2019/02/02
毎日王冠2021の予想
東京11R 芝1800ｍ
馬場想定：良、超高速馬場想定
風向想定：南2m/s想定
展開予想
クッション値とか全然当てにならんわ。２歳戦の時点で普通に超高速馬場以上だと判断していいと思う。かなり速い時計、速いラップが出るわ。風向は南からの想定なので、この形だと３～４角中間地点が完全追い風。
展開予想だが、まあ基本的には外のトーラスジェミニの主張だとは思っている。これに対して中目のダイワキャグニーが抵抗して安田記念の再現となるかな。1800ならどちらも基礎スピード的に問題ないので後は兼ね合いになるけど、安田で番手でもやれたトーラスジェミニ的にはダイワを行かせて番手外で良いと判断しそうで主導権はこれで落ち着くかなとみている。内から何が入るかで、ポタジェ辺りが内に切っていくが、それまでにシュネルマイスターがどこまでポジションを取れるかというところ。ペースはあがらず、47-45.5ぐらいのイメージで見ておきたい。走破時計は一応1:44.5ぐらいを置いておく。ロングスプリント的になるかなとみている。
予想
◎07ダノンキングリー
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△01シュネルマイスター
△08ダイワキャグニー
×02サンレイポケット10ケイデンスコール
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×
◎ダノンキングリー
ん～まあこれは悩んだけど枠の並び的にこうなるかなという感じやね。
ダノンキングリーって自分は途中まで見誤っていた部分があるんだけど、ギアチェンジ戦でない方が良いと思うのと、本質的に後半特化の馬だと考えると結構腑に落ちる。前走の安田記念では46.4-45.3でややスロー程度で落ち着いたことで、後半が11.5 – 11.4 – 11.2 – 11.0 – 11.7とＬ２最速戦。ただ、Ｌ３でも11.2だし中盤で緩んでない。そこで中団外から脚を使いながらしっかりと加速して直線で弾けた形。グランが捌くのに少し苦労したのもあったが、それでもインディチャンプをあっさり交わしているのも事実だし、シュネルマイスターも問題なく撃破。
一昨年の毎日王冠がえげつない。東京1800で47.0-45.9とスローではあるのだが、中盤が11.5 – 11.6 – 11.2 – 11.3 – 11.8とよどみなくアエロリットの競馬。これで出負けして後方から押し上げられないまま、Ｌ３最速で典型的ロングスプリント。この形で外から大外一気を決め込むってのはちょっと次元が違った。本質的にロングスプリント型だと思うべきだし、多分本来ベスト条件は東京1800だと思っている。
昨年秋の天皇賞で崩れているのが不満中の不満で、これがなければ後は昨年安田は45.7-45.9で流れに乗ったことが痛かったと思うし、マイルＣＳはギアチェンジが意外とダメだったと。後は納得できることだらけ。ロングスプリント性能だけならアーモンドがいない今は現役最強レベルに浮上していると考えるべきだと思うし、安田記念勝ちはフロックではなくスローロングスプリントだったからだと考えたい。相性が悪い馬なので色々考えるんだけど、それでもこの条件でこそ。
○？
▲？
△シュネルマイスター
３歳時に安田記念であれだけやれたってのは評価したいし、個人的には東京1800も良いとは思うんだけどね。本音を言えばダノンから行く以上シュネルを対抗に推すのを嫌ったって感じの方が大きいかな。ただ、不安が無いわけでもなく、ゲートがそこまでうまくないので内枠でそんなに前に行く馬がいない中で、変に出負けして後方列で包まれちゃうと？というのはある。安田記念ではスローの中で出負け気味でも外からじわっと出していって好位まで押し上げたというところがあるからね。ロングスプリントの素材面だけだとダノンキングリーの方があの時点では明確に上だったし、ダノンに対してポジション差を取れてなければやはりあの差を逆転するところまではちと難しいだろうと。これならダノンを本命にしてこちらを２，３着付にしたいかなという感じ。NHKマイルCでは45.3-46.3とややハイの流れでもやれているし、適性の幅は広いけどエンジンの掛かりはそんなに早い方ではないと思うしまあその辺がこの枠の並びでどう出るかやね。ポンと出ればそんなに心配しなくていいけど。
