競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

日本ダービー 2021 予想:本命13グレートマジシャン

time 2021/05/30

日本ダービー2021の予想

東京11R 芝2400m良
馬場想定:良、超高速馬場想定
風向想定:東南東1m/s想定

展開予想

 土曜の馬場がどうかなと思っていたけど、馬場造園課が仕事しやがった感じかな。異常に軽いね。この感じなら超高速が想定の下限になるし超超高速もあり得る。それぐらいには軽いわ。今の低レベルな1勝クラスの2400で2:23.8とか常軌を逸している。まあこれだけでなく全体を見ても明確に軽いなというイメージで見ていたけど、恐らくダービーでまともに流れたら22秒台は当たり前。21秒台とかそういう次元すらあり得るぐらいだと思う。

 展開予想だが、まず逃げるのは恐らく落馬や出負けでもしない限りはバスラットレオンだろう。これが単騎気味に進めつつだがここまで極端に軽い馬場だとある程度各馬も前を意識してくる。ゲートの上手いタイトルホルダーがバスラットを行かせてから番手外でじわっと狙っていくのに対して内からはエフフォーリアも先行して2列目内を狙う。多分最終的にはタイトルホルダーの方が前でこれを行かせてエフフォーリアが3,4番手内、バジオウ辺りも先行してくると思うので内目の2,3列目はこのあたりだろう。積極策でワンダフルタウンもある程度好位を狙ってくると思うし、これより内にいるステラはゲートが噛み合わないとそれより後ろからになりそう。逆にアドマイヤハダル辺りはタイトル、ワンダフルが内に切っていくのに合わせて外からじわっと好位~中団外ぐらいを確保できそうな感じかな。主導権は外の先行勢で、この辺がレースをどこまで作ってくるかかなと。ペースはバスラットで58ぐらい、少し離れていると想定してタイトルホルダーが番手と仮定、この辺で59秒半ばぐらいだと踏む。ある程度は流れると思うがかなり軽い馬場なので、イメージとしては59.5-24.0-58.5ぐらいで2:22.0とかなり速い時計を想定の真ん中として置いておく。ただダービーだしこういう馬場なので少しトリッキーな流れになる可能性もあるし、少し幅は持たせたい。

予想

◎13グレートマジシャン
○?(note盤のみ)
★?(note盤のみ)
△16サトノレイナス
×05ディープモンスター
×07グラティアス
×10シャフリヤール
×11ステラヴェローチェ
3連複:◎軸○★△BOX
3連複:◎○軸▲△×流し
3連単F:◎○→◎○★△→◎○★△×

◎グレートマジシャン

 まあ本命に関しては展望の段階から、またyoutubeの動画の段階でも明言していたけど、グレートマジシャンで揺るがない。正直なことを言うと、ここまで軽い馬場よりはもう少し現実的な馬場の方が良かったとは思っている。が、やはりセントポーリア賞はインパクトが大きいし、怪物かも?と思えたのはこの世代では素直にこの馬だけ。

 時計は1:46.5なのでそこそこ速い、上がり3Fは33.3でかなり優秀…ってところだと思う。ただ、この日は高速馬場ではなく標準ぐらいの馬場だった。同日の2勝クラスの1800m戦で1:48.2で勝ち馬上がりが34.4となり最速でも2着の34.4。これを踏まえても、この時点での2勝クラスを圧倒的に上回っているし、恐らく準OPレベルも余裕で越えてくると思う。それぐらいの数値的なインパクト。

 さらに言えばセントポーリア賞のラップが12.1 – 12.2 – 11.6 – 11.2 – 11.1とL1最速ラップを刻んできた。もちろんL2の地点でしぶとく伸びてここで先頭列に立っている形なので、自身の走破だとL2で10秒台後半かなというところだが、L1をこの馬場で11.1でまとめて突き放すというのはちょっと考えられないレベルだなという内容だった。また、3~4角ではまだ12秒台前半とそこまでスピードに乗っていない状況から直線坂の登りで外からスッと反応して坂加速ができているので府中適性の高さも見せてきた。このあたりを総合的に見てもダービー馬にふさわしいなと。この時点で正直ほぼダービー本命と決めていた。

 ただ、毎日杯で勝ち切れなかった。超超高速馬場のレコード決着だったが、45.9-46.2と非常に高いレベルで質を求められての平均ペース。11.7 – 11.9 – 11.5 – 11.2 – 11.7と中弛みからの再加速だが阪神外なので4角地点下りだしスピードに乗せやすい。直線外からスッと反応してL2で切れたが減速地点での上り坂で詰め切れずにシャフリヤールに粘られた形。ただここまで軽い馬場で上がり34.0が証明しているように前半のこの激流に脚を削がれた面はあったと思うし、余力がある時点での坂の登りでの加速が得意な馬にとっては阪神外は下っていくので相対的に武器が削がれる。その点で勝ち切れなかったかなというのはある。

 ただ、敗因は全てダービーを考える上では問題にならないことだし、敢えて言えば超超高速馬場まで軽くなると?というのはあるが、前走も非常に高いレベルで対応してきたと思う。後半のロングスプリントが化け物クラスだと思っているので、2400なら前半無理をしなければ後半の素材を引き出せると思うし、あとはとにかく戸崎がビビらずにしっかりと出し切るイメージで乗ってほしい。余程ブレーキでも踏まない限りは府中の坂の登りで動けているのでここで置かれるってリスクは少ないと思うので。素材面、府中適性という両面で見てもこれを本命にすべきだと思うし、心中したい。できれば平均ぐらいで流れてくれれば割と楽かな。

○?

