フラワーカップ 2021 予想：本命15アビッグチア

time 2021/03/20

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フラワーカップ2021の予想

中山11R 芝内1800ｍ
馬場想定：良～稍、標準馬場想定
風向想定：南東3m/s想定

展開予想

　まずは雨予報がどうか？というところだが、土曜メインまでは何とか持ちそうかな…という感じやね。降っても降り始めぐらいだろうから稍重までで想定。良で標準、稍重でややタフぐらいまで落ちるイメージで入りたい。風向は南東から3m/s想定で、４角地点でもろに追い風、直線は少し右寄りからの追い風となる。3m/s想定なのでそこまで影響は大きくないだろうが、参考にしておきたい。

　展開予想だが、内からオレンジフィズ辺りがハナを主張、外からはアビックチア辺りも坂スタートで出負けしなければ前を取れる可能性が高い。エコロデイジーやルースといった所も先行してきてこの辺がペースを作ってというところだろう。ただ恐らくオレンジフィズは北村宏司だし突かれなければそこまで上げてこないだろう。先週の中山のイメージもある程度持っていると思うし、恐らくそこまでは上がらない。48.7-47.7ぐらいの感じで１秒程度のスローを想定。1:48.2ぐらいかな。

予想

◎15アビッグチア
○？(note版のみ)
▲？(note版のみ)
△08リフレイム
△11ルース
×01レーヴドゥラブレリ16イズンシーラブリー
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎アビッグチア

　ここで本命を打ちたいと思ったのがシンプルにアビッグチアだったという感じかな。ユーバーレーベンは能力的には上だけど、どうしても後ろからになってしまうところはあるのと丹内だと向こう正面でビビる可能性があるので。アビックチアは某所ではかなり人気がないが、自分の中では恐らく単勝20倍ぐらいの想定でいる。そのうえでここ２走をシンプルに評価した。

　２走前の新馬戦が東京1800ｍで51.3-46.7と極端なドスロー。ここからの12.8 – 12.5 – 11.6 – 11.3 – 11.3とＬ１まで落とさないというラップ推移。楽にハナを切って結構楽にコントロールが利いたし直線でも押されてしっかりと反応して加速ラップを踏んでＬ１も落とさずに11.3と踏ん張ってきた。この時の府中がジャパンカップ当日なのでやや高速～標準程度とそこまで出てなかった。トップスピードの質はそうでもないがゆったりと運んでＬ１まで底を見せてなかった。

　もちろんこれだけではどうしようもないが、前走の東京マイル戦４着を個人的には高く評価している。開催最終週で時計も標準ぐらいしか出てなかった。その中で47.2-46.9と平均で流れた中で豊がかなり逃げ馬に絡む形に持って行ってしまったし、11.7 – 11.9 – 11.1 – 11.7 – 12.2と結果としてかなり仕掛けが早いロングスプリント。これで早めに目標になってラストは甘くなったというところだが、それでもうまく立ち回ったセラフィナイト辺りとはそんなに差がなかったからね。もう少し仕掛けを待てるか息を入れられていればというところで前半も逃げ馬に近い位置で47.2に近い入りをしている。この辺からも基礎スピード面はかなり詰めてきただろうと。

　ただ個人的には中距離でゆったり目に楽に前を取って仕掛けを待って一足でスッとという競馬が合っている感じがしたし、フラワーカップの傾向からもこの馬の良さがフィットしやすいだろうと。ユーバーレーベンは手ごわいがそれでも後ろから自分で動かなければ怪しい部分はある。そこに丹内なら付け入る隙はあるだろうと。本命は前受けできる底を見せていないアビッグチアで勝負したい。

○？

▲？

△リフレイム

　ん～もう一度。この馬に関して言えばどうもスローバランスのほうが良いんじゃないかなというのはある。前走のクイーンＣは何故か前で勝負に行ってしまったけど、46.5-46.8の流れで平均に入ってしまって直線半ばでもう怪しかったからペースだと思う。３走前の未勝利勝ちは極端に強かったが35.7-34.6とかなりのスローから12.0 – 12.3 – 11.5 – 11.4 – 11.7と中弛み再加速で直線弾ける末脚を使ってＬ１で突き抜けての５馬身差。相手に恵まれた面もあるが、この週の馬場はせいぜい標準程度なので結構インパクトはあった。個人的には前に拘らずに自分のリズムを守ってどこまでかを見たいね。京王杯２歳Ｓも相手関係を考えればそんなに悪くは無いし、新馬戦はスローバランスで大外ラチに突っ込んでいって押し切っていたりと素材面でも後半余力を持っていればまだ底を見せていない面はあるからね。

△ルース

　雨予報だったので雨が降れば面白いかも？と思っていたが、良馬場～稍重だとそこまで楽に前を取れないかなと。ルースはいい馬なんだけどどうしても前半の二の足がちょっと遅め。前走のデイジー賞では49.8-46.5と馬場が軽い中でかなり前半が遅かったので比較的楽に番手を確保できたと。そしてそこから12.3 – 12.3 – 11.7 – 10.9 – 11.6とＬ２最速10.9の地点でしっかりと先頭に立ってきた。そこまでスパッと切れたわけでもないしラストも詰められてクビ差だが、内容としてもゆったり入れば後半要素をそれなりに高めてきているので距離はもうちょっとあったほうが良いと思う。今回もそこまでペースは上がらないと思っているが、それでも前走よりはバランス的に上がってくるだろうしポジションも少し落ちる可能性が高いと思うので、この条件だと連下までか。

×レーヴドゥラブレリ

　後は穴目からレーヴドゥラブレリを拾っておく。前走が中山1800で49.3-48.9と平均ペース、12.0 – 12.2 – 11.9 – 12.0 – 12.8のラップ推移で出負けから向こう正面で中目を押し上げつつ３～４角外から直線ジリジリでＬ１でばて差してきた。この伸びは良かったし、２走前の東京マイル戦も雨が断続的に降って時計が掛かっていた稍重の中で48.1-47.8と平均ペースの中に番手で乗ってしぶとく逃げるアカイトリノムスメにジリっとという感じ。割と有酸素運動的競馬で良さが出易いモーリスの仔だし、２走前の感じなら基礎スピード面もあるはずなので、ゲートを出てというのは必要だが流れに乗れれば怖いかな。

×イズンシーラブリー

　前走のクイーンＣでもそれなりにやれて、２走前の未勝利の勝ち方が距離延長でも良さそうな感じはあるので押さえておきたい。前走は46.5-46.8と平均で流れて出負けで後方と脚を温存していたが直線馬群の真ん中に突っ込んでラストまでジリジリとなだれ込む競馬ができていたし量的にはまずまず。２走前が48.8-47.6とスローからの12.4 – 12.7 – 12.0 – 11.3 – 11.6と中弛みで外から動いてというのはあったので噛み合ったがしっかりと後半要素でいいものを示していたと。1800なら面白いかなというところで３着ヒモで押さえたい。