな。

予想

◎17サトノウィザード
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△02ザダル
△05ロータスランド
×04バスラットレオン08ラウダシオン
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎▲軸○△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎サトノウィザード

　混戦だと思っているし、その中で展開的にも紛れがあってよさそう。かつ雨の影響は多少はあるけどという中で外からトップスピードの質を持っている。サトノウィザードの追い込みに期待しても良いかな。

　まず前提として時計勝負では辛いと思っていた。前半部分がどうしても遅いので出負けからスピードに乗るまでに時間がかかる。ただトップスピードに乗ってしまえば明確に切れるタイプ。前走の関越Ｓは新潟1800で48.2-45.7とかなりのスローから12.2 – 11.9 – 11.1 – 10.9 – 11.8とＬ２最速で10.9という中で最後方外からだがペースが遅くて団子気味。BSが向かい風、HSが追い風という状況もあったが直線で外から追われると最速地点で一気に切り裂く切れ味を見せてきた。

　逆に東京新聞杯では46.6-45.8とややスローでもある程度は流れたし、11.7 – 11.5 – 11.2 – 11.6 – 11.5とＬ５－４の３～４角で11.7-11.5なのでそんなに落ちていない。内枠だったので出負けから下げきってからの外になるのでそこもポジショニングで苦労したし、３～４角で押し上げるタイミングもない中で中団外から正攻法で押し上げたことでちょっと甘さが出てしまった感じ。本質的にマイラーではないタイプだと思っている。

　タイプとしては射程圏の範囲内で競馬をして切れ味で面倒を見たいタイプなのでペースが上がらない方が良いし、もっと言えば３～４角で緩んで取り付くタイミングがあった方が良い。その点でも雨の影響と展開を作るのが微妙なメンバー構成、最初からスロー団子もあると思うし引き上げても３～４角で息を入れる形はあり得そうと。マイル戦は微妙だが、今回みたいに基礎スピードの質で戦える先行馬が少ないのはこの馬にとっては良いし、外枠なので出負けしてからもスムーズに自分のリズムで速度に乗っていける。条件は良いと思うし、本音を言えば大原Ｓでレイパパレ相手にタフな馬場で中団外から差し込んできた競馬からももうちょっと時計が掛かった方が良いかも？とは思っているんだけど、上手く嵌ればという可能性が十分にあるしかなり人気も無いからね。後方、中弛み気味で取り付いての外差しで嵌れば突き抜けるだけの武器は持っているとみて。▲馬との３連複軸で大穴狙いをしたい。

○？(noteのみ)

▲？(noteのみ)

△ザダル

　内枠がカギだけど、本質的に後半のロングスプリントが武器なのでペースが上がらない方が鋭さを引き出せるタイプだとは思う。ただギアチェンジでそこまでスッと来るイメージではないのでその辺やね。ベストバウトは昨年の関越Ｓで、新潟1800で45.6-47.9とかなりのハイだがこれは単騎。離れた５番手ぐらいで進めながら４角あたりから追いかけつつ直線で爆発。いわゆるルージュバックとマイネルミラノの関係性、ロングスプリント炸裂の方程式ではあるんだけど、そういう感じの方が本当は良いと思う。ただスローバランスで強烈に速いラップを連続できるタイプなので上手く噛み合えばというところやね。後半の素材面では最上位に入るけど、枠が気になったのでこの評価。

△ロータスランド

　対抗馬と悩んだんだけどね。ただ、総合力の高さは光るし、スローでのトップスピード戦もいいと思う。府中が初めてで坂の登りでの加速がどうか？という点に尽きるかな。ただ、前走の関屋記念でも少し時計が掛かる中で46.6-46.1と平均、逃げ馬から少し離れた２列目内から11.6 – 11.5 – 11.4 – 11.2 – 12.0のラップ推移でしっかりと加速して抜け出す競馬ができている。こういう競馬ができているし、ドスローならドスローで４走前の須磨特別で阪神1800で４角下り坂とはいえ49.7-45.9と超超スローから13.1 – 12.6 – 11.0 – 10.8 – 11.5とＬ２最速10秒台の中でしっかりと番手から抜け出す鋭さを見せている。まあ基本的に動き出しの良い馬だしある程度は流れても対応できるから。対抗と悩んでの連下やね。

×バスラットレオン

　正直馬場が標準以下ぐらいまで落ちればと思っていたけど、恐らくある程度は軽い馬場なのでこうなると後半の無酸素運動的な要素を求められる可能性が高い。前半の基礎スピード面は未知数だしここに賭けるのもありだけど…前走は出負け、NHKマイルは落馬、ダービーは距離と言い訳は出来るんだが、高いパフォーマンスを発揮したNZTが中山マイルでも46.7-46.4と平均、11.3 – 11.7 – 11.8 – 11.7 – 11.2 – 11.7と中弛みからの再加速で抜け出せていると。基本的にはこういう競馬の方が良いと思っているので、あとは上手く前目でレースを作ってというのと追い切りがよく見えたのでその辺で怖さはあるので押さえ。

×ラウダシオン

　馬場が悪化し切らずにスローで前目からの一足で怖いとなるとラウダシオンも警戒しておきたい。本来NHKマイルC勝ち馬で46.0-46.5とある程度の流れを作るレシステンシアをマークしながら11.9 – 12.0 – 11.3 – 11.2 – 12.0と再加速の形でしっかりと加速しつつ半ばでしっかり並んで抜け出してきたように総合力が高いタイプ。まあこの世代はマイル戦でのレベルは微妙ではあるので何ともだが、それでも京王杯ＳＣでは34.3-34.3と平均で進めｔえ11.3 – 11.2 – 11.0 – 11.5 – 11.8のラップ推移で番手からしっかりと粘り込んできた。トゥラヴェスーラには詰められたんだけど、３着のカイザーミノルが毎日王冠でもそこそこやれていたし、そこまで悪くはないかなと。基本的には前目で一足を使えるタイプがフィットしやすい環境が整ったと思うし、バスラットがペースを作るなら質的にそこまで上がってこないだろうしね。ここ２走が負け過ぎなので押さえまでが精いっぱいだけど、本来いい条件だとは思う。