★?

△サトノレイナス

 タイプとして距離延長は歓迎できるかなと思っているし、超超高速馬場だった桜花賞でトップスピードに乗ってからの末脚は流石だったので馬場も軽くていいだろう。この辺からもまず連下以上では狙いたいという気持ちは持っていた。ただ、問題はそれ以上で狙えるかどうかでとなったときに、1点だけ府中適性での不安はどうしても気になる。

 新馬戦が明確に不満で、東京マイルで50.5-47.2と超スロー。それよりも問題は12.5 – 12.7 – 11.5 – 11.4 – 11.6と12.7と遅い流れで中団外からじわっと促しながら直線に入ってきながらL3-2の上り坂地点での反応が甘かった。正直ここはレースレベルも平凡で勝つのは当たり前という感じはあるが、L1で違いを作ったもののラップ的に見てもこれは平凡だった。このラップ、メンツなら正直L2でもう捕えていてほしい。ただ坂を上り切ってからの伸びは確かだったし、これは桜花賞でもそうだが減速をなかなかしないのでバテ差しが利く、準無酸素運動のロングスプリント状態を維持するところは間違いなく一級品にあると。

 まあこれが1年前、というのと桜花賞で強烈だったので成長も考えられる。とはいえ、桜花賞もJFもそうだが阪神の外回りは4角地点が下っているので不器用な馬でもトップスピードに乗せやすい。まして桜花賞は全体でほぼほぼ11前後で流れていたので嫌でもスピードに乗ってくる。ダービーなので流石に極端に緩まない限りは新馬戦みたいに3~4角で12秒台後半とかそんなことはないだろうと思うし、3角で12前後から4角で11秒台後半ぐらいからの4F戦とかならもうちょっと伸び始めも早いかなと。それでも府中の上り坂での加速という点ですでに良さを見せているグレートマジシャンとの比較で?となるとそこが嫌で連下にした。ルメールにレイデオロされたら諦めるわ。

×ディープモンスター

 あとはもうめちゃくちゃ悩んだ。正直この4頭+穴目でグラティアスだけでいいかなとも思っていたんだけど…まあ今回は単穴がいない分だけヒモを広げても良いかなと。3連複の買い方的にも基本は△までの4頭だけど、保険みたいな感じで。ディープモンスターは正直エンジンがかかってからの馬なので展開次第。ただ、エリカ賞でもそうだが13.0 – 12.0 – 11.8 – 11.1 – 11.5と加速してギアチェンジをというところで置かれながらL1の坂の登りでの伸びは明確でアドマイヤハダルに迫っていたりと、減速過程で良さが出る馬なのは確かだと思うしある程度速いラップを踏める。素材的にはまだ上がいると思っているけど、内枠でロングスプリントの形でうまく捌ければ怖いし、こういう時の豊って3着を拾うのがうまいイメージなんだよね。押さえておくかという感じ。

×グラティアス

 穴目でチャンスがあるのはグラティアスかな。超高速馬場適性は鍵だけど、京成杯は63.7-59.4と超超スローとはいえ12.3 – 11.9 – 11.9 – 11.3 – 12.0とじわっと加速しつつのL2最速で2列目内からスッと抜けてきた。タイムトゥヘヴンに対して結構楽にL2で突き抜けてきたし、この鋭さは結構侮れない。タイプ的には力のいる馬場向きっぽい感じはするんだけど、高速馬場は未知数なのでバランス的にも距離延長は良いと思うし皐月賞が難しい競馬になった。馬券的には拾いたいかな。

×シャフリヤール

 こちらは逆に能力は評価するけど適性面で難しいところがある。タイプ的に全体で流れちゃった方がいいタイプだと思うんだよね。毎日杯が超高速馬場の中で45.9-46.2とかなり高いレベルでの平均ペース。質の高さを求められてゲート出負け気味から枠の良さで中団までリカバーして11.7 – 11.9 – 11.5 – 11.2 – 11.7と中弛み再加速で直線捌いて伸びたと。L2で外からぐんときていたグレートマジシャンに対して振り切ったのは立派だけど、タイトな流れだったことで末脚を削ぐことができたのが大きかったと思う。共同通信杯はドスローから12.3 – 11.9 – 11.5 – 10.8 – 11.5と坂の登りでの加速で中団外から置かれていたがL1での脚色は良かった。この辺からもロングスプリント的ならもうちょっと対応しそうだが、やはり全体で流れちゃった方がというのはあるね。マイル~中距離色が今の時点では強い印象。アルアインは個人的には2400ぐらいは問題ないと思っていたけど、こちらはよりマイラー色が強く感じるかな。能力は非凡だけど…。

×ステラヴェローチェ

 よくわからんから拾っておこう枠。正直言って感覚的に超高速馬場のダービーで?というのはある。ただ、共同通信杯はシャフリヤールと同じくドスローからの12.3 – 11.9 – 11.5 – 10.8 – 11.5と加速の競馬で直線半ばまでの上り坂で苦労していた印象。ただL1は来ていたんだよね。皐月賞はかなり嵌った部類なので何ともだが、とにかく適性がつかみづらい。ベストがこの馬にとってどこなのかわからないというのはある。枠の並び的に前に行きたい馬が外に揃ったのでこれが切ってくる分ゲートが微妙なこの馬としては良い位置を取れないリスクは結構あるし、狙いたくない方が多いんだが…。朝日杯も内内を通したとはいえ超高速馬場に対応してきたし正直マイルの流れで戦えるとも思っていなかったからね…。総合的にいろんな要素を見せている馬なので、押さえておく。

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