毎日杯 2021 予想：本命07グレートマジシャン

time 2021/03/27

folder 2021重賞まとめ予想

毎日杯2021の予想

阪神11R 芝外1800ｍ
馬場想定：良、高速馬場想定
風向想定：南西2m/s想定

展開予想

　まず土曜は晴れそうで良馬場、高速馬場という想定で良いだろうと。まあ先週が雨の中でやってきたのでどの程度影響があるかだけど、阪神は軽い状況が続いていたのでひとまず高速馬場で。風向は南西2m/s想定。この方向だとBSが追い風となって４角が完全向かい風、HSは左前方からという感じ。2m/s程度なのでそこまでの影響はないだろうが一応。

　展開予想だが、逃げ馬が微妙で恐らくウエストンバートになりそうかな。これがある程度作ってダディーズビビッドがこれを行かせながらの先行策も折り合い面がカギで前に壁をという形で内に入っていくかもしれない。外のグレートマジシャン、シャフリヤールはそこまで一歩目が速くないし、ロジローズも恐らく後ろからグレートマジシャンマークぐらいになるか。まあペースは上がらないだろうし、上がったとしてもウエストンバートの単騎だろう。スロー想定で48.0-46.0ぐらいを想定。

予想

◎07グレートマジシャン
○？(note版のみ)
▲？(note版のみ)
△01プログノーシス
△06シャフリヤール
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎グレートマジシャン

　土曜はどちらも堅くなってしまった…スプリングＳのボーデンが皐月賞本命候補として、少し苦しい中でもと思ったが３着…。グレートマジシャンが現時点でのダービー本命候補なので、毎日杯は頑張ってほしい。ただ、敢えて言えばやはりそこまでスパッと切れる馬ではないのでとにかくロングスプリントで出し切ってほしい。ルメールなのでそこは信頼しているが、出来れば逃げ馬が単騎で進めてほしいね。目標が遠いところにいて集団で早めの仕掛けになってしまったほうがグレートマジシャンは良い。

　何と言っても前走のセントポーリア賞だろう。これは開幕週で超高速馬場だったといっても破格の内容だった。東京1800ｍ戦で良馬場、48.3-46.1とかなりのスローから12.1 – 12.2 – 11.6 – 11.2 – 11.1とL1最速ラップを踏んでいる。瞬間的なラップはそこまででも無いが、正直この時点の３歳でペースもハロン12レベルでは流れた中でL1を加速でまとめての11.1というのはインパクトが凄い。出負けして後方からにはなったが３～４角で外から追走しながら直線３列目から外に出してL2で一気に伸びて先頭列に並びかけ、L1でそのまま踏ん張るバジオウを捕えて２馬身半差と違いを見せつけた。３着以下は６馬身離していてロングスプリントの性能の違いをまざまざと見せつけている。上がり３Ｆが33.3だが次点がバジオウの34.2と考えても１秒近く違うからね。もちろん基礎スピードが最低限求められた中でのもの。

　新馬戦は正直地味で不安があるとすれば遅すぎるペースで切れ負けしないかという点。東京1800で49.2-46.2と超スローからの12.5 – 12.7 – 11.5 – 11.3 – 11.4とコーナーで遅いラップを踏んでの直線加速。番手からしぶとく抜け出してはいたがラストはレッドロワにかなり詰められたしアタマ差で何とかという感じ。３着以下は５馬身千切っているけど、取りこぼすとしたらこういう形でペースが遅いところからの一気の加速やトップスピードの質を明確に求められたときだろう。

　エンジンが掛かってからのほうが良いタイプなので、４角下りで外からでも良いからしっかりとトップスピードに乗せてやれば11前後を長く維持するロングスプリント能力は高いはず。内枠だとリスクが大きくなるし１倍台半ばなら本命にせずというレベルで嫌うのもアリだと思ったが、外枠なら自分で動けるはず。まともに４角から勝負に行けばロングスプリント能力の素材で一枚上だと思う。

○？

▲？

△プログノーシス

　正直適性は未知数。ただ前走の未勝利戦勝ちはパフォーマンスとして高かったので連下で押さえておきたい。阪神の2000ｍ戦で稍重、61.7-60.3とスローからの12.4 – 12.2 – 11.9 – 11.8 – 12.0と後半のポテンシャル戦の流れの中で中団外目から正攻法で外から追走しながら直線しぶとく伸び続けた。前で抜け出していたプリュムドールをL1でしっかりと余裕をもって捕え切ったし、11.8-12.0とラップ的にもほとんど落とさず坂の登りを越えてきた。これはなかなかだし、同日の３勝クラス但馬Ｓが60.5-60.2で2:00.7だから結構悪くない。ここは恐らくトップスピードが求められる、もしくは分散してもロングスプリントまでだと思うが、この条件でどこまでやれるかやね。

△シャフリヤール

　まあ後はシャフリヤールかな。共同通信杯では49.6-45.7と超々スローからの12.3 – 11.9 – 11.5 – 10.8 – 11.5とL2最速で10.8。これで後方外からの競馬でジリジリとした伸びでL2までは地味だったがL1で何とか差し込んで３着争いを制する所まで伸びた。L1の伸びは２着争いの中では一番だったし、トップスピードに乗ってからは最後までしぶといというのは良い。が、そのパターンだとグレートマジシャンが手ごわいうえに底を見せていないのでその辺やね。