CBC賞 2021 予想：本命08メイショウチタン

CBC賞2021の予想

小倉11R 芝1200ｍ
馬場想定：良、超超高速馬場想定
風向想定：南西3m/s想定

展開予想

　土曜はまあ…極端な超々高速馬場だなというしかないね。雨の影響も多少はあったはずだけど、ここも当然６秒台を想定しないといけないだろう。正直このレベルまで来るとほぼほぼ未知数だけどね。芝というよりは芝に見える何か…ってレベルの馬場状態だと思う。風は南西方面からの想定なので小倉だと３角地点が完全追い風。速度に乗った状態でコーナーに入っても空気抵抗はそこまで受けない状況かな。まあ3m/s程度なのでそこまで大きな影響は無いと思うが。

　展開予想だが、プリカジュールの角田jrがハナを主張するだろう。この内からビオグラフィーも抵抗しつつこの２頭が主張してペースが上がっていく。内目のスペースをだれが拾うかで、このメンツならメイショウチタンがある程度進めて離れた３番手ぐらいかな。外のヨカヨカも出負け癖があるのでゲート次第だがこれも内を狙ってくる。ピクシーナイトはゲートが速いけどこのレベルで速度的にどこまで行けるか。まあこれもある程度は前目を狙ってくるだろう。超々高速馬場の意識は間違いないだろうし、32-34.5ぐらいのイメージでひとまず入りたい。

予想

◎08メイショウチタン
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△05クーファウェヌス
△09ヨカヨカ
×01タイセイビジョン02メイショウケイメイ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎メイショウチタン

　馬場が極端だったので少し予想そのものを補正した部分はあるが、それでもメイショウチタン本命は貫きたいと思う。まあ言っても超高速馬場では想定していたから…福島に比べると事前の状況との差はそんなにないかな。

　個人的には２走前の鞍馬Ｓそのものは評価していないんだけど、あそこを使ったことで激流への対応力がついてきたと思う。前走の安土城Ｓが強い競馬で、33.7-34.6とややハイだったが10.6 – 10.9 – 11.2 – 11.4 – 12.0のラップ推移で割と楽に先行策を取って直線序盤まではしぶとく先頭列付近で踏ん張れていた。1200通過が1:07.2でこの流れに前目で踏ん張っていたというのは大きいし、質的にある程度超高速馬場への目途を立ててきていると。この時点でここは面白いなと感じていた一戦。

　阪急杯でも目途自体は立てていたが、34.0-33.8とそこまでペースが上がらずに11.2 – 11.4 – 11.2 – 10.8 – 11.8とＬ２最速で10.8という中で好位の中目から動き切れずジリっとという競馬。地味だったけどハイレベルで相手も手強かったのはジャンダルム、インディチャンプ、ダノンファンタジーといったところが掲示板というところからもわかると。また加速から鋭く10.8とトップスピードの質を求められたというのも影響したかな。

　ここ２走の内容通りなら前半である程度前目を狙っていける基礎スピードを見せてきているし、その中で高速馬場での速いラップを連続というロングスプリント面も示してきたからね。今のこの馬なら小倉の1200で前がゴリゴリにというところを離れた好位ぐらいで33.2-33.5ぐらいで走れるんじゃないかなと。その辺を期待して本命にした。まあ６秒半ばで走り切るような馬がいたらどうしようもないけど、ここまで来るとやってみないとわからないレベルの超超高速馬場やからね。

○？

▲？

△クーファウェヌス

　こちらも超超高速馬場での上積みを期待できるとすればの連下で。筑紫特別勝ちが33.0-34.6とかなりのハイペース。その流れを外枠で番手から楽に入っていきながら11.8 – 10.3 – 10.9 – 11.3 – 11.3 – 12.0のラップ推移で序盤で堂々抜け出したし、ラストは少し甘くなったんだけどゴール板から遠いところ、余力がある中で速度的に良さが出ていたというのは結構好印象なんだよね。超高速馬場ならラストまでもうちょっと落とさず運べたかなと思うし、当日はそこまで極端に軽い馬場でもなかったのでその点を踏まえても今の極端に軽い馬場ならもうちょっと時計を詰められそう。

×タイセイビジョン

　ん～…正直悩んだけど押さえとこうという感じかな。流れ切ったときの高速馬場の川田は怖いというのと、馬自身も２歳時にはなってしまうが京王杯２歳Ｓで後半型とはいえ速いラップを踏んできているから対応してくる可能性はある。東京1400で34.9-34.1から11.4 – 11.8 – 11.3 – 11.3 – 11.5のラップ推移で中団外からジリジリとだがしっかりと最後まで伸び続けてビアンフェを楽に捕え切っての勝利。そこまでスパッとではないので難しいが速いラップを維持すること自体はできていると。前走の京王杯ＳＣが物足りないし、あれが34.3-34.3と平均で11.3 – 11.2 – 11.0 – 11.5 – 11.8のラップ推移で外枠で難しかったにせよ外外から動けなかった。ただペース自体は平均でも単騎逃げのもので実質はかなりスローだったしね。京王杯２歳Ｓでもエンジンがかかって前がばてたところをだったし、その点も含めて超超高速馬場での激流で警戒はしておきたい。

△ヨカヨカ

　正直本命対抗レベルで考えても良いかなというレベルではいたんだけど、まずここまで極端に軽い馬場になってしまうと一歩目で遅れるリスクが小さくない中での抜けた１番人気という中で頭で狙うリスクは感じた。前走の葵Ｓは33.2-34.9とかなりのハイから 11.9 – 10.3 – 11.0 – 11.6 – 11.2 – 12.1のラップ推移でL3-2の再加速。これで出負けして中団馬群の中でリカバーしながら進路確保で苦労して直線最後に何とか突っ込んできたという形。この競馬ができているように1200では世代的にはまずトップクラスだと思う。だけど、ここまで軽いと一歩目で遅れた場合に取り付いていけるタイミングが？というのはどうしても出てくるかな。フィリーズレビューの感じからもハイペースへの適性そのものは高いんだけど、１番人気でここまで極端に軽い馬場でとなったときにここ２走で見せている出負け癖というのは…やね。連下にしたのはその辺。

×メイショウケイメイ

　あとはもう直感でメイショウケイメイ。まあ正直言って説明しようと思えばできなくもないけど…追切が良かったのが大きい。２走前の鞍馬Ｓなんかは中京1200で11.9 – 10.2 – 10.7 – 11.2 – 11.4 – 11.7のラップ推移、後方外からロスがある状況だったが結構最後まで伸びてきていて久々に走ったなという印象だった。この感じだと高速馬場の方が良いかなというのと、小倉1200で内枠でじっと我慢して後半特化に持ち込んで最短距離なら、というのと追切面かな。

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「北条直人の競馬ブログ」より