札幌11R 札幌日刊スポーツ杯予想：本命11アルバーシャ

time 2021/08/21

札幌日刊スポーツ杯(2C)予想

札幌11R 芝2600ｍ
馬場想定：良、標準馬場想定
風向想定：南南東4m/s想定

展開予想

　馬場は標準ぐらいで良いだろう。今週も雨の心配はあまりなさそうだしね。風は南南西からなので４角地点が完全追い風。BSは向かい風に近いのでその辺は注意しておきたいところかな。

　展開予想だが、逃げ馬が読みづらく、とりあえずウインベイランダーがじわっと先行、アルバーシャも見ながら出この２頭がまずじわっと行く可能性が高い。エアサージュの逃げの手という可能性もあるし、この２頭の内から主張し切ればこれがハナかな。他にこれと言って逃げたい馬も不在だからね。ペースは恐らく落ち着くと思うし、62-59ぐらいの想定で。向こう正面で向かい風なのでそこからのペースがどこまで上がるか。ある程度前目からポテンシャルを持ちつつも加速ができるタイプを狙いたいのが本音やね。

予想

◎11アルバーシャ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△02ヒシエレガンス
△08ラヴィンジャー
×12モイ14オータムヒロイン
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎アルバーシャ

　八甲田山特別で長距離適性を明確に示したし、ここは連勝を期待したいところかな。まあ相手は結構骨っぽいので勝ち切れるか？というところもあるが菊花賞戦線に乗るぐらいには期待している一頭。

　前走が函館の2600ｍ戦で62.7-60.1と超スローから12.6 – 12.0 – 11.7 – 11.7 – 12.0 – 12.7のラップ推移で後半４Ｆ戦を２列目から進めて３～４角でこのラップで勝負を仕掛けて４角で外から先頭に立ってそのまま３馬身半差で千切った。タフな馬場でしっかりと後半のポテンシャル面を引き出したし、前目を楽に取ってきて折り合ってという長距離的な競馬で問題なく戦えたからね。

　これだけなら本命にはちょっと弱いが、２走前のメルボルンT２着の内容が良い。中京の2200ｍ戦だったが稍重で62.6-59.5と超スローから12.2 – 12.1 – 11.5 – 11.5 – 12.2と後半３Ｆ勝負である程度速いラップをという中で２列目の外から正攻法で逃げ粘るタイソウにラストで迫って首差。ある程度速いラップを求められても食らいつけるしラストまで伸びてくるという点でも量的に良さが出ている印象。

　今の札幌ならそこまで速いラップを求められることはないと思うし、ロンスパになった上でのもう一段の加速という競馬にもめどを立てているからね。面白い馬も少なくないので前走時ほど自信はないが、それでもここは勝ち負けを期待しているし、できれば勝ち切ってほしい。

○？

▲？

△ヒシエレガンス

　３走前の札幌2600ｍ戦でここでも上位人気となるラヴィンジャーを撃破しているからね。適性的にある程度見せていると。64.0-60.7と超スローから12.5 – 12.2 – 11.9 – 12.0 – 12.0 – 12.6のラップ推移で後半のポテンシャル戦という中で２列目の外から勝ちに行ってねじ伏せている。この競馬ができているし、基本的に有酸素運動の競馬は問題ないだろうと。あまり前半が速くないので2600ｍぐらいの方が良いというのも感じるし、内枠でルメールなので序盤から良い位置をという期待も込めてやね。

△ラヴィンジャー

　ラヴィンジャーも押さえておく。前述したヒシエレガンス戦では中団外から動いて４角での脚色はヒシエレガンスより上だった。Ｌ１で甘くなったのでその辺はあるが、前走の横津岳特別でも63.3-60.4と超スローから12.4 – 12.4 – 12.1 – 11.8 – 11.7のラップ推移でラストまで落ちない中で勝負に行って食らいつけていたし一足を使える形なら怖い。風向き的にも向こう正面向かい風でそこまでロンスパにならないかなというところもあり警戒しておきたい一頭。

×モイ

　あとはまあ４走前にモズナガレボシ相手にそこそこやれていたモイは警戒しておいていいかな。小倉の2600で59.8-61.5とかなりのハイで最後方で脚を温存できたというのはあるが、12.3 – 12.0 – 12.2 – 12.3 – 12.2 – 12.8と後半もロンスパでというところで前がばてたところを拾う感じで４着。２着争い２頭には迫ったし、これがダブルフラットとマイネルコロンブスだからまずまずの強敵。この条件なら通用してもいいかな。

×オータムヒロイン

　ここ２走がタフな函館の2000でパワー型基礎スピード戦で良さが出ているのだが、３走前の中京2200を見る限りスローバランスでもやれるはず。62.7-59.4と超スローから12.0 – 11.8 – 11.5 – 11.9 – 12.2と後半型の競馬で中団内で脚を温存しながら直線外に誘導して上手く差し切った。まあここはコーナーでのロスが無かったのが噛み合ったのでどこまで？というのはあるが、長距離適性も一定の目途を立てているし押さえておきたい一頭かな。