2019/02/02
第37回 マイルチャンピオンシップ(GI)出走予定馬展望
日程:2020年11月22日(日)
コース:阪神芝外1600m
予想用・出走予定馬一覧
ラウダシオン(武豊騎手想定)
NHKマイルカップでは鮮やかに先行抜け出してレシステンシアを撃破し3歳マイル王の座を得たラウダシオンが武豊とのコンビでマイルチャンピオンシップに出走予定だ。前走の富士ステークスでは古馬相手に果敢に先行策から2着とGI馬の走りは見せた。今回は8頭のGI馬が揃う超豪華メンバー、その中で真のマイル王の座を奪い取れるか。
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今年は阪神マイルでの開催だからなあ…なかなか掴みづらい。京都のマイルCSとはあまり合わないと思っているけど、高速阪神で流れればというところはあるかな。割とマイラー色がはっきりとしているタイプの馬だと思うし、前走も割とタフな馬場、展開でよく頑張ったし。古馬マイル勢はハイレベルだと思うので簡単ではないけど、立ち回りの上手さで何とか出来れば。
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NHKマイルC(GI)1着
東京芝1600m良 18頭6枠11番
1:32.5 46.0-46.5 M
12.3 – 10.4 – 11.4 – 11.9 – 12.0 – 11.3 – 11.2 – 12.0
2走前のNHKマイルC勝ちから振り返りたい。この時の府中は超高速馬場だったが時計的にはそこまで目立ってはいないという感じ。ただし、3~4角で明確に中弛みが生じていたので後ろの馬は取り付きやすい流れだったと思う。個人的には先行馬はレベルが高かったかなと。
11番枠からやや出負け、そこから促して楽にリカバーして番手まで持って行くという形。道中もレシステンシアにプレッシャーをかけながら進めていくが、3~4角で息が入ったところでコントロールしつつ馬なりで3/4差で直線。序盤でも追い出しを待ちつつだがL2で仕掛けてここでレシステンシアに並びかけてアタマほど出る。L1でそのまま差を広げてしっかりと1馬身半差抜け出し完勝。
レシステンシアに対して近い位置で常にレースを進めてそこから後半の加速でしっかりと馬なりで対応しながらL2の最速地点で捕えてきた。L1でも突き放しているように、平均ペースで余力を持った状況での後半3F戦ではどの地点に於いてもレシステンシアを上回ってきたと思う。もちろんレシステンシアはもう少し全体のペースを引き上げるべきだったと思うし、この形になったのはルメールとしてはちょっと甘かったかなというのが正直なところ。それでも決して前の馬に取って遅いというほどではない。その流れに乗ってギアの上げ下げを求められて直線でスッとという競馬ができている。高速マイルでこの競馬ができたのは結構印象的には良いね。L1でもほとんど他との差を詰めさせていないし、総合力で一枚上だったように感じる。ゲートが遅かったのが気になるかな、というぐらいでミルコでもあったし…。
富士S(GII)2着
東京芝1600m良 12頭8枠11番
1:33.6(+0.2) 45.4-48.0 H^3
12.4 – 10.6 – 10.8 – 11.6 – 12.0 – 11.5 – 12.2 – 12.3
前走の富士Sでは2着となったが、超ハイペースだったこともあるし良馬場でも時計が掛る中でL3最速でも11.5、そしてL2-1は12.2-12.3とかなり消耗していた。思った以上に強かったなと感じた一戦。
11番枠からここではまずまずのスタート、コントロールしながら進めていくが前が激流を作る中で少し掛かり気味に2列目の外で苦労している感じ。最終的には前2頭が飛ばす中で少し離れた3番手で進めていく。3角で離れた前2頭を追いかけずに仕掛けを待って4角でも3番手で直線。序盤で馬場の良い外目に誘導しながらスッと前との差を詰めてきてL2で先頭列に並びかける。L1で抜け出したいところに外から一気にヴァンドギャルドに来られての2着。