△ダイワキャグニー
トーラスジェミニと悩んでこれを選択した。よくよく考えて安田記念では本質的にマイルでスローだと切れ負けしちゃう感じを受けたのがダイワキャグニーだった。逆にトーラスジェミニは流れての一足の方が合っていたと考えた方が良いかなと。今回の毎日王冠はこれまでの傾向から見ても南風という点でも仕掛けの意識は早くなると思うので、そうなるとロングスプリント性能をある程度見せていないと難しいと。それに毎日王冠は逃げ馬が強いレースだが、どちらかというと後半型で速いラップを連続できないと逃げ馬でも難しい。悩んだけど、ダイワキャグニーを取ったのはその辺かな。
×サンレイポケット
この枠だと嵌るか嵌らんかの競馬になると思うけど、まあグループBでは上位の方に入る馬だし、白富士Ｓが良い。東京2000で60.7-58.3とかなりのスローから12.0 – 11.6 – 11.3 – 11.6 – 11.8のラップ推移で出負けして外枠、最後方からと難しくなったし外から正攻法でポタジェに突っ込んできた時点で、やはりスローロングスプリントでは重賞でもと思える馬だと。まあ新潟大賞典で勝ったわけだけど、あれは５秒近い超超ハイでちょっと特殊過ぎたし参考にしづらい。鳴尾記念は３～４角で速いラップをというところで外外とかなり難しくなった。この条件でジッとして早めの仕掛けで上手く噛み合えばやね。ただ、敢えて言えばスパッと切れないので後ろからでも東京1800だとトップスピードの質をもう少し求められると思う。その点で評価的にはここまでになるという感じかな。展望でも書いたけど、東京2400で使ってみてほしい馬やね。
×ケイデンスコール
あとはまあ中山記念でもやれたケイデンスコールかな。個人的には少し紛れが欲しいところで、岩田なのでどこかで上手く内に突っ込んでくれればなあという期待はある。要所で割と動ける馬だし、ロングスプリントもそこそこ持っているがこのレベルだと武器にはならんかな。中山記念でも46.3-47.1で離れた好位の内を上手く立ち回って11.5 – 11.8 – 11.7 – 11.5 – 12.1のラップ推移で上手く運んだけど外から正攻法のヒシイグアスに捕え切られている。流れた中で結果が出てきている印象ではあるが、この距離なら前を取りやすいとは思うしそこで岩田が上手く収めてくれば怖いね。押さえておきたい一頭。
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ステップレース別(3着以内)の成績ではエプソムＣ組[3.1.2]、ダービー組[2.2.0]、安田記念組[1.3.2]、札幌記念組[1.1.0]、ＮＨＫマイルＣ組[1.0.0]、中山記念組[1.0.1]、海外[1.0.0]、宝塚記念組[0.1.1.]、関屋記念組[0.2.0]、新潟記念組[0.0.2]、とＧＩ組よりも多く勝利馬を輩出しているのがエプソムＣ組だ。
今年は19年毎日王冠の覇者で前走の安田記念で初ＧＩ制覇を達成したダノンキングリーがスタンバイ。今秋、ＧＩ2勝目に向け秋緒戦でどんな走りを見せるか注目だ。安田記念３着馬でNHKマイルCを勝ったシュネルマイスターも毎日王冠から始動。初の古馬相手の安田記念も0,1秒差と際どい競馬で力のあるところを見せており、今後のＧＩ戦線でも活躍が見込める期待馬。その他では前走の海外遠征ドバイターフ(ＧＩ)で２着したヴァンドギャルド、ダービー４着グレートマジシャン、前走の新潟大賞典２着でここまで10戦して9連対のポタジェなどが出走予定！
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