東京大賞典 2020 予想：本命09ウェスタールンド

東京大賞典2020の予想

大井10R ダ2000ｍ
馬場想定：良、標準ダート想定
風向想定：南南東2m/s想定

展開予想

　雨はどうも明日の夕方ぐらいまではもちそうなので一応良馬場で想定しておきたい。風向は南南東2m/sでＢＳからＨＳ方向。まあそこまで影響ないだろう。

　展開予想だがここは恐らくワークアンドラブがハナを主張してくるだろう。この外からカジノフォンテンが主張してこの２頭のレースメイクとなる可能性が高いかな。これらを行かせながらダノンファラオが先行して３番手狙い、このダノンを目標にしながらオメガパフュームが好位を狙っていくという感じか。テーオーケインズやヒストリーメイカー辺りも先行してくると思うが、それでもそこまでペースは上がらないかな。62-63ぐらいの感じて見ておきたい。

予想

◎09ウェスタールンド
○？(note版のみ)
▲？(note版のみ)
△05ダノンファラオ
△08ノンコノユメ
×01テーオーケインズ03モジアナフレイバー
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ウェスタールンド

　本命はウェスタールンドにした。この馬の場合これまでの競馬を見ていても、やはりベストはＬ３－２で加速が求められているケースだと思う。例えば過去になるがチャンピオンズＣ２着を果たしたときがドハマりしていたものの49.6-48.2とスローから12.3 – 12.3 – 12.3 – 11.7 – 11.9のラップ推移を最後方付近から進めながら３～４角で各馬が外に外にというところで最内最短距離を通って中団ぐらいまで押し上げることが出来ていた。ただそこからＬ２最速11.7の地点でも鋭く伸びてきていたからね。Ｌ１でもう少しインパクトがあればというところだが、直線で加速というケースがベストの馬だと思うし、多少分散しても前半でゆったり運べれば鋭さはトップクラス。

　加えてコーナリングがうまい馬。これに関しては３走前のアンタレスＳのインパクトが大きい。48.9-48.7と平均から12.2 – 12.1 – 12.0 – 11.9 – 12.7と割と淀みなく進んでという中で後方から３角では内を回していたが４角でかなりスピードに乗った状態で大外から押し上げていくような競馬ができた。そのまま直線入りで鋭く伸びてきていたようにかなり良い脚を使ってきていたし、急コーナーで速度を求められても大丈夫というのは大井では面白い。

　今回は恐らく前半はそこまで流れないと思うし、息も入ると思っている。後方からでも最後方とかだと難しいが、流石に今回のメンツならある程度中団ぐらいを意識して入ってくると思うし、前半で温存して向こう正面の段階で外から押し上げながら進められれば。前走の浦和記念とか13.4 – 13.1 – 11.6 – 12.9 – 12.5のラップ推移で向こう正面で一気にスピードに乗せて３角で11.6と強烈なラップをというところで突っ込んでいってそれでも回り切ったからね。右でも左でもコーナーリングがうまい印象だし、距離的にも2000ぐらいのほうが良いだろうと。

○？

▲？

△ダノンファラオ

　こちらも正直パフォーマンス的にはちょっと足りないが、JBCクラシックは61.4-61.1と平均で流れた中で積極的にハナを主張したが番手にチュウワウィザードが絡んできて11.7 – 12.1 – 12.6 – 12.2 – 12.5とＬ５最速と仕掛けが早い中で３，４番手がクリソベリルにオメガだったと。まあこれに対してＬ２まではそこそこ抵抗できていたのでペースがコントロールされた中で前目からの一足なら。ただ前走の浦和記念はある程度上手く噛み合っていて、13.4 – 13.1 – 11.6 – 12.9 – 12.5のラップ推移、Ｌ３でペースを引き上げて２頭分外だがここで外から来たウェスタールンドに対してかなりロスを作らせることが出来たからね。Ｌ１で踏ん張り切ったけど大井の2000だと直線での加速の度合いが大きくなりそう。ただ2000は距離的にフィットしていると思うし、ＪＤＤは激流を作って逃げ粘ったが、この距離ならある程度どういう展開になってもというところで連下で。

△ノンコノユメ

　ノンコノユメはコーナリングが下手なタイプなので逆に急コーナーでほとんどの馬が動けない舞台だと直線勝負で伸びてきやすい。大井で結構弾けるのはそういう事情があると思う。前走の勝島王冠は50.2-49.5とスロー寄りの流れで12.4 – 11.8 – 12.8 – 11.9 – 13.0のラップ推移。Ｌ３で大きく緩んだがここで中団列が壁で苦しくなっていたんだけど直線で馬群を捌いて最内からしぶとく伸びてきて２着を確保しているように、直線での加速自体は得意な馬。昨年の東京大賞典でも61.6-63.3とかなりのハイから12.1 – 12.5 – 13.3 – 12.3 – 13.1のラップ推移でＬ３－２での加速が求められたところで中団からしっかりと伸びてモジアナフレイバーには楽に先着している。この条件では警戒しておくべき一頭だと思う。

×テーオーケインズ

　まあ難しいところだけどこの枠の並びなら上手く２，３列目をというのは出来そうかな。ワークアンドラブが引っ張ると思うのでそれを行かせつつダノンファラオに入ってこさせない競馬ができればだし、最悪ダノンを入れての３列目内まで確保できればの怖さはあるかな。前走のベテルギウスＳは流れとしては好位で進めていたが向こう正面での外からの押し上げを受けてポジションダウンしてしまったし、12.7 – 12.0 – 12.3 – 12.0 – 11.8 – 13.1とコーナーでペースが上がった段階で外外からになってしまったからね。それでもＬ２の地点で鋭さを見せていたし、Ｌ１で詰め切れなかったけど３～４角で内内で我慢しながらＬ２の加速で内からスッとというイメージは出来るかな。パフォーマンス的には少し見劣るんだけど適性面で何とかなれば。

×モジアナフレイバー

　南関勢でモジアナフレイバーを押さえておく。勝島王冠では好位から進めて３～４角で良い感じで上がってきたが直線でカジノフォンテンに出し抜きを決められてしまっていたのはあるかな。南関序列としてはスローの流れである程度前目を取れそう、内目で上手く上がってこれる馬ではあるので３着ぐらいでの警戒は必要かなと思うが…という感じかな。2000への延長はプラスだと思うが、昨年東京大賞典３着時もノンコノユメには先着を許しているからね。押さえまで。

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「北条直人の競馬ブログ」より