この馬の位置だと恐らく平均~ややハイ程度までかなと思っているが、前でレースを引っ張りながらレースラップでL3最速のここで明確に差を詰めてきていたし、後続は足を出し切りやすい展開だったんだよね。いわゆるマイネルミラノとルージュバックの関係性というか、前がいてそれを追いかける形だと出し切って良いタイプの馬が出し切りやすい。ヴァンドギャルドには最後差されたんだけど、本仕掛けが早い中でこの馬場でL1まで残ってきたのは結構面白い競馬だったと思う。ここは相手関係的に比較的楽だったかなとは思っているけど…ペルシアンナイト辺りも府中マイルで流れてそこそこやれているし。ただ、この感じなら多少ハイペースになっても位置取りで合わせればいいと思うし、NHKマイルCもそうだがL1で良さが出ているのは高いレベルで戦ううえでは良い材料やね。
朝日杯FS(GI)8着
阪神芝外1600m良 16頭8枠16番
1:34.0(+1.0) 45.4-47.6 H^2
12.2 – 10.5 – 11.1 – 11.6 – 11.8 – 11.8 – 11.6 – 12.4
朝日杯ではサリオスやタイセイビジョンに完敗。外枠で難しい形だったが唯一の阪神マイルの一戦で完敗を喫しているのは少し不安材料ではあるかな。ペースは2.2でかなりのハイ、馬場的には標準ぐらいには時計が出ていたと思う(準OPも46.6-46.4で1:33.0)。ラップ的にも比較的単調でL2再加速も11.6という程度だし、12.4とL1は落とした。ここでは甘くなった。
16番枠からやや出負け、そこから促しながら追走していくが中団の外目まで。道中も中団外で進めて特に折り合い面も問題なく。3~4角でもできるだけ外に出さずに仕掛けを待って中目から直線。序盤で少し狭くなったのもあったがその間に外から一気にタイセイビジョンに交わされる。そこからの盛り返しがなくジリジリと後退しての8着完敗。
まあ外枠だったし前半から速かったので3角辺りから外だったのはしんどかったかな。3~4角ではなるべく中目でジッとしてという競馬をしていたけど、直線入りで外から一気にタイセイビジョンに交わされた時点でちょっと難しかった。L1も脚を使えなかったしこの時点ではもう余力がなかったと考えた方が良いと思う。となるとまだ成長の過程だったのかなというのはあるし、富士Sで厳しい流れでも踏ん張れたように成長はしていると思う。タイセイビジョンを撃破しているわけでね。まあハイペース過ぎてそこでポジションを取れないと問題だし、富士Sは実質で見ればそこまで流れなかったからね。多少のハイまでなら安定するというイメージで良いかな。
マイルチャンピオンシップ2020への展望
阪神マイルに変わるけど、総合力が高い中で割とL1まで踏ん張れるのは強みだと思う。NHKマイルCにしても楽にレシステンシアについていく基礎スピードを持ち、ギアの上げ下げが3~4角から直線で求められて馬なりで反応していた。そしてそこから最速地点でレシステンシアを捕えてL1で突き放してという競馬ができていると。レシステンシアにとってはチューリップ賞ほど緩い流れでもなかったからね。このレシステンシアを楽に撃破したのは評価していいと思う。
3歳世代で高速馬場ならひとまずこの馬が一番としておくべきかな。ただ、やはり武器としては総合力の高さにあるし、いい位置を取って3~4角で前目内目をというのが理想。L1も踏ん張れるけど朝日杯を見てもそうだが中団から外外をという競馬ではちょっと難しいと思うし、多少前半速くても流れに乗っていくことが大事。後は古馬との比較になるかな…正直富士Sは時計が掛っていたので今の阪神マイルだとなかなか参考にしづらいところはある。今回だとグランアレグリアという絶対王者が要るし、グランは正直流れちゃったほうがマイルでは強いと思うんだよね。こちらもある程度流れた方が良いけど、そのうえでもグランは強敵。後は枠の並びや展開面でどこまでうまく2列目内に入り込めるかやね。枠が良ければ信頼度も上がってくるタイプだと思うので、内枠を引けば対抗ぐらいまでは?あるかもしれないが、それでも現時点では連下ぐらいで考えておく。